プジョー RCZ

個性的なフォルムと高い走行性能をもつ4シーターのコンパクトスポーツクーペとして人気のプジョーRCZがマイナーチェンジを果たした

フロントフェイスを一新、内装も充実

フロントフェイスは最新のプジョーデザインを踏襲

今回の変更の最大の目的は、RCZの特徴であるドライビングプレジャーと美しいデザインを融合させたスポーツクーペとしての価値をより高めること。より洗練された内外装のデザインに変更された。

エクステリアでは、最新のプジョーデザインによってフロントフェイスがリニューアルされた。ブラックライトユニットを採用したバイキセノンヘッドライトやポジションランプなどが装備され、よりエレガントに仕立てられている。また、左ハンドル仕様には新デザインの19インチアロイホイール「テクニカル」が採用されている。

インテリアでは、ツートーンレザーシートの採用や、ドアパネルへのステッチ入りレザートリムの追加など、装備のクオリティが高められた。また、従来は左ハンドル仕様にのみ装備されていた小径ステアリングホイール(RCZ刻印入り)や、エンジンの振動盤を共鳴させスポーティな音を響かせるサウンドシステムが右ハンドル仕様にも採用された。

ユーザーの好みに合わせたパッケージオプションを用意

ユーザーの好みに合わせたパッケージオプションが追加されたこともトピックだ。右ハンドル仕様には、カーボンルーフが備わる「カーボンルーフ・パック」、インテグラルレザーのカラーが選択できる「インテグラルレザー・パック」を用意。これらを選択すると、そのほかに19インチアロイホイールや、シャイニーブラックフロントグリルなども併せて装備される。左ハンドル仕様には、この両方を併せた「カーボンルーフ・インテグラルレザー・パック」が設定された。

チューンの違いによる2種類の1.6Lモデルを用意

エンジンは従来モデル同様の1.6L直4ターボ。右ハンドル+6AT仕様では最高出力156ps/最大トルク240N・mを発生し、左ハンドル+6MT仕様では同200ps/275N・mとなる。

価格は右ハンドル+6AT仕様が402万円、左ハンドル+6MT仕様が426万円。発売は2013年6月1日から。

センターコンソールをピアノブラックにするなど質感の向上が図られた

センターコンソールをピアノブラックにするなど質感の向上が図られた

ツートーンのレザーシートやステッチ入りのレザートリムを採用

ツートーンのレザーシートやステッチ入りのレザートリムを採用

グレード RCZ 右ハンドル RCZ 左ハンドル
駆動方式 FF
トランスミッション 6AT 6MT
全長×全幅×全高(mm) 4290×1845×1360
ホイールベース(mm) 2610
車両重量(kg) 1350
乗車定員(人) 4
エンジン種類 直4DOHC+ターボ
総排気量(cc) 1598
最高出力[kW(ps)rpm] 115(156)/6000 147(200)/5800
最大トルク[N・m/rpm] 240/1400−3500 275/1700
JC08モード燃費(km/L) 11.5 13.2
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/55
車両本体価格(万円) 402.0 426.0
■発表日:平成25年5月15日 ■取り扱い:プジョー正規販売店