トヨタ カローラアクシオ/フィールダー ハイブリッド【新型車】
カテゴリー: トヨタの新型車
タグ:
2013/08/07
トヨタの看板モデルであるコンパクトセダン/ステーションワゴンのカローラアクシオとカローラフィールダーにハイブリッド仕様が追加された
JC08モード33.0km/Lの低燃費を実現
1.5Lのハイブリッドシステムを採用
カローラ アクシオ/フィールダー ハイブリッドの最大の特徴であるパワートレインには、小型・軽量・高効率の1.5Lハイブリッドシステムが採用された。
エンジンは燃費効率の良いアトキンソンサイクルで、排出ガスを再循環させるクールドEGRシステムなどによってエンジンの効率も向上している。また、ウォーターポンプが電動になったことで、フリクションが低減されるとともに冷却水の制御が精密になり燃費性能が高められた。これらにより、JC08モード燃費は33.0km/Lを達成。新エコカー減税の免税対象となっている。
ハイブリッド専用デザインを採用
内外装ともにハイブリッド専用のデザインとなっている。エクステリアでは、専用のフロントグリルや、シナジーブルーのエンブレム(フロント・リア)などを採用。また、ボディカラーには専用色のライトブルーメタリックが追加された。
インテリアでは、メーター色がブルーになっている。さらに、エコドライブができているかを確認できるハイブリッドシステムインジケーターなど、多彩な情報を表示するTFTマルチインフォメーションディスプレイが採用された。専用のシート表革やセンタークラスターなども与えられている。また、上級車ではブルー加飾の本革巻きシフトノブが採用され、ハイブリッドであることが強調されている。
実用性もガソリン車にひけをとらない。コンパクトなハイブリッドバッテリーをリアシート下に配置。リア席ニースペースは640mmでガソリン車と変わらない居住性が確保されているだけでなく、荷室スペースもガソリン車と同じ容量となっている。
ハイブリッドならではの装備も充実
ハイブリッド化に合わせ各所が見直されている。車重の増加や低重心化に伴い、サスペンションやショックアブソーバーのセッティングを変更。優れた乗り心地と操縦安定性を実現している。ベーシックモデルを除き、吸遮音材を追加配置したほか、高遮音性ウインドシールドガラスを採用し、一段と静粛性も向上している。さらに、モーター走行時に車の接近を歩行者などに知らせる車両接近通報装置が標準装備された。
価格は、セダンのカローラアクシオハイブリッドのエントリーモデル「ハイブリッド」の192万5000円から、ステーションワゴンのカローラフィールダーハイブリッドの最上級グレード「エアロツアラー」の226万円までとなる。
グレード | アクシオ ハイブリッド | フィールダー ハイブリッドG |
駆動方式 | FF | |
トランスミッション | CVT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4360×1695×1460 | 4360×1695×1475 |
ホイールベース(mm) | 2600 | |
車両重量(kg) | 1140 | 1180 |
乗車定員(人) | 5 | |
エンジン種類 | 直4DOHC+モーター | |
総排気量(cc) | 1496 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 54(74)/4800+45(61) | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 111(11.3)/3600-4400+169(17.2) | |
JC08モード燃費(km/L) | 33.0 | |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/36 | |
車両本体価格(万円) | 192.5 | 216.5 |