<%image(editor/front.jpg|565|424|)%>
トヨタのランドクルーザーがフルモデルチェンジしました。

テーマは「The King of 4WD」。ちなみに先代(いわゆる100系)は「King of 4WD/Top of SUV」でしたから、もうSUVのトップはいただいちゃった、という自信でしょうか!?あるいはSUVというカテゴリーにはとらわれないってことかもしれません。

そう読めなくもないほど、堂々たる4WDです。
最近ではセダンなどと同じモノコックボディが主流のSUVにあって、ランクルはあくまでもフレーム構造にこだわります。オレはセダンではなく、4WD車だ!と言わんばかり。あくまで硬派です。もちろんこのフレームも新設計。

<%image(editor/crawl.jpg|565|424|)%>
さらに「世界初」技術もてんこ盛りです。これは世界初の技術「クロールコントロール」のスイッチ。すごく簡単に言ってしまうと、アクセル&ブレーキコントロールを微妙に操作しなければならない岩場や沼地、砂漠などで、そのアクセル&ブレーキはすべて機械が制御。つまりドライバーはハンドル操作のみに集中できるというわけです。

そのほか「日本初」のキネティックダイナミックサスペンション(カーブ旋回時や障害物を越える際に、スタビライザーの作動を最適に制御する)や、ヒルスタートアシストコントロール、アクティブトラクションコントロール等なども装備されます。

エンジンは4.7LのV8。従来のエンジンにVVT-iが付きました。ボディサイズは全長4950mm(先代より+60mm)全幅1970mm(同+30mm)全高1880mm(同20mm)。人気のSUV、ポルシェカイエンターボより全長+140mm、全幅+40mm、全高+185mmという堂々たる体格です。横方向(つまり全幅)はもはや2mに届く勢いで、その室内幅は1640mmと、実にクラウンマジェスタより105mmも広いのです。

エアコンは前後左右別に調整可能。つまりドライバー席、助手席、後席の左右それぞれ4人が、別々の温度に設定することまで可能というわけです。さらにシートヒーターも、前席は左右別々に無段階で温度調整が可能。セカンドシートにもシートヒーターが用意されました。

<%image(editor/3seat.jpg|565|424|)%>
3列シートはラゲージ側から簡単に収納可能。ヘッドレスト脇のレバーを回してヘッドレストを倒す→背もたれ部にあるレバーを引っ張り、背もたれを向こう側へ倒す→シート下のレバーを引く→と、左右に簡単に跳ね上がります。あとは壁側にしっかりと押しやればロック。以上終了。

そのほかワイドビューフロントとサイドビューが同時に見られるモニター、車速や車間距離を適切に保つレーダークルーズコントロールなどがオプションで用意されています。またこの手の車ではセキュリティが大切、というわけでエンジンイモビライザーだけでなく、車が傾いたり窓を割られて浸入された際などに警報が鳴るセンサーを装備。
お値段はベースグレードで470万円。さて、その乗り味は?
というわけで、近々試乗会の模様もアップしますからお楽しみに。

<カーセンサーnet編集部デスク・ぴえいる>