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日産 マーチ【フルモデルチェンジ】

カテゴリー: 日産の新型車

タグ:

2010/07/13

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マーチらしさを継承しながら
燃費性能を大幅に向上させた4代目

<img src="//d2i6c6y1xqgf7t.cloudfront.net/media/newmodel/thum- NI_1007March01.jpg" width="400" height="300" alt="日産マーチ｜ニューモデル速報" />

↑ボディカラーは写真のスプリンググリーンを含む全9色

• コンセプト｜
• 内外装｜
• バリエーション｜
• SPECIFICATIONS

コンセプト
1.2Lの3気筒エンジンは
ガソリン車最高水準の燃費性能

約28年にわたって、日産のボトムを支えてきたコンパクトハッチバック、マーチが約8年半ぶりにフルモデルチェンジを果たした。

従来型で人気を博した多彩なボディカラーや小回り性能、運転のしやすさはそのまま継承しながら、燃費性能の改善を見据えて新開発された1.2Lの3気筒DOHCエンジンを採用。全車にワイドな変速比幅をもつ、副変速機付きの新型エクストロニックCVTが組み合わされる。

10・15モード燃費はFFモデルで24km/L、4WDモデルでも20km/Lを達成。さらにFFモデルの上級グレードにはアイドリングストップ機構が組み込まれており、10・15モード燃費は26km/Lとなる。新型では、全モデルが75％のエコカー減税対象となっている。これらによって、コンセプトは「フレンドリー エコハッチバック」とされた。親密さと経済性の高さが追求されている。

内外装
マーチらしさが継承されたエクステリア
室内は曲線主体で守られ感を演出

丸いヘッドランプやアーチを描くサイドウインドウなど、エクステリアデザインは、マーチらしさが継承された。新型の特徴としては、運転時に車両感覚をつかみやすくするためのフロントフェンダーの盛り上がりや、タイヤをボディ四隅に寄せたデザインなどにより、キビキビ感を演出。

ウエストライン下のふくらんだキャラクターラインは、しっかりとした守られ感を演出したものだという。また後端でわずかに跳ね上げられた流線形のルーフラインは、後方へ流れる空気を最適に整流し、空気抵抗を抑えるための工夫だ。ルーフラインが延ばされたことで、後席の居住性にも貢献しているという。

インテリアは、センタークラスターを挟んで、運転席側のメーターナセルや助手席ダッシュボードに丸みを与えたツインバブル形状が特徴。これは守られ感を狙ったものだという。上級グレードはツートーンカラーとなっており、ファッショナブルさ、開放感などが演出されている。

パッケージングにも工夫が施されており、運転席は先代モデルより10mm上げられたことで、見晴らしの良さや乗降性が向上した。フロントウインドウも上下・左右ともに拡大されており、停止線で止まっても頭上の信号が確認しやすくなっている。後席の居住性もニールーム、ヘッドルームともに広げられた。キャビンの広さはクラストップだとメーカーは謳っている。

バリエーション
ベースグレードでも装備は充実
オーテック版のボレロもラインナップ

前述のとおり、パワートレインは全モデル共通。ベースグレードの12Sにはアイドリングストップ機構が備わらないが、EBDやABS、リアワイパーといった安全にかかわる装備に抜かりはない。12Xはインテリジェントキーやドアロック連動自動格納機能付きドアミラーが備わる中間グレード。最上級の12Gでは、オートエアコンがプラスされる。12Sと12GはFFのほかに、4WDも選択が可能。

12Gのメーター内ディスプレイがユニークだ。半ドアやパーキングブレーキのかけ忘れなどを知らせるウォーニングランプもちろん、縦列駐車や駐車時などで、タイヤの向きを教えてくれるタイヤアングルインジケーター機能や誕生日などをお祝いしてくれるアニバーサリー表示なども備わっている。

先代に用意されたオーテックによるドレスアップモデル、ボレロも用意される。こちらは、メッシュ状の大型グリルや専用バンパー、ワインカラーのシート地およびフィニッシャーなど素のマーチより抑えめで上品な内外装となっている。また、助手席回転シートを採用したライフケアビークル、アンシャンテも2011年1月に登場の予定だ。

