10~70代、それぞれの年代別に見た注目度の高い中古車ランキングはいかに?【カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2019】
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / 日産 / ホンダ / マツダ / スズキ / ポルシェ / ローバー / ミニ / ステップワゴン / MPV / 911 / シルビア / 86 / ジムニー / カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー / 編集部 鳥越雄太郎
2020/03/11
年代別に見ると、どんな車が注目されてるの?
カーセンサーだけがもっている膨大なデータをもとにした、毎年恒例の中古車注目度&競争率ランキング「カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー」。
この記事では、10~70代の年代別の注目度ランキング トップ5を紹介します。年代別に見るとどんなランキングになるのでしょうか?
■10代
1位:日産 シルビア(1999~2002年)
2位:マツダ RX-8(2003~2012年)
3位:トヨタ チェイサー(1996~2001年)
4位:スバル レガシィB4(2003~2009年)
5位:トヨタ 86(2012年~)
★PICK UP★
18~19歳の人が生まれた年に生産されたモデル、「日産 シルビア(S15型)」が10代の注目度1位!
10代のランキング(実質、免許取得後の18~19歳のランキング)では、国産車を代表するセダン・クーペモデルがずらり。その中でも、1~3位はFRスポーツカーでMTを選べる希少なモデル。
1位のS15型日産 シルビア(1999~2002年生産モデル)はデビューから20年もたちますが、今現在でもファンが多く憧れをもつ人が多い車。中古車平均価格(2020年3月5日原稿執筆時点)は158.2万円と高値で推移していますが、それでも免許を取ってすぐにでも乗りたい憧れの車なのでしょう。
■20代
1位:トヨタ 86(2012年~)
2位:マツダ RX-8(2003~2012年)
3位:スバル WRX(2014年~)
4位(同率):マツダ アクセラスポーツ(2013~2019年)
4位(同率):マツダ CX-5(2016年~)
★PICK UP★
20代からの注目度1位!若者からの注目度も高い「トヨタ 86」
10代に続き、20代のランキングトップスリーが国産スポーツカーとなっています。現行型のトヨタ 86、スバル WRXがランクインし、10代のランキングに比べるとより高年式なモデルで走りの楽しめる車がランクインしています。
ランキング1位の現行型トヨタ 86は若者の車離れに歯止めを掛けるべく、トヨタとスバルの共同開発により登場したミドルクラスのスポーツカー。そんな86が中古車市場でも、20代からの注目度が一番高く面目躍如といったところでしょうか。
■30代
1位:ホンダ ステップワゴン(2015年~)
2位:マツダ CX-5(2016年~)
3位:日産 セレナ(2016年~)
4位:ホンダ フリード(2016年~)
5位:ホンダ オデッセイ(2013年~)
★PICK UP★
30代からの注目度1位、柔和なマスクの「ホンダ ステップワゴン」
30代は子育て世代ということで、5台中4台が現行型のミニバンというランキングになりました。使い勝手が良く、安全性能も高められた車が注目されているようです。
30代注目度1位、現行型の5代目ステップワゴンは柔和なマスクで、押し出しの強い顔が多い現行型ミニバンの中では一線を画すモデルとなっています。デビューより5年がたち、中古車の流通量ももっと増えていくと考えられるので欲しい方は要注目です!
■40代
1位:スズキ ジムニー(2018年~)
2位:ポルシェ 911(2011~2019年)
3位:マツダ MPV(2006~2016年)
4位:マツダ CX-8(2017年~)
5位:トヨタ アルファード(2015年~)
★PICK UP★
40代ファミリー層からの支持上昇か「マツダ MPV」
スズキ ジムニーやポルシェ 911という他の年代でも注目度の高い車が、1、2位を獲得しました。 また、3位には3代目マツダ MPVがランクイン。
スポーティなスタイルでターボ車もあり走りも楽しめるMPV、3列8人乗り(2012年以降は7人乗り)も選べ、中古車市場でも希少なミニバンとなっています。中古車平均価格(2020年3月5日原稿執筆時点)も40.3万円と価格もこなれていて狙いやすいことも寄与しているでしょう。
■50代
1位:ポルシェ 911(2004~2011年)
2位:ポルシェ 911(2011~2019年)
3位:BMW 3シリーズ(2012~2019年)
4位:BMW 3シリーズツーリング (2012~2019年)
5位:ミニ ミニ(2007~2014年)
★PICK UP★
50代では「ポルシェ 911」が2世代でワンツーフィニッシュ
50代のランキングではポルシェ 911の997型(2004~2011年)、991型(2011~2019年)、がワンツー、フィニッシュ。
中古車平均価格(2020年3月5日時点)は997型(2004~2011年)が531.4万円、991型(2011~2019年)が1256.9万円と他の中古車と比べずば抜けて高額な車種ですが、50代の方々からは圧倒的な注目度のようです。
また3、4位は旧型BMW 3シリーズのセダン、ツーリング(F30、F31型)ととなりました。2019年に新型3シリーズが登場したことにより相場が落ち着いてきたことも注目度の高い理由でしょう。
■60代
1位:スズキ ジムニー(2018年~)
2位:日産 リーフ(2017年~)
3位:ポルシェ 911(2011~2019年)
4位:メルセデス・ベンツ Eクラス(2009~2016年)
5位:フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン(2004~2015年)
★PICK UP★
総合ランキングでも1位になったスズキ ジムニーが60代でも1位
60代(40代でも)のランキングで第1位となったのは現行型スズキ ジムニー。イヤーカー(総合1位)となったジムニーが幅広い年齢層から注目度が高いことがわかります。
また第2位となったのは、現在国産車のピュアEVとえばこの車、日産 リーフ。電気自動車がランキング2位ということで環境に配慮した車を求めている方が多いのではと考えられます。
■70代
1位:BMW 5シリーズ (2010~2016年)
2位:ローバー ミニ(1983~2001年)
3位:三菱 パジェロミニ(1998~2012年)
4位:メルセデス・ベンツ SLクラス(2012年~)
5位:アウディ A6(2011~2019年)
★PICK UP★
唯一無二のかわいらしさと小さなボディのローバー ミニが70代2位!
70代のランキング2位となった、ローバー ミニ。18年前に絶版となっているのにも関わらず、根強い人気をもつクラシック ミニ。
1997年のモデルチェンジで大きく品質が向上したとされるオススメの最終世代(1997~2001年)ミニは、原稿執筆時点で残り262台。世界的なネオクラシックブームの影響で、クラシックミニの相場は上がっているので、好みの個体を見つけた人は早めに決断されるのが吉でしょう。
以上、年代別トップ5の紹介でした。総合順位100位までのモデルは、特設ページにて公開中ですので、ぜひチェックしてみてください!
■カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー選考方法
① ユーザーから寄せられた問い合わせの総件数
② 掲載された1台当たりの問い合わせ集中率
以上の要素をポイント化し集計。最もポイントの高かったモデルがその年のイヤーカー
※対象:2018年11月1日~2019年10月31日の1年間においてカーセンサーnetに掲載された全モデル
カーセンサー編集部
鳥越雄太郎
突如カーセンサー編集部にやってきた変人編集部員(自称)。車のことをあまり知らずに入社後、数々の珍事を起こしカーセンサー編集部を恐怖に陥れる。乗りたい車はテスラ モデルS。愛車はホンダ ヴェゼルになる予定。趣味はジム通いと映画観賞、よく飲む場所はゴールデン街と新宿二丁目。
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