マツダ ビアンテ【マイナーチェンジ】
カテゴリー: マツダの新型車
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2013/05/30
マツダの中型トールタイプミニバン、ビアンテがマイナーチェンジを果たした。マツダ独自の環境技術、スカイアクティブを採用し、高い燃費性能を実現している
スカイアクティブを搭載し、快適な走りと低燃費を実現
プレマシーに続く「スカイアクティブ」搭載ミニバン第2弾
今回のマイナーチェンジにおける最大のトピックは、2WDモデル全車に高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と高効率AT「SKYACTIV-DRIVE」を搭載したことだ。実用域から高回転域まで力強く、変速制御も最適化されたパワートレインによって、運転しやすいだけでなく走りを楽しめるようになった。同時に、JC08モード燃費では14.8km/Lという低燃費を達成。2Lクラス、全高1800mm以上のミニバンでは、ガソリン車として唯一のエコカー減税対象車となった。
精悍さと上質感が高められた
エクステリアのカラーには、精悍なイメージの新色「ジェットブラックマイカ」をはじめ全6色がラインナップされた。インストルメントパネルには、ブラックメタリックとグロッシーダークグレー(新グレード「グランツ-スカイアクティブ」「グランツ」専用)が用意されるなど内外装の質感が高められている。
利便性も向上している。リアドアに電動両側スライドドアとスライドドアイージークロージャーが標準装備された。ラゲージルームは、スペアタイアを廃止しパンク修理キットを装備することで床下収納スペースを拡大。3列目乗員用の2列目席スライドレバーも赤色に変更され、わかりやすくなっている。
専用装備が満載の新グレード「グランツ」を追加
新グレード「グランツ-スカイアクティブ」、「グランツ」が追加設定されており、専用フロントバンパーをはじめ、アテンザやCX-5に用いられたデザイン「シグネチャーウイング」を採用するなど、他グレートとは異なるフロントフェイスとなっている。ほかにも、シルバー/ブラックのLEDリアコンビネーションランプベゼルや、リアルーフスポイラーなどが装備される。
価格は、NAエンジンで2WDを採用するエントリーモデル「20C−スカイアクティブ」の227万8500円から、従来型同様の2Lエンジン+4WDの「グランツ」の282万9750円まで。全体的に、従来型より若干のプライスアップとなった。
グレード | 20C-スカイアクティブ | グランツ-スカイアクティブ | グランツ |
駆動方式 | FF | 4WD | |
トランスミッション | 6AT | 4AT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4715×1770×1835 | 4715×1770×1855 | |
ホイールベース(mm) | 2850 | ||
車両重量(kg) | 1660 | 1770 | |
乗車定員(人) | 8 | ||
エンジン種類 | 直4DOHC | ||
総排気量(cc) | 1997 | 1998 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 111(151)/6000 | 106(144)/6200 | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 190(19.4)/4100 | 184(18.8)/4000 | |
JC08モード燃費(km/L) | 14.8 | 9.4 | |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/60 | レギュラー/55 | |
車両本体価格(万円) | 227.85 | 259.875 | 282.975 |