価格はエントリーグレード、12Sの99万9600円から、4WDモデルの12G FOURの164万4300円まで。アイドリングストップを備えるFFの12Gは146万8950円となる。

POINT

1 キックアップされたルーフ後端
空力と後席の居住性に貢献

2 守られ感を演出する
ツインバブル形状のインパネ

3 クラストップの室内空間
前後席ともに居住性が向上

4 燃費性能に優れる
新開発となる1.2Lの直3エンジン

SPECIFICATIONS

グレード	12S	12X FOUR	12G
駆動方式	FF	4WD	FF
トランスミッション	CVT
全長×全幅×全高(mm)	3780×1665×1515	3780×1665×1525	3780×1665×1515
ホイールベース(mm)	2450
車両重量(kg)	940	1030	960
乗車定員(人)	5
エンジン種類	直3DOHC
総排気量(cc)	1198
最高出力[ｋＷ(ps)rpm]	58（79）/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm]	106（10.8）/4400
10･15モード燃費(km/L)	24.0	20.0	26.0
ガソリン種類／容量(L)	レギュラー／41
車両本体価格(万円)	99.96	140.49	146.895

■発表日：平成22年7月13日　■取り扱い：日産ディーラー

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日産 マーチ【フルモデルチェンジ】/新型車速報・新車情報

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従来型で人気を博した多彩なボディカラーや小回り性能、運転のしやすさはそのまま継承しながら、燃費性能の改善を見据えて新開発された1.2Lの3気筒DOHCエンジンを採用。全車にワイドな変速比幅をもつ、副変速機付きの新型エクストロニックCVTが組み合わされる。<br>
<br>
10・15モード燃費はFFモデルで24km/L、4WDモデルでも20km/Lを達成。さらにFFモデルの上級グレードにはアイドリングストップ機構が組み込まれており、10・15モード燃費は26km/Lとなる。新型では、全モデルが75％のエコカー減税対象となっている。これらによって、コンセプトは「フレンドリー エコハッチバック」とされた。親密さと経済性の高さが追求されている。

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マーチらしさが継承されたエクステリア<br />室内は曲線主体で守られ感を演出
</h4>
丸いヘッドランプやアーチを描くサイドウインドウなど、エクステリアデザインは、マーチらしさが継承された。新型の特徴としては、運転時に車両感覚をつかみやすくするためのフロントフェンダーの盛り上がりや、タイヤをボディ四隅に寄せたデザインなどにより、キビキビ感を演出。<br>
<br>
ウエストライン下のふくらんだキャラクターラインは、しっかりとした守られ感を演出したものだという。また後端でわずかに跳ね上げられた流線形のルーフラインは、後方へ流れる空気を最適に整流し、空気抵抗を抑えるための工夫だ。ルーフラインが延ばされたことで、後席の居住性にも貢献しているという。<br>
<br>
インテリアは、センタークラスターを挟んで、運転席側のメーターナセルや助手席ダッシュボードに丸みを与えたツインバブル形状が特徴。これは守られ感を狙ったものだという。上級グレードはツートーンカラーとなっており、ファッショナブルさ、開放感などが演出されている。<br>
<br>
パッケージングにも工夫が施されており、運転席は先代モデルより10mm上げられたことで、見晴らしの良さや乗降性が向上した。フロントウインドウも上下・左右ともに拡大されており、停止線で止まっても頭上の信号が確認しやすくなっている。後席の居住性もニールーム、ヘッドルームともに広げられた。キャビンの広さはクラストップだとメーカーは謳っている。

