日産 ティアナ【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: 日産の新型車
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2014/01/20
日本やアメリカ、中国などを中心に世界120ヵ国以上で年間60万台以上、販売された日産のミディアムラージサイズのセダン、ティアナがフルモデルチェンジした
モダンリビング、おもてなしに加え、走行性能も強化された3代目
目的地までの移動そのものを楽しめるセダンに
新型では、歴代モデルが築いてきた室内や乗り心地の良さはそのままに走りも楽しめるセダンへと進化。ティアナならではのセンスが表現されている。
まず、移動そのものを楽しむセダンを目標に走行性能の向上が図られている。新開発のリアマルチリンクサスペンションが採用され、快適な乗り心地と優れた操縦安定性が両立している。
また、コーナリング時の操舵性を向上させる「アクティブトレースコントロール」などの先進デバイスや、アラウンドビューモニター、車線逸脱警報のLDWなどの運転支援システムも採用された。
歴代モデルの魅力をさらに向上させた内外装
エクステリアでは、従来型が持っていた上質感に加え、フロントフェンダーから後方に流れる抑揚のあるキャラクターラインなどによって、走りを感じさせる躍動感が表現されている。また、存在感のあるフロントグリルや、鋭い眼光を感じさせるヘッドランプなど、フロントフェイスが大胆に洗練された。
インテリアは、2代目のコンセプトである「おもてなし」を継承しつつ快適性がさらに向上。無重力下での人の姿勢を参考に開発した「スパイナルサポート機能付シート」などが採用されている。
さらに全高を低めながらもサイドガラスを垂直に近い角度に立てることで充分なヘッドクリアランスを確保。前席の形状を最適化することで約10mmも広くなった後席ニールームなど、随所に工夫が凝らされ居住性が高められている。
パワートレインは1種類、装備の違いによる3グレードを用意
エンジンは、最高出力173ps/最大トルク234N・mを発生する2.5L直4DOHCを採用。組み合わされるトランスミッションは、燃費と加速性能を両立する新開発のエクストロニックCVTとなる。
また、走行抵抗の低減や、オルタネーター回生制御技術と電動パワーステアリングの採用などにより、従来型に対してJC08モード燃費は26%向上し14.4km/Lとなった。平成27年度燃費基準を達成している。
装備の違いによる3グレードが用意され、価格はベーシックグレード「XE」の242万9700円から、レザーシートなどが備わる最上級グレード「XV」の304万5000円までとなる。
グレード | XE | XV |
駆動方式 | FF | |
トランスミッション | CVT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4880×1830×1470 | |
ホイールベース(mm) | 2775 | |
車両重量(kg) | 1460 | 1470 |
乗車定員(人) | 5 | |
エンジン種類 | 直4DOHC | |
総排気量(cc) | 2488 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 127(173)/6000 | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 234(23.9)/4000 | |
JC08モード燃費(km/L) | 14.4 | |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/65 | |
車両本体価格(万円) | 242.97 | 304.5 |