ゆとりの室内空間、使い勝手の良さはそのままに
スタイリッシュさと高い燃費性能を加味

トヨタ ラクティス|ニューモデル速報
↑ボディカラーは写真のサテンブルーマイカメタリックを含む全9色

コンセプト
生活を楽しくさせてくれる車
環境にも、財布にも、人にも優しい車

5ナンバーサイズのユーティリティ系ハッチバックとして人気のラクティスが、満を持して5年ぶりにフルモデルチェンジを果たした。従来のゆとりの室内空間と使い勝手のよさはそのままに、スタイリッシュなデザインを採用。空力性能はCd値=0.30を実現したという。

パワートレインにも変更が加えられた。エントリーモデルに搭載される1.3Lユニットは、新たに吸排気ともに可変バルブタイミング機構を採用。スーパーCVT-iとの組み合わせで、街中でも扱いやすく、低燃費でパワフルな走りが追求された。上級の1.5Lエンジンには、アクティブCVTが採用され、高い走行性能と優れた低燃費の両立が図られている。これにより、FFモデルの10・15モード燃費は1.3L/1.5Lともに20.0km/Lを達成している。

内外装
スタイリッシュなワンモーションフォルム
室内は細部まで、質感の向上が図られた

エクステリアは、街中でもひときわ目立つ、スタイリッシュで魅力的なデザインを追求したという。フロントからルーフエンドへと続くワンモーションフォルムは従来型から大きく進化。サイドビューを彩るキャラクターラインや、前に出されたAピラーとさらに後方に延ばされたリアクォーターウインドウ上部により、室内の広さを予感させるデザインが採用された。

スタイリッシュさを演出する最大のポイントはフロントマスク。グリルとバンパーをフードから中央にせり出すことで、彫りの深いデザインが与えられた。ワイドなグリルと直線基調のヘッドランプにより、美しい質感とシャープな印象を生みだしたという。リアビューは、ワイドトレッドによる張り出されたホイールアーチにより踏ん張り感が演出された。

インテリアは、ひとクラス上の上質なインテリアデザインが目指された。水平基調のインストルメントパネルは二段構成になっており、左右への広がりと奥行きを感じさせることで、室内空間の広がりが表現されている。

従来型がもつユーティリティ性能にも磨きがかけられた。シートの高さやドアの形状を最適化することで、乗降性の良さと大人5人がゆったり座れるゆとりの室内空間を実現している。

バリエーション
オシャレ仕様の「レピス」
走りの「S」もラインナップ

エンジンは1.3Lと1.5Lの2種類。駆動方式は基本がFFで、1.5Lモデルには4WDもラインナップされる。ノーマルモデルに加え、専用の内外装が与えられたオシャレ仕様のレピスと、スポーツ仕様のSがラインナップされた。さらにハイルーフ化された車いす仕様車を日本で初めて形式指定自動車として発売。ナンバー登録が一般車両と同じ扱いとなり、納車までの期間短縮が実現された。

価格はエントリーモデルである1.3 Gの158.0万円から、4WD仕様の最上級グレードである1.5 Gの184.5万円まで。
POINT
1 さらに洗練された
ワンモーションフォルム
トヨタ ラクティス リアスタイル|ニューモデル速報
2 開放感が演出された
上下2段構成のインパネ
トヨタ ラクティス インパネ|ニューモデル速報
3 限られたボディサイズで
ゆとりの室内空間を実現
トヨタ ラクティス シート|ニューモデル速報
4 専用のフロントフェイスが
与えられたレピスも用意
トヨタ ラクティス レピス|ニューモデル速報

SPECIFICATIONS

グレード 1.3 G 1.5 レピス 1.5 S ウェルキャブ G
駆動方式 FF 4WD FF
トランスミッション CVT
全長×全幅×全高(mm) 3995×1695×1585 3995×1695×1605 3950×1695×1705
ホイールベース(mm) 2550
車両重量(kg) 1090 1170 1110 1160
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1329 1496
最高出力[kW(ps)rpm] 70(95)/6000 76(103)/6000 80(109)/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 121(12.3)/4000 132(13.5)/4400 138(14.1)/4400
10・15モード燃費(km/L) 20.0 18.4 20.0 19.6
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/42 レギュラー/30
車両本体価格(万円) 158.0 176.3 178.5 195.8
■発表日:平成22年11月22日 ■取り扱い:トヨペット店、カローラ店