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<h4><span>バリエーション</span><br />
ベースグレードでも装備は充実<br />オーテック版のボレロもラインナップ
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前述のとおり、パワートレインは全モデル共通。ベースグレードの12Sにはアイドリングストップ機構が備わらないが、EBDやABS、リアワイパーといった安全にかかわる装備に抜かりはない。12Xはインテリジェントキーやドアロック連動自動格納機能付きドアミラーが備わる中間グレード。最上級の12Gでは、オートエアコンがプラスされる。12Sと12GはFFのほかに、4WDも選択が可能。<br>
<br>
12Gのメーター内ディスプレイがユニークだ。半ドアやパーキングブレーキのかけ忘れなどを知らせるウォーニングランプもちろん、縦列駐車や駐車時などで、タイヤの向きを教えてくれるタイヤアングルインジケーター機能や誕生日などをお祝いしてくれるアニバーサリー表示なども備わっている。<br>
<br>
先代に用意されたオーテックによるドレスアップモデル、ボレロも用意される。こちらは、メッシュ状の大型グリルや専用バンパー、ワインカラーのシート地およびフィニッシャーなど素のマーチより抑えめで上品な内外装となっている。また、助手席回転シートを採用したライフケアビークル、アンシャンテも2011年1月に登場の予定だ。<br>
<br>
価格はエントリーグレード、12Sの99万9600円から、4WDモデルの12G FOURの164万4300円まで。アイドリングストップを備えるFFの12Gは146万8950円となる。</div>

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<h5>POINT</h5>
<h6><span>1</span>
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                            [html_body] => <div class="col2-02">
<h3>
マーチらしさを継承しながら<br /> 
燃費性能を大幅に向上させた4代目
</h3>
<div class="col-left">
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<div class="img-desc">↑ボディカラーは写真のスプリンググリーンを含む全9色</div>
<div class="box1">
<ul>
<li><a href="#01">コンセプト</a>｜</li>
<li><a href="#02">内外装</a>｜</li>
<li><a href="#03">バリエーション</a>｜</li>
<li><a href="#04">SPECIFICATIONS</a></li>
</ul>
</div> 

<a name="01" id="01"></a>
<h4><span>コンセプト</span><br />
1.2Lの3気筒エンジンは<br />ガソリン車最高水準の燃費性能
</h4>
<!-- short sentence start -->約28年にわたって、日産のボトムを支えてきたコンパクトハッチバック、マーチが約8年半ぶりにフルモデルチェンジを果たした。<!-- short sentence end --><br>
<br>

従来型で人気を博した多彩なボディカラーや小回り性能、運転のしやすさはそのまま継承しながら、燃費性能の改善を見据えて新開発された1.2Lの3気筒DOHCエンジンを採用。全車にワイドな変速比幅をもつ、副変速機付きの新型エクストロニックCVTが組み合わされる。<br>
<br>
10・15モード燃費はFFモデルで24km/L、4WDモデルでも20km/Lを達成。さらにFFモデルの上級グレードにはアイドリングストップ機構が組み込まれており、10・15モード燃費は26km/Lとなる。新型では、全モデルが75％のエコカー減税対象となっている。これらによって、コンセプトは「フレンドリー エコハッチバック」とされた。親密さと経済性の高さが追求されている。

<a name="02" id="02"></a>
<h4><span>内外装</span><br />
マーチらしさが継承されたエクステリア<br />室内は曲線主体で守られ感を演出
</h4>
丸いヘッドランプやアーチを描くサイドウインドウなど、エクステリアデザインは、マーチらしさが継承された。新型の特徴としては、運転時に車両感覚をつかみやすくするためのフロントフェンダーの盛り上がりや、タイヤをボディ四隅に寄せたデザインなどにより、キビキビ感を演出。<br>
<br>
ウエストライン下のふくらんだキャラクターラインは、しっかりとした守られ感を演出したものだという。また後端でわずかに跳ね上げられた流線形のルーフラインは、後方へ流れる空気を最適に整流し、空気抵抗を抑えるための工夫だ。ルーフラインが延ばされたことで、後席の居住性にも貢献しているという。<br>
<br>
インテリアは、センタークラスターを挟んで、運転席側のメーターナセルや助手席ダッシュボードに丸みを与えたツインバブル形状が特徴。これは守られ感を狙ったものだという。上級グレードはツートーンカラーとなっており、ファッショナブルさ、開放感などが演出されている。<br>
<br>
パッケージングにも工夫が施されており、運転席は先代モデルより10mm上げられたことで、見晴らしの良さや乗降性が向上した。フロントウインドウも上下・左右ともに拡大されており、停止線で止まっても頭上の信号が確認しやすくなっている。後席の居住性もニールーム、ヘッドルームともに広げられた。キャビンの広さはクラストップだとメーカーは謳っている。

