年間を通じ、その年の最も優秀な車を選定、表彰する『日本カー・オブ・ザ・イヤー(以下COTYと略)』(主催:日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会)。
東京都文京区にあるフォーシーズンズホテル椿山荘東京において、今年度の第一次選考が開催された。

対象となる車は「前年の11月1日から当年の10月31日までに日本国内で発表、または発売された全ての乗用車」。そのほかいくつかのレギュレーションのもと選出される。
今年は結果として55台がノミネート。その中から、事前に今年度の選考委員60名がそれぞれ10台を選出して投票。本日はその開票が行われたのだ。
選考委員、実行委員、自動車メーカーの代表などが見守る中、開票は14時から開始、約1時間半にわたる開票の結果、選ばれた10台は以下の通りである。(敬称略、順不同)




それぞれの投票数に関しては非公開だが、三好実行委員長は「選ばれた10台に差はない」とコメント。
ともかく、ここで「10ベストカー」に選ばれた10台は、まだ第二次選考(本選)参加へのチケットを得ただけであり、優劣がついている段階ではない。
ただし、この時点での特徴として、昨年までは国産車と輸入車の選出台数がほぼ5:5と拮抗していたのに、今年は国産車が7台も選出されていることがあげられる。それだけ魅力ある国産車が市場に数多く投入された結果であろう。

COTYの最終選考は、有明コロシアムにて11月20日(火)に投票が行われ、11月21日(水)に本賞、及び特別賞が発表される。
最終選考に関しても「日刊CS」で速報するのでこうご期待。

(カーセンサー編集部・高山)