モータースポーツで培ったノウハウを取り入れたスポーツモデル

  • ルノー メガーヌRS|ニューモデル速報
  • ルノー メガーヌRS リヤスタイル|ニューモデル速報
↑ボディカラーは写真のジョン スポールを含む全7色
F1をはじめとするモータースポーツで活躍するルノーが、レースフィールドで培ってきたノウハウを取り入れた、レーシングカー直系のスポーツカーがメガーヌルノースポールだ。エンジンやシャーシがもたらす高い走りの性能と、力強く引き締まったクーペボディにF1マシン由来のエアロダイナミックなデザインが盛り込まれている。

流麗なラインをもつクーペボディに、ワイドなトレッドと低い車高、大きく張り出した前後フェンダーを与えたことで、力強く引き締まった印象が施された。また、すでに日本に導入されているルーテシア ルノースポールとも共通する、F1由来のエアロダイナミックなパーツにより、走行性能の高さが主張されている。

室内もエクステリア同様、コンペティティブな雰囲気だ。ダークカーボンカラーでまとめられた内装は、スポーツイエローで彩られたタコメーターの盤面、ステアリングホイールのセンターステッチ、シートベルトがアクセントとなり、スポーティな演出が図られている。さらに、アルミのドリルドペダルとフットレスト、レカロシートなど、本格的なスポーツ装備が施された。

また、走行状況やドライバーの好みに応じた幅広いセットアップが実現された。ESPの作動域を3段階で設定できる3モードESP R.S.ダイナミックマネジメントや、ブースト圧/加速G/0→100㎞/hなど11項目のパフォーマンス情報の表示や、アクセルペダル踏み込み量に対するアクセル開度を5段階に変更できるR.S.モニターが搭載されている。

エンジンは最高出力250ps/最大トルク34.7kg-mを発生する、2L DOHC+ツインスクロールターボ。無段階吸気バルブタイミング機構の採用、燃料噴射プログラムの見直しといったチューニングが施された新世代のユニットだ。燃焼効率を高めるタンブル生成シリンダーヘッド、ハードカーボンコーティングピストン、冷却効果に優れたナトリウム封入バルブといった最新パーツを採用することで、最大トルクの80%をわずか1900回転で発生させている。低回転域でのレスポンスが向上したことで、扱いやすさも兼ね備えられている。

なおかつこのエンジンは、環境性能にも配慮されており、厳しい欧州の排出ガス規制であるユーロ5にも適合された。組み合わされるミッションは6速MTとなっている。

モノグレードで、価格は385万円となる。
グレード メガーヌ ルノースポール
駆動方式 FF
トランスミッション 6MT
全長×全幅×全高(mm) 4320×1850×1435
ホイールベース(mm) 2640
車両重量(kg) 1430
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC+ターボ
総排気量(cc) 1998
最高出力[kW(ps)rpm] 184(250)/5500
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 340(34.7)/3000
10・15モード燃費(km/L) -
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/60
車両本体価格(万円) 385.0
■発表日:平成22年12月16日 ■取り扱い:ルノー正規販売店