<a name="03" id="03"></a>
<h4><span>バリエーション</span><br />
ベースグレードでも装備は充実<br />オーテック版のボレロもラインナップ
</h4>
前述のとおり、パワートレインは全モデル共通。ベースグレードの12Sにはアイドリングストップ機構が備わらないが、EBDやABS、リアワイパーといった安全にかかわる装備に抜かりはない。12Xはインテリジェントキーやドアロック連動自動格納機能付きドアミラーが備わる中間グレード。最上級の12Gでは、オートエアコンがプラスされる。12Sと12GはFFのほかに、4WDも選択が可能。<br>
<br>
12Gのメーター内ディスプレイがユニークだ。半ドアやパーキングブレーキのかけ忘れなどを知らせるウォーニングランプもちろん、縦列駐車や駐車時などで、タイヤの向きを教えてくれるタイヤアングルインジケーター機能や誕生日などをお祝いしてくれるアニバーサリー表示なども備わっている。<br>
<br>
先代に用意されたオーテックによるドレスアップモデル、ボレロも用意される。こちらは、メッシュ状の大型グリルや専用バンパー、ワインカラーのシート地およびフィニッシャーなど素のマーチより抑えめで上品な内外装となっている。また、助手席回転シートを採用したライフケアビークル、アンシャンテも2011年1月に登場の予定だ。<br>
<br>
価格はエントリーグレード、12Sの99万9600円から、4WDモデルの12G FOURの164万4300円まで。アイドリングストップを備えるFFの12Gは146万8950円となる。</div>

<div class="col-right">
<h5>POINT</h5>
<h6><span>1</span>
キックアップされたルーフ後端<br />空力と後席の居住性に貢献
</h6>
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<h6><span>2</span>
守られ感を演出する<br />ツインバブル形状のインパネ
</h6>
<a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14218/NI_1007March_03.jpg" target="_blank"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14218/thum-NI_1007March_03.jpg" width="224" height="168" alt="日産マーチ インパネ｜ニューモデル速報" /></a>
<h6><span>3</span>
クラストップの室内空間<br />前後席ともに居住性が向上
</h6>
<a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14218/NI_1007March_04.jpg" target="_blank"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14218/thum-NI_1007March_04.jpg" width="224" height="168" alt="日産マーチ シート｜ニューモデル速報" /></a>
<h6><span>4</span>
燃費性能に優れる<br />新開発となる1.2Lの直3エンジン
</h6>
<a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14218/NI_1007March_05.jpg" target="_blank"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14218/thum-NI_1007March_05.jpg" width="224" height="168" alt="日産マーチ エンジン｜ニューモデル速報" /></a>
</div>

<div class="spec">
<a name="04" id="04"></a>
<h4>SPECIFICATIONS</h4>
<table>
<tr>
<td class="td-title">グレード</td>
<td>12S</td>
<td>12X FOUR</td>
<td>12G</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">駆動方式</td>
<td>FF</td>
<td>4WD</td>
<td>FF</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">トランスミッション</td>
<td colspan="3">CVT</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">全長×全幅×全高(mm)</td>
<td>3780×1665×1515</td>
<td>3780×1665×1525</td>
<td>3780×1665×1515</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">ホイールベース(mm)</td>
<td colspan="3">2450</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両重量(kg)</td>
<td>940</td>
<td>1030</td>
<td>960</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">乗車定員(人)</td>
<td colspan="3">5</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">エンジン種類</td>
<td colspan="3">直3DOHC</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">総排気量(cc)</td>
<td colspan="3">1198</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最高出力[ｋＷ(ps)rpm]</td>
<td colspan="3">58（79）/6000</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最大トルク[N・m(kg-m)/rpm]</td>
<td colspan="3">106（10.8）/4400</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">10･15モード燃費(km/L)</td>
<td>24.0</td>
<td>20.0</td>
<td>26.0</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">ガソリン種類／容量(L)</td>
<td colspan="3">レギュラー／41</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両本体価格(万円)</td>
<td>99.96</td>
<td>140.49</td>
<td>146.895</td>
</tr>
</table>
</div>
<div class="author">■発表日：平成22年7月13日　■取り扱い：日産ディーラー</div>
</div>
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                            [keyword] => アイドリングストップ,日産マーチ,コンパクトカー,12G
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                            [html_body] => <h3><span class="font-red">■</span>基礎から見直し、全てが生まれ変わったマーチ</h3>

