10・15モード燃費30km/Lを実現する、新グレードを設定

  • マツダ デミオ|ニューモデル速報
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↑ボディカラーは13ーSKYACTIV専用色、アクアティックブルーマイカを含む全11色(左) SKYACTIVとi-stopを組み合わせることで、高い燃費性能を実現(右)
マツダの代表的なコンパクトカーであり、海外ではBセグメントハッチバックとしてMAZDA 2の名称で人気を博すデミオにマイナーチェンジが施された。「SKYACTIV TECHNOLOGY」が盛り込まれた新グレード「13-SKYACTIV(スカイアクティブ)」が設定されている。

エクステリアはマツダの共通デザインである5ポイントグリルの新しいフロントフェイスを採用。スポーティさを強調するものに改められた。インテリアではシート生地の変更やメーターパネルのブラック化、インストルメントパネルにシルバー加飾が施されるなど、質感の向上が図られている。瞬間燃費や平均燃費などの情報を表示するトリップコンピュータも全モデルに採用された。

今回のマイナーチェンジにおける最大の目玉となるのが、新グレード「13-SKYACTIV(スカイアクティブ)」の設定だ。マツダが考える「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を高次元で両立させる技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」が投入された、新開発の直噴1.3Lエンジン「SKYACTIV-G 1.3」を採用。

これは、1.3Lクラスでは世界一の高圧縮比である14.0を実現することで、高い効率が追求されたもの。このエンジンを搭載するデミオ13-SKYACTIVは、アイドリングストップシステム「i-stop」との組み合わせで、10・15モード燃費30.0km/L、JC08モード燃費で25.0km/Lを達成している。

13-SKYACTIVには、ドライバーが運転を楽しみながら快適で燃費の良い運転を車がサポートする新開発の「i-DM」や、電子制御式ブレーキアシストが組み込まれる横滑り防止装置のDSC、トラクションコントロールシステムなども採用されている。また、ボディ下部のエンジンアンダーカバーやリアスポイラー、専用の14インチアルミホイールなど空力パーツが装備されたことで、Cd値0.29という優れた空力性能が実現された。

価格はエントリーグレード「13C」の114万9000円から、1.5Lエンジンを搭載する最上級グレード「SPORT」の162万1750円まで。全体的に価格は下げられた。注目の新グレード、13-SKYACTIVは140万円となる。なお発売は6月30日からの予定となっている。
グレード 13C 13C-V 13-SKYACTIV SPORT
駆動方式 FF
トランスミッション 4AT CVT
全長×全幅×全高(mm) 3900×1695×1475
ホイールベース(mm) 2490
車両重量(kg) 990 1010 1020
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1348 1298 1498
最高出力[kW(ps)rpm] 67(91)/6000 66(90)/6000 62(84)/5400 83(113)/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 124(12.6)/3500 120(12.2)/4000 112(11.4)/4000 139(14.2)/4000
10・15モード燃費(km/L) 21.0 23.0 30.0 19.2
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/41 レギュラー/35 レギュラー/41
車両本体価格(万円) 114.9 129.0 140.0 162.175
■発表日:平成23年6月9日 ※発売は6月30日 ■取り扱い:マツダ店、マツダアンフィニ店、マツダオートザム店