「コンパクトカーだと小さすぎ。でもミニバンだとデカすぎ!」というご家族に教えたい、BMWの「ちょうどいい」5ドア!
カテゴリー: 特選車
タグ: BMW / FF / 2シリーズアクティブツアラー
2018/02/07
▲「ミニバンほどはかさばらず、かといってコンパクトカーのように手狭でもない」という車を探しているご家族もいるかもしれません。そんなときはコレ、BMW 2シリーズ アクティブツアラーなんてどうでしょう?BMWの低走行車でも、総額は手頃な国産新車並み
国産車でも輸入車でも、今の世の中にはナイスなコンパクトカーがたくさんあります。しかしライフスタイルや家族構成などによっては「小型車だと少々ツラい」という人も多いでしょう。
じゃあその代わりに3列シートのミニバンにするか? というと、それはそれで「ちょっと大きすぎ。あそこまでのサイズは不要」となる場合もあるはずです。
そんな感じのご家庭の間で、「ちょうどいい」でお馴染みの5人乗りコンパクトミニバン、ホンダ フリードがけっこう売れているわけです。
フリードはフリードでかなりステキな車だと思います。しかしアレの新車を買うのとほぼ同じような予算で、いや、もしかしたらさらにお安い総額で、似たような使い勝手の輸入車が買えるとしたらどうでしょう?
それもただの輸入車ではなく「BMW」が買えるとしたら?
もちろんその場合のBMWは新車ではなく中古車になるわけですが、ここで言っているのは何万kmも使い込まれたような中古車ではありません。
せいぜい走行1万km台までのBMWが支払総額180万~220万円ぐらい、つまり「国産コンパクトミニバンの新車を買うのと同じような総額」で今、狙えてしまうのです。
そのBMWの名前は「2シリーズ アクティブツアラー」といいます。
▲こちらがBMW 2シリーズ アクティブツアラー。ゆったりとしたサイズのやや背が高い5ドアハッチバックで、サイズ感としてはメルセデス・ベンツのBクラスとおおむね似ていますその居住空間の広さ、特に後席付近はかなりのモノ
2シリーズ アクティブツアラーは、2014年10月に登場した背の高い5ドアハッチバック。
BMWはこの車のことを「スポーツ・アクティビティ・ツアラー(SAT)」と呼んでいますが、要するに「実用や余暇にもガンガン使えて、それでいて走りも十分スポーティな車」ということでしょう。
ボディサイズは全長4350mm×全幅1800mm×全高1550mm。もしもホンダ フリードと比べるなら、全長はフリードよりちょい長くて全幅も10cmぐらい広く、しかし全高は16cmぐらい低い……といった感じです。
この全高の低さは、居住性という点ではややマイナスかもしれません。しかしその分、「たいていの立体駐車場には入れられる」という大きなメリットにもなります。また「1550mmもあればおおむね十分」という見方だってあるでしょう。
そして実際、BMW 2シリーズ アクティブツアラーは十分以上の居住空間を備えている車です。
いやもちろん、大ぶりなミニバンとかと比べちゃうとそうでもないのですが、比較的小ぶりな車のなかではかなりのものです。
特にリアシート周辺は相当の余裕があります。後席は前後130mmのスライドが可能で、3分割となる背もたれの角度も3段階に調整できます。
さらに言えば、荷室の容量は通常時(5人乗車時)でも468Lとなかなかデカく、最大で1510Lまで広げることも可能。
大家族ではないコンパクトめなご家族のファミリーカーとしては、どう考えても必要十分であることが予想されます。
▲BMW 2シリーズ アクティブツアラー2015年モデルのインパネまわり。写真は本国仕様なので左ハンドルですが、日本仕様は全車右ハンドルです。この落ち着いた高級感はやはりBMWならではの持ち味だといえます
▲後席は足元も天井も十分な余裕があり、まさに「クラスを超えている」という感じ。着座位置が高く自然なため疲れにくく、天井が高いため閉塞感もありません。前後方向のスライドが可能で、リクライニング調整もできます
▲荷室は通常時(5名乗車時)でも十分広いのですが、写真のように例えば向かって左側の2列をちょっと前に出したり、部分的に倒したり、あるいは全面的に倒したりしながら、状況と用事に応じて拡張可能ですこれの低走行車が総額200万円前後というのは割安かと!
そして「走り」の方もさすがのBMWクオリティです。もちろんやや背が高い5ドアハッチバックですから、3シリーズセダンみたいな車とまったく同じ走りはできません。
しかしFF(前輪駆動)の実用車でありながら、BMWの名に恥じない小気味良い走りを街中でも高速道路でも、そして峠道でも堪能することは十分可能です。
現在は2Lディーゼルターボやプラグインハイブリッドも追加されていますが、前期型の搭載エンジンは1.5L直3直噴ターボと2L直4直噴ターボの2種類。
お手頃な総額で狙えるのは車名に「218i」と付く1.5Lターボの方ですが、普段からよほどぶっ飛ばしているドライバーさんでさえなければ、その動力性能に不満を覚えることはほとんどないはずです。
▲3気筒ターボ搭載グレードのトランスミッションは6速AT。昔のATと違って新世代の多段ATはトルクのおいしいところを上手に選んでくれますので、1.5Lターボでもストレスのない走りが楽しめるはずで、そんな感じでなかなかステキなBMW 2シリーズ アクティブツアラーの、走行1万km台までの修復歴なし物件が今、前述のとおり安めの国産新車を買うのと同じような予算、つまり総額180万~220万円あたりで狙えてしまうわけです。
……これは、ある種の人にとってはかなり気になる展開かと思うのですが、どうでしょうか?
注意点というか補足としては、同じ218i系でも「安全装備」の類がより充実している中古車を選んだ方が、何かと安心ではあるということ。
バックカメラやパーキングサポート機能などの有無を重視しつつ、それと同時に当然ながら、内外装などのコンディションも重視しながら探せば、きっと良い買い物ができるはずです。ご興味のある方はぜひ一度、軽くご検討してみてください。
▼検索条件
BMW 2シリーズ アクティブツアラー(初代)×総額220万円以下×走行距離1.9万km台まで×修復歴なし×支払総額ありこの記事で紹介している物件
BMW
2シリーズアクティブツアラー 218d ラグジュアリー ディーゼルターボ 黒革 LEDヘッドライト リアカメラ 前後パークディスタンスコントロール アンビエントライト コンフォートアクセス 純正HDDナビゲーション 純正16インチアルミホイール ミラー内蔵式ETC車載器 Bluetooth
本体価格158.0万円
支払総額181万円
BMW
2シリーズアクティブツアラー 218d ディーゼルターボ 軽油 セーフティ パーサポ ナビBT Bカメラ 禁煙車 ドライビングアシスト バックカメラ クリアランスソナー パーキングサポート 正規ディーラー車 ETC
本体価格108.9万円
支払総額119.8万円
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