<!-- short sentence start -->
1982年に初めて登場したコンパクトカーのマーチ。以来約28年にわたって、日本をはじめ世界中の国々で販売されてきたマーチは、日産のコンパクトカーとして歴史あるブランドになった。4代目となる新型マーチは、初代から引き継ぐDNA「フレンドリー」と最新技術の融合によって新時代コンパクトカーの基準を提案している。
<!-- short sentence end --><br />
<br />

新型マーチの数ある特徴の中でまず取り上げたいのは、クラストップレベルの燃費性能。燃焼効率を向上させた1.2Lの直3新エンジン、副変速機を採用した新世代エクストロニックCVT、新開発の軽量・高剛性プラットフォームにアイドリングストップ機能をプラスし、10・15モード燃費26km/L（12G、12XのFF車）のクラストップレベルの低燃費を達成。さらにアイドリングストップ機能を非搭載でも24km/L(12S)と、ともにH22年度燃費基準＋25％を達成した。<br />

<div class="ul_box_02_01 cf">
<ul>
<li><a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14229/100713_march01.jpg" target="_blank"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14229/thum-100713_march01.jpg" width="325" alt="日産 マーチ｜日刊カーセンサー" /><!-- TopBlogsPlusImage end --></a></li>
<li><a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14229/100713_march02.jpg" target="_blank"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14229/thum-100713_march02.jpg" width="325" alt="日産 マーチ リア｜日刊カーセンサー" /></a></li>
</ul>
</div>

<div class="img-desc">
↑新型マーチは新時代コンパクトカーの基準を提案(左) ホイールベースとリアトレッドを拡張することで踏ん張り感を出している(右)</div>

一目でマーチとわかる丸いヘッドライトとアーチ型のサイドウインドウなど、旧型でも特徴的だったデザインは引き継ぎつつ、ホイールベースとリアトレッドを拡張することでタイヤを四隅に配置し、踏ん張り感をもたらしている。<br /><br />

また、広いガラスエリアや車両感覚がつかみやすいフロントフェンダー形状に加え、15km/h以下で前進・バック時のタイヤの向きとステアリングの切れ角、進行方向を表示するタイヤアングルインジケーター（G、G FOUR)など運転のしやすさをサポートするフレンドリーさが凝縮されている。<br />

<div class="ul_box_02_01 cf">
<ul>
<li><a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14229/100713_march03.jpg" target="_blank"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14229/thum-100713_march03.jpg" width="325" alt="日産 マーチ インパネ｜日刊カーセンサー" /></a></li>
<li><a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14229/100713_march04.jpg" target="_blank"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14229/thum-100713_march04.jpg" width="325" alt="日産 マーチ エンジン｜日刊カーセンサー" /></a></li>
</ul>
</div>

<div class="img-desc">↑広いガラスエリアで車両感覚がつかみやすい室内(左) アイドリングストップ機能付きの1.2L直3の新エンジンはクラストップレベルの10・15モード燃費26km/Lを達成(右)</div>

グレード構成はベーシックな12S、インテリジェントキー＆プッシュエンジンスターター、売れ筋モデルとなるであろう、アイドリングストップ機構を備えた12X、タイヤアングルインジケーターが付く上級の12Gの3タイプ。リアをモーターで駆動させる電動式4WDはGとXに用意。<br /><br />

新型マーチの魅力を味わうには、やはりアイドリングストップ機構は欠かせないだろう。となると、最廉価グレードの12Sとは45万円以上の価格差が生じるものの、充実した装備の12Gがベストバイだ。<br /><br />

