フォード フィエスタ【フルモデルチェンジ】|ニューモデル速報

フォードがグローバルプロダクトとして世界中で展開するコンパクトカー、フィエスタが日本市場に復活。発売は2月1日からとなる

世界戦略車のコンパクトカーが再登場

直列3気筒のダウンサイジングターボ「1.0EcoBoost」を採用

新型フィエスタの最大の特徴は、フォードのガソリンエンジンのラインナップで最もコンパクトな997ccの直列3気筒ユニット「1.0EcoBoost」が採用されたこと。

これは、直噴技術や吸排気独立可変バルブタイミング機構のTi-VCTなどが用いられたダウンサイジングターボ。最高出力100ps/最大トルク170N・mを発生させる。フィエスタでは、最新のデュアルクラッチミッション「6速PowerShift」と組み合わされ、JC08モードで17.7km/Lという優れた燃費性能を実現している。

フォードの新世代デザインテーマを採用

エクステリアは、フォードの新世代グローバルデザインテーマ「New Global Design Language」を反映している。クロームバーが配された台形グリルや、切れ上がったヘッドランプ、フロントからリアに向かって一直線に貫かれたベルトラインとプレスラインなどで、美しさと力強さが表現されている。

インテリアは先進的なデザインながら、快適かつ質感の高さを感じられる空間となった。また、人間工学に基づいて設計されており、操作性も優れている。

最新のインターフェイスも採用されている。フォード独自のシステム「SYNC」によって、車両と接続としたデジタルオーディオプレイヤーやブルートゥース対応の携帯電話をステアリングのスイッチなどで操作できるようになった。他にもオートスピードコントロール、オートエアコンが標準装備されている。

高い安全装備を採用

最新の安全装備や、運転支援システムの採用もトピックだ。低速時自動ブレーキシステムの「アクティブ・シティ・ストップ」や、独自の車両安定化技術「アドバンスドトラック」などを標準装備。ドライバーの脚部を保護するSRSニーエアバッグを含めた7つのエアバッグも備えられている。

モノグレード展開で、価格は229万円となる。

質感の高さ、力強さが強調されたエクステリア。日本仕様にはスポーティな専用ボディキットと大型リアスポイラーが標準装備される

質感の高さ、力強さが強調されたエクステリア。日本仕様にはスポーティな専用ボディキットと大型リアスポイラーが標準装備される

ダッシュボード中央に4.2インチのカラー液晶ディスプレイを配置。8スピーカーのプレミアムサウンド・システムが備わるなど、装備も充実している

ダッシュボード中央に4.2インチのカラー液晶ディスプレイを配置。8スピーカーのプレミアムサウンド・システムが備わるなど、装備も充実している

前方の車をレーザーで検知し、衝突回避、あるいは追突被害を軽減する「アクティブ・シティ・ストップ」など、最新の運転支援システムが採用されている

前方の車をレーザーで検知し、衝突回避、あるいは追突被害を軽減する「アクティブ・シティ・ストップ」など、最新の運転支援システムが採用されている

直列3気筒のダウンサイジングターボ。6速デュアルクラッチミッションの「PoweShift」との組み合わせで、高出力と高燃費を両立した

直列3気筒のダウンサイジングターボ。6速デュアルクラッチミッションの「PoweShift」との組み合わせで、高出力と高燃費を両立した

グレード フィエスタ1.0EcoBoost
駆動方式 FF
トランスミッション 6AT
全長×全幅×全高(mm) 3995×1720×1475
ホイールベース(mm) 2490
車両重量(kg) 1160
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直3DOHC+ターボ
総排気量(cc) 997
最高出力[kW(ps)rpm] 74(100)/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 170(17.3)/1400-4000
JC08モード燃費(km/L) 17.7
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/42
車両本体価格(万円) 229.0
■発表日:平成26年1月9日 ■取り扱い:フォード販売店