ぽってりしたフォルムに抵抗がないなら、中高年にはBMW 3シリーズ グランツーリスモがハマるかも!
カテゴリー: 特選車
タグ: BMW / セダン / 3シリーズグランツーリスモ / 伊達軍曹
2018/10/19
▲カッコいいかどうかは微妙かもしれませんが、とっても実用的でお手頃で、そして「いい車」なんです!やや人気薄なモデルだが、強くオススメしたい!
若者には若者特有の都合や事情があり、筆者のような中高年には中高年なりのいろいろな都合と事情がある。それゆえ「着る物」などの選び方が若い頃と中高年期では変わるように、車の選び方も、中高年期にさしかかって以降は少々変えるべきだと考えている。
具体的には、
・つまらん車は無理に買わない(そんなモノに人生の貴重な残り時間を費やすヒマはない)
・あまり大きなサイズの車は買わない(運転が微妙に下手になっている可能性があるため)
・まあまあ上等なやつを買う(みすぼらしい中高年に見られないために)
・先進安全装備が充実してるやつを買う(加齢とともにヒヤリハットは絶対増えるので)
というあたりが、中高年期における重要な指針となるだろう。
そのような指針に基づき過日、筆者は親愛なるご同輩ならびに諸先輩に「現行型のミニ」を推奨させていただいた。
しかし、その後よくよく考えてみると「さすがにミニはちょっと若作りすぎたか……?」との疑念も湧いてきた。
そのため再度の長考に入ったところ、なかなか素晴らしい選択肢がひとつ、見つかったのであった。
BMW 3シリーズ グランツーリスモという、一般的にはやや人気薄なドイツ車である。
▲こちらがそのBMW 3シリーズ グランツーリスモ。セダンでもステーションワゴンでもなく、ちょっと大柄な5ドアハッチバックだ
BMW 3シリーズ グランツーリスモとはどんな車なのか? そしてなぜ、親愛なる中高年各位にオススメしたいのか? 次章以降、順を追ってご説明しよう。
そのサイズは「3シリーズ以上、5シリーズ未満」といった感じ
BMW 3シリーズ グランツーリスモとは2013年6月にデビューし、今なおマイナーチェンジを受けながら新車販売が続いている、クーペ風のスタイルをもつ5ドアハッチバックだ。
その車名どおり3シリーズファミリーの一員なわけだが、ボディサイズは3シリーズセダンやツーリングよりも実はけっこう大きい。
ステーションワゴンである現行3シリーズツーリングと比べるなら全長は3シリーズ グランツーリスモの方が20cm長く、ホイールベースも11cm長く、全高は5cm高い。そして全幅も3cmほどグランツーリスモの方が広い。ついでに言えばシートポジションも、グランツーリスモの方が約6cm高くなっている。さらについでに言えば荷室の容量も、現行3シリーズツーリングよりもグランツーリスモの方が実はデカい。
▲BMW 3シリーズ グランツーリスモの外観。そのホイールベースは、2810mmのセダンより110mmも長い2920mm
▲5ドアハッチバックであるため、リアビューはこのような感じに。これを「微妙」とするか、もしくは「個性的」ととらえるか?
▲荷室容量は現行3シリーズ ツーリングより25L大きい520Lで、40:20:40の分割可倒式となる後席をたためば最大で1600Lまで拡大可能
なぜそうなのかといえば、3シリーズ グランツーリスモのベースとなったのは日本市場で売られている普通のセダンやツーリングではなく、中国市場向けに作られた「現行3シリーズのロングホイールベース版」だからだ。
そのため3シリーズ グランツーリスモのサイズ感は、ボディ自体も室内も「3シリーズと5シリーズの中間ぐらい」といったニュアンスになっている。「もっとコンパクトな方が好ましい」という中高年もいるだろうが、「このぐらいの余裕がある方が好き」という人もいらっしゃろう。このあたりは人それぞれの好みが分かれる部分だ。
初期型に用意されたエンジンは出力違いの2L直4ターボが2種類(184psと245ps)と、3L直6ターボ(306ps)の、計3種類。2016年9月のマイナーチェンジで「320i」の直4ターボが新設計のものに変わり、2017年5月には最大トルク400N・mの2Lディーゼルターボエンジンも追加された。
組み合わされるトランスミッションは8速ATで、モデルラインナップは標準モデルの他、「スポーツ」「モダン」「ラグジュアリー」という3つのデザインラインと、足回りなどもスポーティな「Mスポーツ」が設定されている。
低走行物件も総額220万円付近から検討可能
さて、以上のとおりの概要をもつBMW 3シリーズ グランツーリスモという車をなぜ、親愛なる中高年各位にオススメしたいかといえば、理由はいろいろあるのだが、最も端的に言ってしまえば「お買い得だから」だ。つまり安い、と。
そしてなぜお安いかといえば、ぶっちゃけ「人気薄だから」である。だがそれも逆に良いのではないかと、筆者個人は考えている。
まずお安さについてだが、現行3シリーズ ツーリングの低走行物件(走行2万km台まで)がおおむね「総額260万円~」といったイメージであるのに対し、同条件のグランツーリスモは総額220万円ぐらいから狙えてしまうのだ。
もちろん中古車の価格というのは1台ごとに異なるため、上記はあくまでも「目安のひとつ」でしかないが、しかし「もしも類似条件であればグランツーリスモの方がお安い」というなんとなくの傾向は確実に存在している。
なぜかといえば、繰り返しになるが「人気薄だから」である。そしてなぜ人気薄なのかというと……個人的な推測ではあるが、「なんだかビミョーなデザインだから」だろう。
▲中国市場向けの大柄な車台に、大きな荷室スペースと大きなハッチゲートを設けているがゆえに、そのフォルムは微妙といえば微妙。ここを逆に「味」と考えられるかどうかは人それぞれか?
4ドアクーペやステーションワゴンのようなシュッとした感じがあるわけでなく、やや大柄なこの5ドアハッチバックは、どことなくボテッとしている。こう言っては失礼だが「締まりがない」というか。
おそらくそのあたりが災いしての人気薄であり、そういったデザインの車を敬遠したくなる比較的お若い人々のお気持ちも、それなりにわかるつもりだ。
しかしこちとらあいにく中高年である。「シュッとしてる」とか「カッコいい」とか、そういったことは(まったく気にしないわけではないが)もはやどうでもいいのだ。むしろ「スタイリッシュすぎない」ぐらいの方が、車に限らず落ち着いたりもする。
であるならば、ゆったりとした居住空間があって、荷室にはステーションワゴン以上にいろいろなモノが放り込めて、走りにも当然ながらBMWらしいタイト感があって、しかしそれでいて普通の現行3シリーズよりもいくぶんお安いというのは、歓迎こそしても、敬遠する理由は特にないのである。
唯一難点のようなものを指摘するとすれば、けっこう大柄なので、狭い場所での駐車時などには少々苦労するシーンもあるかもしれない。それゆえ、できれば「パーキング・サポート・パッケージ(トップビュー&サイド・ビュー・カメラとパーク・ディスタンス・コントロールなどがセットになったパッケージオプション)」付きの個体を選んだ方がいいだろう。
しかしパーキング・サポート・パッケージ付きでなくても、多くの中古車には「バックカメラ」が付いているはずなので、それだけでもまぁ十分といえば十分ではあるかもしれない。
とにかくお買い得で、とにかく実用的な、BMW 3シリーズ グランツーリスモである。このビジュアルを「ちょっとイイじゃない、逆に」と思える人には、ぜひともご注目いただきたい。
▼検索条件
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