アウディ11年ぶりの2ドアフル4シーターとして話題を集めたA5にオープン4シーターのカブリオレモデルが追加された。

ベースとなったA5をボディ設計から根本的に見直し、A5カブリオレには軽量かつ強靭な専用オープンボディが採用された。強化Aピラーやポップアップ式ロールオーバーバーなどの安全装備の拡充も図られている。ルーフには電動開閉式ソフトトップが組み合わされた。
昨今、流行のメタルトップにしなかった理由は「優雅なエクステリアデザインを実現するため」とのこと。このルーフはオープン時15秒、クローズ時17秒で開閉が可能。クローズドの状態ではアウディA5クーペと変わらない快適性でクルージングできるという。
またソフトトップの採用によりクローズド状態で380L、オープン時でも320Lのトランク容量を実現。オープン状態でもトランクスルー機構を使うことができる。

エンジンはV6 3.2L FSI（直噴システム）を搭載。これに7速のSトロニックが組み合わされている。駆動方式はアウディ自慢の4WDシステム、クワトロを採用。日本での使い勝手に優れた右ハンドル仕様となる。

価格は、クーペのA5 3.2 FSI quattroから79万円アップの784万円