マツダ フレアワゴン【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: マツダの新型車
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2013/03/25
マツダの軽トールワゴンタイプであるフレアワゴンが、OEM元のスズキ スペーシアの登場を受けフルモデルチェンジを果たした。発売は2013年4月25日からとなる
高い環境性能を実現。全モデルがエコカー減税対象
広さと使いやすさを両立
エクステリアは室内の広さと解放感を感じさせる。親しみやすく、シンプルでスタイリッシュなデザインだ。
インテリアは、ガラスエリアとインストルメントパネルの造形やカラーリングの工夫により、開放的な雰囲気となっている。また、ハイルーフとロングホイールベースにより、室内高1375mm/室内長2215mmというゆとりある室内を実現。後席ドアには開口幅580mm/開口高1230mmのスライドドアと、340mm(2WD車)の低いリアステップを採用することで、乗降性も高められている。
利便性も高い。左右独立格納型のリアシートを軽量化し操作性を改善、ほぼフラットで奥行きのあるラゲージを作り出せる。なんと、一般的な27インチ型自転車をそのまま積載できるという。また、携帯電話などの小物を収納するのに便利な「フロントミドルドアポケット」や、助手席側のグローブボックスに箱型ティッシュを格納できるフタ付きの「インパネトレイ(助手席側)」など、豊富な収納スペースが装備される。
「マップルナビ」を標準搭載したスマートフォン連携ナビがオプションで用意されたこともトピックだ。マルチタッチ対応6.2インチディスプレイの採用によりスマートフォンのように操作が可能。バックモニター、AM/FMラジオ、ワンセグテレビを装備し、Bluetoothによる無線接続にも対応している。さらに、専用ケーブルでスマートフォンを接続することで、対応アプリケーションのモニター表示や操作もできる。
エネルギー効率を高める低燃費技術
パワートレインは、660ccのVVTエンジンと副変速機構付CVTとの組み合わせ。力強い走りと低燃費を両立した。また、エンジンや足回り、内外装部品などの軽量化を徹底することで、先代モデルに比べて90kgも軽くなっている。
さらに、ブレーキを踏んで13km/h以下に減速するとエンジンが自動停止する「アイドリングストップシステム」や、アイドリングストップ中にエアコンが停止し送風状態になったとき、蓄冷剤を通した冷風で室温の上昇を抑える「エコクールL」、エネルギー回生システム「エネチャージ」などの低燃費技術を採用。JC08モード燃費は2WDモデルで29.0km/Lという優れた数値を実現した。
装備の違いによる2モデルを用意
モデルバリエーションは、エントリーモデルにあたる「XG」と、アドバンストキー携帯時にドアハンドルのスイッチを押すだけで後席左側ドアが自動で開く「ワンアクションパワースライドドア」などが備わる上級グレードの「XS」の2モデルを用意。なお、「XS」にはルーフやドアミラー、フルホイールキャップが白塗装となる「2トーンカラー」も設定される。両グレードとも駆動方式は2WDと4WDを選ぶことができる。
価格は、2WDのエントリーモデル「XG」の126万5250円から、4WDの上級グレード「XS」の145万1100円までとなる。
グレード | XG | XS |
駆動方式 | FF | 4WD |
トランスミッション | CVT | |
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1735 | 3395×1475×1740 |
ホイールベース(mm) | 2425 | |
車両重量(kg) | 840 | 900 |
乗車定員(人) | 4 | |
エンジン種類 | 直3DOHC | |
総排気量(cc) | 658 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 38(52)/6000 | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 63(6.4)/4000 | |
JC08モード燃費(km/L) | 29.0 | 26.8 |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/27 | |
車両本体価格(万円) | 126.525 | 145.11 |