トヨタ FJクルーザー【新型車】
カテゴリー: トヨタの新型車
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2010/11/26
オフロードを遊び場に変える性能
北米で人気のSUVがついに日本に逆上陸
↑ボディカラーは写真のツートーンブルーを含む全7色。ルーフカラーはすべて白
コンセプト
本格オフローダーとしての性能を追求
遊びゴコロのある車が目指された
プラットフォームをランドクルーザープラドと共用する北米専用の本格クロスカントリーモデル、FJクルーザーが北米デビューから4年を経過した2010年、ついに国内デビューを果たした。コンセプトは「オフロードを遊び場に変える性能」。実際、アプローチ/ランプブレークオーバー/ディパーチャーの各アングルはオフロードでの走破性を考慮したもの。ショートオーバーハング、ショートホイールベースのディメンションが取られたことも同様の理由だ。
日本へ導入されるモデルは、すべてパートタイム式4WDが採用された。さらに先進のスリップ制御技術、アクティブトラクションコントロールや、相互連携ショックアブソーバーシステム、X-リアスなどもオプションで用意される。とは言うものの北米では、遊びゴコロのある車として“COOL”と人気。半分は女性ユーザーによる街乗り中心の使われ方が多いという。
内外装
単なるFJ40の復刻版ではない
道具感たっぷりの室内
エクステリアは、丸いヘッドライトやグリル中央に鎮座する“TOYOTA”のロゴ、白いルーフなどから、1960年にデビューしたFJ40型ランドクルーザーのイメージを想起させるが、実際に北米では前述のとおりの反応を得ている。一見、2ドアのようだが、観音開き式のリアドアが備えられている。インテリアは、1900mmオーバーの全幅を生かした武骨と言ってよい、太いセンタークラスターが特徴。欠けた色気は、ボディパネルをイメージした化粧板で補うことで、オシャレなイメージが演出されている。
フロアやデッキには防水カーペットが敷かれ、濡れたアウトドアグッズを気にせずに放り込むことができる。また、シートにも防水・撥水ファブリックが使われている。ドアハンドルおよび、スイッチ類は厚手の手袋をはめたままでも操作しやすいように、大型のものが採用された。
バリエーション
パワートレインは1種類
3種類のパッケージを用意
エンジンは、4LのV6DOHCで5速ATとの組み合わせになる。ノーマル仕様に加えて、アウトドアを意識したビルシュタイン製モノチューブ・ショックアブソーバーやリアデフロックなどが備えられた“オフロードパッケージ”、本革巻きステアリングやクルーズコントロール、ボディ同色ドアトリムなどが装備されるオシャレ仕様の“カラーパッケージ”の3モデルが用意される。価格は、ノーマルモデルのFJクルーザーが314万円。オフロードパッケージが332万円。カラーパッケージは324万円となる。
POINT
1
後席へのアプローチは
観音開きのリアドアから
2
ボディ同色パネルを採用
武骨な中にも遊びゴコロを演出
3
遊び道具を気にせず積める
防水・撥水加工が施された室内
4
4LのV6DOHCエンジンは
ランドクルーザープラドと共通
SPECIFICATIONS
グレード | FJクルーザー | オフロードパッケージ | カラーパッケージ |
駆動方式 | 4WD | ||
トランスミッション | 5AT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4635×1905×1840 | ||
ホイールベース(mm) | 2690 | ||
車両重量(kg) | 1940 | ||
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | V6DOHC | ||
総排気量(cc) | 3955 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 203(276)/5600 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 380(38.8)/4400 | ||
10・15モード燃費(km/L) | 8.4 | ||
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/72 | ||
車両本体価格(万円) | 314.0 | 332.0 | 324.0 |
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