高い環境性能を実現した最上級ラグジュアリーSUV

  • ランドローバー レンジローバー|ニューモデル速報
  • ランドローバー レンジローバー インテリア|ニューモデル速報
↑世界初となるオールアルミニウム製ボディを採用
洗練味と高性能が自慢のランドローバーのラグジュアリーSUV、レンジローバーが4代目へとフルモデルチェンジを果たした。SUVとして世界で初めてオールアルミニウム製軽量モノコックボディを採用し、大幅な軽量化を実現。高いオフロード性能に加え、オンロードでのパフォーマンスや、CO2排出量、燃費などの環境性能も大幅に高められた。より軽量で頑強に、そして、よりいっそう洗練された。

エクステリアは、歴代モデルが築き上げた伝統的なデザインに現代的な解釈が与えられ、ひと目でレンジローバーだとわかるデザインが採用されている。さらに、より滑らかな空力形状を与えることで、レンジローバー史上最も空力特性に長けたモデルとなった。空気抵抗係数は従来モデルより10%向上し、Cd値0.34を実現した。

インテリアは、エクステリア同様、多くの伝統的なデザイン要素を継承しながら表面のスイッチ類を半減させるなど、シンプルかつモダンに仕上げられている。剛性の高い構造が採用されたキャビンは、最高級のレザーとウッド/カーボンパネルが用いられ、レンジローバーらしい雰囲気が演出されている。また、車高を下げたアクセスモードにおいて20㎜低いルーフラインを実現しながらも、シートパッケージの工夫によりヘッドルームやレッグルームなどの室内空間はむしろ拡大したという。

フルデジタルのメーターパネルとデュアルビューの最新式高解像度ディスプレイを採用した中央の8インチタッチスクリーンや、英国の高級オーディーメーカー、メリディアン社製サラウンドシステムを搭載するなど、装備も充実している。また、オプションで、前方の走行車両が減速して停止した場合に車両をスムーズに停車させる「キューアシスト機能」や、オートクルーズ中に前方車両との衝突が避けられない場合に自動的にブレーキを働かせ衝突スピードを軽減する「インテリジェント・エマージェンシー・ブレーキ機能」なども用意される。

エンジンは、5LのV8NAと同ユニットにスーパーチャージャーを追加したものの2種類を用意。組み合わされるトランスミッションは、いずれも電子制御のZF製8速ATとなる。このミッションは、レンジローバーのエンジニアによる専用チューニングを施した新開発のもの。8段クロスレシオを採用しているため変速ショックはほとんど感じることがなく、わずか200ミリ秒でシフトが完了するという。さらにステアリングにはパドルシフトも備わっている。

価格は5L V8NAエンジンを採用する「VOGUE(ヴォーグ)」の1230万円から、5L V8+スーパーチャージャーを採用する最上級グレード「Autobiography (オートバイオグラフィー)」の1670万円までとなる。
グレード ヴォーグ オートバイオグラフィー
駆動方式 4WD
トランスミッション 8AT
全長×全幅×全高(mm) 5005×1985×1865
ホイールベース(mm) 2920
車両重量(kg) 2350 2520
乗車定員(人) 5
エンジン種類 V8DOHC V8DOHC+スーパーチャージャー
総排気量(cc) 4999
最高出力[kW(ps)rpm] 276(375)/6500 375(510)/6500
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 510(52.0)/3500 625(63.8)/2500
JC08モード燃費(km/L) 5.8 5.3
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/105
車両本体価格(万円) 1230.0 1670.0
■発表日:平成25年1月9日 ■取り扱い:ランドローバー正規ディーラー