<div class="author">Report／カーセンサー編集部</div>
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<h3>
新しい時代にも配慮されたLクラスミニバンのパイオニア<br /> 
キング・オブ・ミニバンにふさわしい堂々たるモデルチェンジ
</h3>
<div class="col-left">
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</a>
<div class="img-desc">↑ボディカラーは写真のハイウェイスター専用の新色、オーロラモーヴを含む全5色</div>
<div class="box1">
<ul>
<li><a href="#01">コンセプト</a>｜</li>
<li><a href="#02">内外装</a>｜</li>
<li><a href="#03">バリエーション</a>｜</li>
<li><a href="#04">SPECIFICATIONS</a></li>
</ul>
</div> 

<a name="01" id="01"></a>
<h4><span>コンセプト</span><br />
コンセプトはダイナミック、ラグジュアリー<br />多目的車から多人数乗用車へ
</h4>
<!-- short sentence start -->
日産のLクラスミニバン、エルグランドが、8年ぶりにフルモデルチェンジを果たし、3代目へと進化した。<!-- short sentence end --><br />
<br />
新型エルグランドのコンセプトは「ダイナミック、ラグジュアリー」。ゆるぎない存在感、力強さや所有する誇り、優越感など、エルグランドの魅力を進化させたモデルが目指された。さらに、見た目だけではなく使って感じる満足度やセダンを超える快適性の向上などにも挑戦。MPV（Multi Purpose Vehicle＝多目的車）から、Multi Passenger Car＝多人数乗用車への脱却が図られている。

<a name="02" id="02"></a>
<h4><span>内外装</span><br />
格の違いを感じさせる堂々たるエクステリア<br />特別感と高級・上質を実感できる移動空間
</h4>
エクステリアは、キング・オブ・ミニバンならではの風格が追求された。バンパーからヘッドランプへとつながる厚みのあるフロントマスクや上下2段式のヘッドランプ、リアでは縦横に構えるコンビランプなど、従来型の押し出しの強さはそのまま。ノーズからボディサイドへダイナミックに流れる線と面との構成や、肩の張ったようなボディサイドパネルによりロー＆ワイドなプロポーションが強調されるなど、新たなアクセントも加えられている。<br />
<br />
インテリアは、乗る者すべてが感じる高揚感、プライベート感が追求された。運転席はサポート感のあるバケット風のものが採用された。助手席と2列目シートにオットマンが備わるトリプルオットマンとなっている。さらに、2列目シートは世界初となるシートバック中折れ機能も装備。快適なリクライニング姿勢をとることができる。3列目シートは座面形状に最適設計が施され、乗り心地の向上が図られている。同時に、6：4の分割可倒式となり、中央席もきちんと座ることができるという。また、3列目シートはフォールドダウンした状態からワンタッチで電動復帰するシステムが採用された。<br />
<br />
装備もキング・オブ・ミニバンの称号どおり充実。Bose社との共同開発によるエルグランド専用の5.1chサラウンドシステム＋高精細11インチワイドモニターが、2列目・3列目シート乗員のために用意されている。車室内の音響特性を徹底的にチューニングしたシステムにより、これまでにない臨場感を実現したという。<br />
<br />
もう一つ世界初となる装備が、クイックコンフォートシートヒーターだ。これは人間の生理学特性に着目し、シーンにより温める場所を最適化した「すぐ暖まる」「気持ちよい暖かさが続く」シートヒーターだという。初期は人が温かさを感じやすい、太もも裏やお尻を温め、温度が安定してくると、人が気持よいと感じる、太もも裏と腰を重点的に温めるシステムだ。

