プジョー 2008【新型車】
カテゴリー: プジョーの新型車
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2013/12/02
プジョー208をベースにSUVのデザインを取り入れた新たなコンパクト アーバンクロスオーバーが、プジョー2008だ
208をベースに開発されたクロスオーバーモデル
機能性と走行性能を両立した
2008は、2012年11月に発売されたコンパクトハッチバックの208をベースに開発。走行性能、快適性能、利便性、安全性を高いレベルで調和させたアーバン(都会的な)クロスオーバーSUVだ。
4桁の車名が示すとおり、207SWを超えた新たなカテゴリーであり、野心的なデザインが特徴だ。サイズは208比で全長は+200mmの4160mm、全高は+80mmの1550mmと一回り大きくなっている。
コンパクトSUVとして独自のデザインが施された
エクステリアでは、Bピラー辺りからキックアップする2008独自のルーフ形状が特徴。都会的なフロントおよびリアのデザインが採用され、力強いボディラインも与えられている。
インテリアでは208同様、新鮮なドライビング感覚をもたらす小径ステアリングとヘッドアップされたメーターパネルが組み合わされている。独特なのは、航空機の操縦レバーをモチーフとしたパーキングブレーキレバーが装備されたことだ。
SUVらしくラゲージスペースの利便性も考慮されている。リアシートをワンタッチで折りたたむと座面が沈み、フラットな大スペースが現れる。フロアレールが設置され荷物の出し入れも楽になった。
新トランスミッション「ETG5」を採用
駆動方式はFFのみ。4WDは用意されない。エンジンは、208のベーシックモデルであるアリュールと同じ最高出力82ps/最大トルク118N・mを発生する1.2L直3DOHCだ。
トランスミッションには、PSAグループが新たに開発した5速ETG(エフィシェント・トロニック・ギアボックス)を採用。オートマチックモードに加え、パドルシフトによるマニュアル操作も可能だ。このミッションには、クリープや坂道発進に対応するヒルストップ機構や、アイドリングストップのストップ&スタート機構も装備される。
バリエーションは装備の違いによる2モデル。ベーシックグレードのプレミアムには、ルーフライニングに特徴的なアンビエンスランプ「LEDトラック」が採用される。上級のシエロでは、電動サンシェード付パノラミックガラスルーフなどが装備される。
価格はプレミアムが246万円、シエロは270万円。なお、発売は2014年2月15日から。
グレード | プレミアム | シエロ |
駆動方式 | FF | |
トランスミッション | 5AT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4160×1740×1550 | |
ホイールベース(mm) | 2540 | |
車両重量(kg) | 1140 | 1160 |
乗車定員(人) | 5 | |
エンジン種類 | 直3DOHC | |
総排気量(cc) | 1199 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 60(82)/5750 | |
最大トルク[N・m/rpm] | 118/4000 | |
JC08モード燃費(km/L) | 18.5 | |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/50 | |
車両本体価格(万円) | 246.0 | 270.0 |