フォード エクスプローラー【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: フォードの新型車
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2011/05/25
20年にわたる歴史の中で最も変革を遂げた
次世代のリアルアメリカンSUV
↑ボディカラーは写真のタキシードブラックを含む全6色
コンセプト
ダウンサイズ化されたエンジンに
先進の4WDシステムが組み合わされる
十分な経済力をもち、社会の中枢にいたベビーブーマーたちに迎えられて1990年にデビューし大ヒットとなった初代以来、フォードのSUVをけん引してきた最重要モデル、エクスプローラーがフルモデルチェンジを果たした。 新型では20年にわたる歴史の中で最も大きな改良が施されている。ボディ構造は伝統的なボディ・オン・フレームから、軽量化に優れたモノコックボディへと変更された。パワートレインは従来の4.6L V8エンジンと同等のパワーをもちながら燃費が改善された、新開発の3.5L V6エンジンを搭載。また、操作性に優れた先進の4WDシステムが採用された。
内外装
次世代を感じさせる個性的なエクステリア
室内は利便性と快適性を追求
エクステリアはSUVらしい安定した台形フォルムのフロントマスクや彫刻的で筋肉質なボディなど、一目見てエクスプローラーとわかる伝統的な力強さを継承。そこに、Cピラー以外はブラックアウトされたグリーンハウスや、LED式のリアコンビネーションランプなど、躍動的でモダンなデザインをプラスした。インテリアはダッシュボードからドアパネルまで、連続したラウンドフォルムにより、一体感あるモダンなデザインとなった。乗員7人のための高品質な居住空間に仕上げられている。ユーザーインターフェイスも刷新された。フォード独自の革新的なドライバーコネクトテクノロジー、マイ・フォード・タッチにより、直感的なタッチパネル操作で、空調/オーディオ/ハンズフリー携帯電話など、さまざまな機能をコントロール。メーターパネルのインフォテイメントディスプレイおよびセンタースクリーンに各情報は常時表示される。
バリエーション
装備の違いによる2グレード展開
上級モデルはプレミアム装備が施される
新開発の3.5L V6エンジンは、吸排気両側に独立可変バルブタイミング機構を採用。燃費性能は従来モデル4Lエンジンと比べて20%以上も改善しながら、最高出力294psを発生。また、低速走行時などエンジンに対する負荷が少ない場合に燃料供給量を絞ることで燃費を改善させる、ADFSO(Aggressive Deceleration Fuel Shut-Off 減速時燃料遮断機構)も新たに導入された。トランスミッションは、マニュアルモード付きの6速ATが組み合わされる。4WDシステムには、センターコンソールに用意されたダイヤルを回し、サンド(砂漠)、マッド&ラット(泥濘地や轍)、スノー(雪道)、ノーマル(オンロード)という4つのモードを選ぶだけで、路面状況に最適な走行モードを自動的に設定する、テレインマネージメントシステムが備えられた。
価格はエントリーモデルであるXLTが440万円。デュアルパネルサンルーフや運転席・助手席シートヒーター&クーラー、スイッチ操作のみで開閉が可能なパワーリフトゲートなど、プレミアム装備が備わる上級グレード、LIMITEDが530万円となる。
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