トゥインゴをベースにしたスタイリッシュなクーペ&ロードスター

  • ルノー ウインド クローズド状態|ニューモデル速報
  • ルノー ウインド オープン状態|ニューモデル速報
↑ボディカラーは、写真のブルーマジョレルメタリックを含む全4色。左がクローズド、右がオープンの状態
ルノーウインドは、同社の5ナンバーサイズコンパクトカーのトゥインゴをベースとした、クーペとロードスター(オープン)の2つのスタイルが楽しめるオープンカー。わずか12秒で開閉する電動回転格納式ハードトップが採用されたことで、ルーフを閉じれば快適な室内空間をもつクーペとして、開ければオープンエアを感じることのできるロードスターとして、ドライブを楽しむことができる。

コンセプトは「オープン&プレイ」。オープンは12秒で開閉するハードトップを「開ける」という機能を表現しているだけでなく、「自由になる」という精神的な意味も含んでいる。プレイは「楽しむ」、オープンエアを満喫しながら気持ちまで自由に、その自由を心ゆくまで楽しむことを意味している。

エクステリアはトランクリッド一体型の特徴的なウイングや、ブーメラン形のリアコンビネーションランプ、ボディ一体型ロールオーバーバーなど、ダイナミックかつたくましさを感じさせるデザインが採用された。ヘッドレストから続くかのように伸びるリアエアロフィンは、インテリアからのデザインの連続性を表すロードスターならではのデザインだ。

オープン&プレイを演出する電動回転格納式のハードトップは、シンプルな機構で開閉する。トランクリッド部に格納される構造のため、ハードトップを開ける際にトランク内の荷物を気にする必要がないことも、他社クーペカブリオレモデルとの差別点といえる。

インテリアは専用スポーツシート、3連メーター、アルミ製ペダルなど、スポーティなパーツによるコックピット感覚のデザインが与えられている。

エンジンはトゥインゴゴルディーニルノー・スポールにも搭載される1.6Lのツインカムターボで、これに5速MTが組み合わされる。ルノーのスポーツモデルやレースカーを開発、製造するルノー・スポールが開発を担当することで、足回りやブレーキシステム、ステアリングフィールなどスポーティなキャラクターが演出された。

モノグレード展開で価格は255万円。デビューを記念して、ブラックメタル調ハードトップやクロムドアミラー、シートヒーター付きブラックレザーシートなどが装備される限定車のコレクションもラインナップされる。こちらの価格は268万円で30台限定となっている。
グレード ウインド
駆動方式 FF
トランスミッション 5MT
全長×全幅×全高(mm) 3835×1690×1380
ホイールベース(mm) 2365
車両重量(kg) 1190
乗車定員(人) 2
エンジン種類 直4DOHC+ターボ
総排気量(cc) 1598
最高出力[kW(ps)rpm] 98(134)/6750
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 160(16.3)/4400
10・15モード燃費(km/L) -
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/40
車両本体価格(万円) 255.0
■発表日:平成23年7月6日 ■取り扱い:ルノー正規販売店