隠れフルモデルチェンジで現行型エスティマの物件が急増中!
2016/11/21
フルモデルチェンジは買い時の合図!?
カーセンサーを見ている人ならば、何度か中古車を買った経験のある詳しい人もいることでしょう。さらに車好きであれば、狙っている車の相場を定期的にウオッチしている、なんて人もいるかもしれません。そんな皆さんは、中古車相場でよく言われるこの法則、聞いたことがあるのではないでしょうか。
「フルモデルチェンジ(FMC)されると旧型がお買い得になる」の法則。
はい、正解です。FMCがあると、買い替え需要が発生したり、また相対的に旧型の価値が落ちたりするので、中古車業界では物件数が増加したり価格が下がったりします。
さて、そんな中古車相場の知識を持っている皆さんに今回紹介したいお買い得クルマはトヨタの現行型エスティマです。「え、旧型だとお買い得になるって言っておきながら現行型?」と思った皆さん、意外にもその現行型が今、FMCしたときと同じ現象が起きているんです。
息の長~い現行型エスティマ
今回オススメするエスティマは現行型といえども、登場から約11年経っている超ご長寿モデル。そんなご長寿モデルがなぜ今買い時なのかというと、6月のマイナーチェンジがその理由です。そろそろFMCするだろうという大方の予想を裏切り、ビッグマイナーチェンジ(BMC)をしたのですが、どうやらそのBMCがFMCに匹敵する威力を持っていたようなのです。
下のグラフを見てもらえれば分かるとおり、8月頃から流通量が増加。つまり、これまでエスティマを所有していた人たちが、6月のBMCを受けてエスティマを手放し、それらの物件が中古車として出回り始めたと考えられるのです。
11月16日時点で物件数は約2140台。現行型のミニバンがこれだけ選び放題ってなかなかないんですよね。「そりゃ年式の古い物件もあるからでしょ?」と思った方、実はそうでもないんです。
例えば、日産 エルグランド(現行型)と比べてみましょう(ホンダ ステップワゴンや日産 セレナなどは最近FMCされたので、現行型であるエルグランドを取り上げています)。現行型エルグランドの11月16日時点での掲載台数は約610台。現行型の生産時期が2010年8月からなので、エスティマも同様に2010年以降の物件に絞るとその数は約900台。走行距離を絞ってみてもそれほど両者に違いは見られません。つまり、古いものがたくさん溢れているのではなく、新旧様々な車から選ぶことができるんです。
ミニバンの代表とも言えるエスティマ、今なら選び放題です!
最後に簡単にエスティマについて説明しましょう。エスティマといえばミニバンの代名詞、と感じている人も多いのではないでしょうか。最近はミニバンと一口に言ってもかなりの車種がありますが、初代エスティマ発売当時はこれだけ大きい車というのは衝撃だったようで、まさにミニバンの先駆けとなる存在でした。
特徴はそのたまご型の車体。他のミニバンは比較的四角いイメージのものが多いですが、エスティマは初代から現行型にいたるまで、つるんとした丸っこい形を貫いています。
そんなエスティマをオススメしたいのは、適度に広くていい意味で普通の車がいいと思っている方! 最近流行りのコンパクトミニバンは取り回しはいいけどやっぱり狭いし、かといってヴェルファイアのようなVIP系のミニバンもちょっと……と思っている方いますよね? そんな人にこそ、今お得なエスティマを狙っていただきたいのです! どの価格帯でも台数が豊富なので、今なら予算に合わせた選び方ができますよ。
ぜひこの機会に、現行型エスティマにご注目を!
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