自分にピッタリのキャンピングカーを見つける方法

飛行機や電車のチケットの手配も、宿の手配もぜーんぶすっ飛ばしてふら~っとどこかへ行きたくなるときってありませんか? キャンピングカーがあれば、あなたを素敵な非日常へと誘ってくれますよ。
最近テレビなど様々なメディアで取り上げられているキャンピングカー。「お金と時間に余裕のある団塊の世代が買っているんでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、それだけではありません。
3月下旬から始まった高速道路の休日特別割引をうまく使えば1000円で思いきった遠出もできます。最近では道の駅やサービスエリア、パーキングエリアなどの設備が充実しているので、宿の予約無しでも泊まることが出来て旅費の節約も出来ちゃいます。
旅行好きな人や家族連れにとってもキャンピングカーは魅力的な「どこでもドア」なのです。
今月のマンスリー特集では代表的なキャンピングカーと、実際キャンピングカーを使用しているオーナーさんのライフスタイルをもとにキャンピングカーの魅力をご紹介します。

キャンピングカーの選び方

キャンピングカーを探すときに一番大事な事は「キャンピングカーを使って何をしたいか、どのように使うか」をハッキリさせること。
キャンピングカーといっても実はその使い方は人によって様々。写真や釣り、バードウォッチングなどの趣味をさらに充実させるために使う人もいれば、ペットと一緒に旅行するという人もいます。もちろん、夫婦や家族で旅行を楽しむ人たちも。まずは、あなたならキャンピングカーで何をしたいのかをハッキリさせましょう。

次にキャンピングカーをメインで使うのか、セカンドカーとして購入するのか決めましょう。
普段使いを望むのであれば、日常の通勤、買い物にも使えて、街中の駐車場にも対応できたほうが良いでしょう。
逆にセカンドカーとして購入する場合は駐車場の確保が重要になってきます。その上で自分の運転技量に見合った車を選ぶと良いでしょう。トレーラーの中にはけん引免許が必要なものもありますので、注意してください。

使用頻度も重要なポイントです。せっかく高い買い物をしたのに年に1・2回しか乗らなかった…ではちょっともったいないですからね。ちなみに自分の家の敷地に余裕がある方で、「キャンピングカーを使わない時はお庭に置いて、子供部屋にしてますよ」という方もいらっしゃいます。キャンピングカーの使い道をあなたなりに考えてみると、選ぶ車種が広がってきます。

使用人数も大切です。乗車定員と就寝定員が必ずしも一致していないので販売店でよく確認してください。

とはいえ、やはり一番重要なのは予算です。
キャンピングカーは、ベースとなる車種や装備のグレードでによって、200万~1000万円まで価格帯が幅広くなっています。
最近では軽自動車をベースにした軽キャンパーが登場し、キャンピングカーがぐっと身近なものになっています。価格も新車価格で156万円からという 物件もあってかなりリーズナブル。
また、人気の高いハイエースベースのバンコンや輸入キャンピングカーも、走行距離が少なくて内装も綺麗なのに200万円台から手に入る物件が多数あります。

自分の使用目的に合ったベース車を選んだら、設備を吟味してください。
就寝スペースやキッチンはキャンピングカーにとって必須条件ですが、トイレやシャワーは本当に必要ですか?冷蔵庫やテレビは?といった具合にアレもコレも装備していると価格はあっという間に高くなってしまいます。
自分の予算内で必要最低限の設備を整えるようにしましょう。

このように、自分が実際にキャンピングカーを使用することを想像しながら自分に合ったキャンピングカーを探していけば失敗はないはずです。

カーセンサーで探せる主なキャンピングカー|キャンピングカーを見つける方法

キャブコン

専用のキャブ付きシャーシ(ピックアップトラック、SUV、および、バン型車をベースにしたものを含む)にキャビンを架装メーカーが製造したもの 写真は三菱 ミニキャブトラックベース

バンコン

バン、ミニバン、ワゴンをベースに架装メーカーが改造したもので、専らキッチン、サニタリーおよび就寝スペースに重点を置いたもの 写真はダッジ ロードトレック170ベース

バスコン

バス、マイクロバスをベースに架装メーカーが改造して製造したもの 写真はトヨタ コースターベース

トレーラー
トレーラー

けん引装置(ボールヒッチ、フィフスホイール)によって牽引されるシャーシ(フレーム、車軸系などのみ)にキャビンを架装し製造したもの

トレーラー
フルコン

専用のベアシャーシ(フレーム,駆動系、エンジンなどのみ)にキャビンのすべてを架装メーカーが製造したもの

上で紹介したのはカーセンサーで探せる主な車種です。さらにキャンピングカーの魅力に迫るべく、軽キャンピングカー、国産のバンコン、バスコンなどのワンボックス系キャンピングカー、輸入キャンピングカーの詳細な情報を1ヵ月にわたり紹介していきます。