フォードの総力を結集したCセグメントハッチバック、上陸

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↑ボディカラーは、写真のキャンディレッドを含む全6色
1998年に初代モデルが発売されて以来、世界で1000万台以上を販売するフォードの主力車種のひとつであるフォーカスが4月13日から発売される。3代目となる新型は、フォードの総力を集め開発されたグローバルプロダクトで、120ヵ国以上で販売される世界戦略車だ。

エクステリアでは、LEDのスモールライトが組み込まれた切れ長のヘッドランプや、低めの全高とロングホイールベースによる伸びやかなサイドビューなど、フォードが提唱するキネティック(動的な)デザインを採用し、躍動感が表現されている。専用ボディキットと大型リアスポイラーを装備することで、空力性能の向上はもちろん、フェンダーラインやバンパーデザインとともにドライビングダイナミクスもイメージさせる。

インテリアは、素材やデザインはもちろん色調などにもこだわり、クラフトマンシップあふれる上質な空間に仕上げられた。空力に優れたボディ設計や、サスペンションのチューニング、エンジンルームやボディ構成部品への遮音材追加など、徹底して騒音や振動を低減。室内の静粛性と快適性が高められた。

パワートレインは、最高出力170ps/最大トルク202N・mを発生する直4直噴2Lエンジンと、フォードとしては日本初となるツインクラッチミッションの6速PowerShift(パワーシフト)の組み合わせ。高い動力性能と環境性能を両立したという。また、コーナリング時のフロントホイールに伝達されるエンジントルクを絶えずコントロールしアンダーステアを軽減する「トルク・ベクタリング・コントロール」も標準装備される。

安全装備も抜かりはない。前方の車に衝突しそうになってもドライバーが回避しない場合、自動的にブレーキをかける「アクティブ・シティ・ストップ」や、ドライバーの操作と、対応する車両の動きをモニターし、意図的にアンダーステアやオーバーステアを発生させ車両を安定させるフォード独自の「アドバンストラック」などが装備される。

「スポーツ」というモデルのみのモノグレード展開で、価格は293万円となる。
グレード スポーツ
駆動方式 FF
トランスミッション 6AT
全長×全幅×全高(mm) 4370×1810×1480
ホイールベース(mm) 2650
車両重量(kg) 1380
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1998
最高出力[kW(ps)rpm] 125(170)/6600
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 202(20.6)/4450
JC08モード燃費(km/L) -
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/55
車両本体価格(万円) 293.0
■発表日:平成25年2月7日 ■取り扱い:フォード販売店