“キングオブオフロード”が10年ぶりにフルモデルチェンジ
最新技術を駆使し走破性と信頼性にさらに磨きをかけた

トヨタ ランドクルーザー
↑急坂路などで低速を維持するクロールコントロール、発進時などにずり下がりを防止するヒルスタートアシストなども装備される

コンセプト
伝統の走破性や信頼性を
最新技術でさらに磐石に

トヨタの高級SUV、ランドクルーザーが約10年ぶりに“200系”としてフルモデルチェンジ。伝統の走破性や信頼性を、プラットフォームや最新技術で向上させ、真の“4WDの王者”を目指した。今回は基本となるプラットフォームから新開発され、耐久性や剛性が向上。フロントサスペンションも一新される。また、路面状況などに応じてスタビライザーをコントロールするKDSSや、駆動力配分機構をもつ4WDシステム、アクティブトラクションコントロールなどの最新技術を駆使。走破性や快適性がさらに進化を遂げた。機能を優先しつつ、高級感ある室内はさらに広く快適な仕上がり。

バリエーション
新型エンジンとシフト操作で
山道も快適に走行できる

グレードはAXのみ。さらに安全装備や本革シートなどの高級装備が装着される、Gセレクションが用意される。エンジンは可変バルブタイミング機構を採用した新型4.7LV8。燃焼の効率化などによって出力を旧型比で50ps以上向上させつつ、燃費性能も両立させる。組み合わされる5ATはシーケンシャルシフトマチックを採用。通常前後40:60のトルク配分とされた4WDシステムは、状況に応じて前後トルク配分を制御するトルク感応型駆動力配分機構をもつ。

内外装
機能を優先させつつ
高級感を出した内外装

外観は機能を優先した伝統的なデザインをベースに、厚みを増したボディや逆台形グリルなどで力強さを表現。ホイールも18インチが装備される。高級路線となった旧型から、さらに高級感を増した室内は、スイッチ類やニーパッドなど機能性も考慮される。また、室内長が175mm長くなるなど広くなり、特に2、3列目やラゲージは広さや使い勝手が向上。2列目シートはスライド機構ももつ。4席独立の温度調整ができるエアコンなど快適装備も充実している。

POINT

[1]先進性もブレンドした
    伝統に培われたデザイン
トヨタ ランドクルーザー リアスタイル
[2]新プラットフォームと
    最新技術を駆使した走破性
トヨタ ランドクルーザー サイドスタイル
[3]最高級SUVにふさわしい
    高級感の高いインパネ
トヨタ ランドクルーザー インパネ
[4]より広くなった室内は
    便利さと快適さも向上
トヨタ ランドクルーザー インテリア

グレード AX AX Gセレクション
駆動方式 4WD
トランスミッション 5AT
全長×全幅×全高(mm) 4950×1970×1880
ホイールベース(mm) 2850
車両重量(kg) 2490 2500
乗車定員(人) 8
エンジン種類 V8DOHC
総排気量(cc) 4663
最高出力[kW(ps)rpm] 212(280)/5400
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 448(45.7)/3400
10・15モード燃費(km/L) 6.6
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/93
車両本体価格(万円) 470.0 540.0
発表日:平成19年9月18日 取り扱い:トヨペット店