マツダ スクラムトラック【フルモデルチェンジ】|ニューモデル速報

マツダの軽トラックであるスクラムトラックがOEM元のスズキ キャリイの変更を受けてフルモデルチェンジした

快適な居住性と現場での実用性を追求、さらに低燃費を実現

軽トラックとしての使いやすさを追求した機能と装備

新型では、車体のレイアウトが全面的に見直された。クラストップの最少回転半径3.6mや荷台フロア長2030mmを実現。さらに、荷台の床面地上高は650mmと作業しやすい高さとなった。

室内空間も拡大された。フロントウインドウを前方に移動し、頭部前方の空間が広がっている。また、利便性も高められた。オーディオが上部に配置され見やすくなり、周辺に収納スペースも豊富に設けられた。ティッシュボックスを置ける大型インパネアッパートレーや買い物袋などをかけられるフックなども装備されている。

軽トラックに求められる安全性や耐久性に加え、燃費性能も向上

貨物車の安全基準である56km/hオフセット衝突法規に対応。防錆対策強化による長期サビ保証など、軽トラックに求められる安全性や耐久性が向上した。

環境性能も改善されている。新型エンジンや車体の軽量化などにより、「KCエアコン・パワステ」2WD・5MT車では、JC08モード18.6km/Lというクラストップの低燃費を実現。「平成19年排出ガス基準」および「平成27年度燃費基準」を全車で達成している。

用途に合わせたモデルを用意

用意されるグレードは、フォグランプなどの安全性や快適性をサポートする装備が充実している「KX」、悪路走破時に威力を発揮するデフロックと高低速2段切替え式パートタイム4WDを装備する「KCパワステ農繁」など。ユーザーの用途に合わせてたモデルがラインナップされている。

価格は、5MT+2WDのエントリーモデル「KCエアコン・パワステ」の78万4350円から、3AT+4WDの最上級グレード「KX」の117万1800円まで。なお、発売は2013年9月20日からとなる。

クラス最大の荷室長2030mmを実現。荷台の床面地上高は650mmと作業しやすい高さに設定されている。室内空間も広がり居住性も向上した

クラス最大の荷室長2030mmを実現。荷台の床面地上高は650mmと作業しやすい高さに設定されている。室内空間も広がり居住性も向上した

グレード KCエアコン・パワステ KCパワステ農繁 KX
駆動方式 FR 4WD
トランスミッション 5MT 3AT
全長×全幅×全高(mm) 3395×1475×1765
ホイールベース(mm) 1905
車両重量(kg) 690 730 740
乗車定員(人) 2
エンジン種類 直3DOHC
総排気量(cc) 658
最高出力[kW(ps)rpm] 37(50)/5700
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 63(6.4)/3500
JC08モード燃費(km/L) 18.6 18.4 16.6
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/34
車両本体価格(万円) 78.435 87.36 117.18
■発表日:平成25年9月13日 ■取り扱い:マツダ店、マツダアンフィニ店、マツダオートザム店