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<h4><span>バリエーション</span><br />
駆動方式をFFに変更<br />組み合わされるミッションは6速MT付きエクストロニックCVT</h4>
最大の変更点は駆動方式で、従来型の後輪駆動から、前輪駆動に変更されている。新開発のFFプラットフォームが意のままの走りと燃費性能の向上に貢献。4WD仕様もこのFFをベースとしたものだ。エンジンは従来型と同様の3.5LのV6と、ティアナなどに搭載されるQR25DE型2.5Lの直4エンジンの2種類。2.5Lエンジンは徹底した低フリクション化など、エルグランド専用のチューニングが施され、低速トルクも強化されている。<br />
<br />
組み合わされるミッションは、6速マニュアルモード付きのエクストロニックCVT-M6で、広いギアレンジと低速域からのロックアップを可能にすることで、優れた燃費性能を実現しているという。<br />
<br />
またエコドライブ関連の装備が充実しており、ナビの情報をもとにコーナー手前でエンジンブレーキをかけるナビ協調変速機能や、不要な変速を抑制し燃費に貢献するスマートレブコントロール、ドライバーが特別に意識しなくても、車が自動的にスムーズかつエコな発進をコントロールするスムーズ発進アシストなどが装備される。これらにより、3.5L車は2WD車の一部を除き、50％減税に、2.5L車は全モデル75％減税に適合している。<br />
<br />
価格は、FFで8人乗りのエントリーモデル、250XGの307万6500円から、4WDで7人乗りの最上級グレード、350ハイウェイスタープレミアム464万1000円まで。走りの装備を搭載したオーテックによる、エルグランドライダーも用意される。</div>

<div class="col-right">
<h5>POINT</h5>
<h6><span>1</span>
エルグランドらしい風格を表現<br />ロー＆ワイド感を新たに加味
</h6>
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<h6><span>2</span>
走りを予感させる3連メーター<br />高揚感が演出されたインパネ
</h6>
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<h6><span>3</span>
トリプルオットマンなど<br />ラグジュアリー装備が満載
</h6>
<a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14311/NI_1008Elgrand04.jpg" target="_blank"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14311/thum-NI_1008Elgrand04.jpg" width="224" height="168" alt="日産 エルグランド シート｜ニューモデル速報" /></a>
<h6><span>4</span>
専用チューニングが施された<br />新採用の2.5Lの直4DOHCエンジン
</h6>
<a href="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14311/NI_1008Elgrand05.jpg" target="_blank"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_14311/thum-NI_1008Elgrand05.jpg" width="224" height="168" alt="日産 エルグランド QR25DEエンジン｜ニューモデル速報" /></a>
</div>

<div class="spec">
<a name="04" id="04"></a>
<h4>SPECIFICATIONS</h4>
<table>
<tr>
<td class="td-title">グレード</td>
<td>250XG</td>
<td>250ハイウェイスター</td>
<td>350ハイウェイスター</td>
<td>350ハイウェイスタープレミアム</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">駆動方式</td>
<td>FF</td>
<td>4WD</td>
<td>FF</td>
<td>4WD</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">トランスミッション</td>
<td colspan="4" align="center">CVT</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">全長×全幅×全高(mm)</td>
<td>4915×1850×1805</td>
<td colspan="3" align="center">4915×1850×1815</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">ホイールベース(mm)</td>
<td colspan="4" align="center">3020</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両重量(kg)</td>
<td>1900</td>
<td>1920</td>
<td>2000</td>
<td>2080</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">乗車定員(人)</td>
<td>8</td>
<td>7</td>
<td>8</td>
<td>7</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">エンジン種類</td>
<td colspan="2" align="center">直4DOHC</td>
<td colspan="2" align="center">V6DOHC</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">総排気量(cc)</td>
<td colspan="2" align="center">2488</td>
<td colspan="2" align="center">3498</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最高出力[ｋＷ(ps)rpm]</td>
<td colspan="2" align="center">125（170）/5600</td>
<td colspan="2" align="center">206（280）/6400</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">最大トルク[N・m(kg-m)/rpm]</td>
<td colspan="2" align="center">245（25.0）/3900</td>
<td colspan="2" align="center">344（35.1）/4400</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">10･15モード燃費(km/L)</td>
<td>11.6</td>
<td>11.4</td>
<td>9.8</td>
<td>9.3</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">ガソリン種類／容量(L)</td>
<td colspan="2" align="center">レギュラー／74</td>
<td colspan="2" align="center">プレミアム／74</td>
</tr>
<tr>
<td class="td-title">車両本体価格(万円)</td>
<td>307.65</td>
<td>366.45</td>
<td>385.35</td>
<td>464.1</td>
</tr>
</table>
</div>
<div class="author">■発表日：平成22年8月4日　■取り扱い：日産ディーラー
</div>
</div>
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