誰もが気軽にスポーティな走りを楽しめる最先端技術を満載か!?

  • 日産次期フーガ(インフィニティM)フロントスタイル|ニューモデル速報
  • 日産次期フーガ(インフィニティM)リアスタイル|ニューモデル速報
↑大きなスカイラインとも言えそうな、グラマラスなボディライン。写真はインフィニティM。よく見るとリアには「M56S」の文字が。日本には5.6L搭載車は入ってこないと思われますが、気になりますね
2009年内にフルモデルチェンジが予想される日産フーガの、次期型の写真の一部が8月18日から一般公開されました。ただし写真は北米で販売が予定されているインフィニティMのものです。

詳細なスペックはまだ不明ですが、エンジンラインナップは2.5Lと3.7L、それと4.5Lになると思われます。組み合わされるミッションはスカイラインなどに搭載されている7速ATでしょう。
また、日産初となるハイブリッドを搭載したモデルは、さらに1年以上経ってから追加されることが予想されます。

しかし今回のフルモデルチェンジでの注目は、こうしたパワートレインではなく、日産の最新技術がふんだんに奢られる点です。以下では、今年9月に行われたマスコミ向けの最先端技術説明会から、次期型フーガに搭載されるであろう技術を紹介していきます。
  • 日産次期フーガ(インフィニティM)インパネ|ニューモデル速報
  • 日産次期フーガ(インフィニティM)サイド|ニューモデル速報
↑ドライビングを楽しむためのものか、セミバケットタイプのシートがうかがえます。またナビゲーションには、出会い頭の衝突を防ぐ機能や地図情報などをもとに変速を制御する機能が盛り込まれると思われます。
まずは「コーナリングスタビリティアシスト機能」。これは従来のVDC(横滑り防止装置)を利用し、安心してコーナリングできるのはもちろん、ハンドルやアクセル、ブレーキ操作情報に基づいて、4輪それぞれのブレーキやエンジントルクを適切に調整してくれるというもの。つまり、誰もがもっと気持ちよく、スムーズに曲がれるようになるという機能です。

さらに4WAS(4輪アクティブステア)は従来型よりきめ細かな制御を行うことで、気持ちいいステアリングフィールが目指されています。これにはスポーツモードの装備も予定されています。

こうした運転の楽しさだけでなく、高級車らしい装備も充実すると思われます。先述の最先端技術説明会では、ショックアブソーバーやシートの改良により後席の乗り心地をさらに心地よくする技術が公開されています。またプラズマクラスターイオンやブドウポリフェノールフィルタ、アロマなどを調整して森の中にいるような快適空間を目指した新型エアコンなどの紹介もありました。いずれにせよ、日産が誇る高級セダンにこうした最先端技術(中には世界初のものもあります)が搭載されることは、間違いないでしょう。

ここで取り上げた写真は日産のホームページでも確認できます。
また、同ホームページでは発売直前まで随時情報を更新していくので、気になる方はチェックしてみてください。
http://www.nissan.co.jp/FUGA/NEW