日産 デイズ【新型車】
カテゴリー: 日産の新型車
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2013/06/06
日産が新型軽自動車、デイズを発表した。三菱との合弁事業NMKVによって開発されたモデルであり、日産が企画から関わった初の軽自動車となる
新時代の日産の軽を目指した意欲作
毎日の生活に楽しい彩りを添える軽
デイズは、その名前のとおり、「毎日(Dayz)」の生活に彩りをもたらし、多様化するユーザーのニーズに幅広く対応できる新時代の軽自動車として開発された。
軽自動車の最大のメリットである維持費の安さ、燃費の良さ、扱いやすさに考慮しながらも、優れた機能性を持った広く快適な室内空間を実現。「この車ならではの新たな価値」を提供することが目標として掲げられた。
日産車のDNAが息づくデザイン
軽という枠にとらわれずグローバルに通用するデザインが目指されたエクステリアは、放射状に広がる立的なフロントグリルや、グリル下端のメッキモールなどにより、フロントビューの幅広さを演出している。特徴的なのはサイドビューで、ヘッドランプから始まるアーチ状のラインと、リアコンビランプから始まる傾きの強いラインが立体的に交錯することで躍動感が強調された。
エルグランドやセレナにもラインナップされる「ハイウェイスター」も用意された。ノーマルモデルとは明確にキャラクター分けされており、よりシャープで存在感あるたたずまいとなっている。フロントマスクには、力強いメッキバーを持つ大型のラジエターグリルを採用。ヘッドランプとあわせてハイウェイスターの定番といえるT字型のスポーティな顔を表現している。また、前後バンパーやサイドシルによりボディを厚く、低重心に見せている。
インテリアは「上質さに包まれた開放的でくつろぎの空間」を追求。センタークラスターを中心に弓なりに広がるインストルメントパネルは、オープントレイを上下2段に分割して薄く見せることで開放感を演出している。ノーマルモデルでは、アイボリーインテリアとシンプルな白色照明の大型メーターを採用。ハイウェイスターでは、シルバーの加飾とブルーの照明メーターをアクセントとしたブラックインテリアでプレミアム感のある空間を表現し、差別化が図られた。
手触りの柔らかなシート表皮や、メイン生地をクッション前部まで張り込んだリアシートなどで質感も高められた。上級グレードには、車両周囲を上空から見下ろしたような映像をルームミラーに表示できる「アラウンドビューモニター」や、ピアノブラック調の大面積タッチパネル式のオートエアコンなども装備される。
新開発のコンパクトな直3ユニットを採用
エンジンは新開発の直3ユニットを採用した。軽自動車初となる燃焼室内の温度を下げ耐ノッキング性能を高める「水冷クーラー付EGR」や、国産車初となる冷却水バルブを調整してエンジンを低温に保ち燃費を向上させる「電子制御サーモスタット」などの最新技術を搭載。軽ハイトワゴンではトップレベルの低燃費と、加速に優れた力強い走りを両立した。
組み合わされるトランスミッションは、副変速機付のエクストロニックCVT。停車前13km/h以下から働くアイドリングストップ機構を採用し、JC08モード燃費は、軽ハイトワゴンではトップの29.2km/Lを実現した。ターボ仕様(FF)は23.4km/Lとなる。
価格は、NAエンジンで2WDを採用するノーマルのエントリーモデル「J」の106万7850円から、ターボエンジン+4WDの最上級グレード「ハイウェイスターGターボ」の156万7650円までとなる。
日産 デイズを動画でチェック!
グレード | J | X | ハイウェイスターG | ハイウェイスターGターボ |
駆動方式 | FF | 4WD | FF | 4WD |
トランスミッション | CVT | |||
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1620 | |||
ホイールベース(mm) | 2430 | |||
車両重量(kg) | 820 | 880 | 840 | 900 |
乗車定員(人) | 4 | |||
エンジン種類 | 直3DOHC | 直3DOHC+ターボ | ||
総排気量(cc) | 659 | |||
最高出力[kW(ps)rpm] | 36(49)/6000 | 47(64)/6000 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 59(6.0)/5000 | 56(5.7)/5500 | 98(10.0)/3000 | |
JC08モード燃費(km/L) | 25.8 | 26.0 | 29.2 | 22.6 |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/30 | |||
車両本体価格(万円) | 106.785 | 122.01 | 137.97 | 156.765 |