メーカー撤退後もサポート体制を維持! 現行型フォード フォーカスがお得すぎる
2016/10/28
狙い目は、ピンポイント!
突然ですが、低走行・高年式の輸入車をお得に購入したいとお思いの方、ぜひフォード フォーカスを検討してみてはいかがでしょうか?
フォーカスなら、現行型で3年以内の年式でも車両価格100万円台でゲットできます。ちなみに、走行距離も5万km前後となかなか好条件。3万km台のものでも120万円以下の物件が見つかりました。初期型といえど割と高年式ですし、お得な中古車を探している人にとってはおいしいモデルだと思うのですが、いかがでしょうか?
……え? フォードは不安だから嫌だ?
そう。2016年1月26日、フォードは突然2016年中に日本から撤退することを発表しました。ユーザーからは「今乗っている車のメンテナンスなどはどうしたらいいの!?」という声が上がり、「将来が心配だから……」と購入対象から外した方も多くいたでしょう。
でも……安心してください!
9月28日、フォード撤退後も日本国内での部品供給、車両保証、リコールおよびユーザーへのアフターサービス業務をピーシーアイ株式会社が継続提供すると発表されました。サービス拠点は全国にわたります。そう、今後も安心して整備を依頼することができるのです。
不安が払拭されたところで、なぜ今フォーカスをオススメするのかもご説明しますね。
もともと流通量が少なく、1台の価格が平均価格に大きく響くフォーカス。実は、モデル全体の平均価格を見ると、180万~220万円を乱高下しており、お買い得車には思えません。
しかし年式に区切って見ていくと、冒頭に書いた2013~2014年式の平均価格は、120万円前後。同年式の現行型フォルクスワーゲン ゴルフTSI ハイライン(新車時価格:299万円)の平均価格は約185万円、現行型BMW 1シリーズ 116i(新車時価格:308万円)の平均価格が約177万円ですから、お得度はなかなか高め。つまりフォーカスは、安くなっているようには見えないけれどお宝物件も眠っている、知る人ぞ知る「大穴」モデルなんです。
安いからと侮るなかれ! 走りの良さはライバルに引けを取らない!
もちろん、現行型フォーカスの中古車がおいしい理由は単に価格が安い&安心というだけではありません。
フォルクスワーゲン ゴルフやBMW 1シリーズ、プジョー 308などと同クラス(Cセグメントと呼ばれています)になるフォーカスは、もともとヨーロッパフォードが欧州市場を意識して企画開発したモデル。ヨーロッパ車らしいキビキビとした走りが特徴で、Cセグメントの中でもハンドリングの良さは群を抜いています。
また現行型はライバルモデルに引けを取らないプレミアム性が与えられ、エクステリアの造形はもちろん、インテリアにも高級な雰囲気が満ちあふれています。ダッシュボードはフロントガラス下部から前席に向かって大きく斜めに傾斜。これにより大きな開放感が得られる他、エアコン吹き出し口が斜め上を向くことで風が車内をくまなく循環するというメリットもあります。
中古車は新車のように“定価”がないため、相場は買いたい人(需要)と売りたいお店や車(供給)のバランスで決まります。流通台数に比べて買いたい人が多いモデル(需要が多い状態)は値落ちのスピードが遅くなり、反対に欲しい人が少ないモデルは値落ちスピードが早くなります。
値落ちスピードの早いモデルはいわゆる不人気車ですが、人気モデルに比べて程度のいいものが驚くほど安く買えるのは大きな魅力。そんな車の中の大穴として注目してほしいのが、この、走り良し、高級感たっぷりで所有後の満足度も高いのに驚くほど安い中古車相場になっているフォーカスなんです。
今後のアフターフォローでも安心できることがわかった今がまさに狙い目! 流通台数がかなり少ないので(現行型全体で29台)、このお得さに気づいた人が一気に買いに走るとあっという間に中古車がなくなります。欲しいと思った人は急いで!
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