クーペとワゴンの中間的なイメージが備わった人気のアウディ A3スポーツバックに一部改良が施された。

今回の改良では、ガソリン直噴ターボエンジンとトランスミッション技術「Sトロニック」が全モデルに採用された。これによりクラストップレベルの低燃費が実現され、ベースグレードの1.4TFSIは7速Sトロニックが装着され、10・15モード燃費15.8km/Lをマーク。1.8TFSIも同じく7速Sトロニックとの組み合わせにより、10・15モード燃費14.2km/Lが達成されている。
また、エクステリアにも手が加えられ、シングルフレームグリルにはVラインが強調された新しいプレスラインとフレームに。ヘッドランプは7個のLEDで構成されたポジショニングランプが内蔵され（1.4TFSIはオプション）、リアコンビネーションランプには光ファイバー技術が応用された。
加えて装備面では、サイドエアバッグやアウディ ヒルホールドアシストが全モデルに標準装備。さらにメータークラスター部に視認性に優れた高解像度ホワイトディスプレイが採用されている。

なお、今回の一部改良により、A3スポーツバックのラインアップは1.4TFSI、1.8TFSI、2.0TFSI クワトロの3モデルとなった。価格は1.4TFSIが299万円、1.8TFSIが357万円、2.0TFSI クワトロが439万円。