▲この年末に「100万円以下ぐらい」の国産車を買おうと思っているそこのアナタ、実はそれとほとんど同じ予算で狙えるドイツの「旧型フォルクスワーゲン ゴルフ」に注目してみませんか? ▲この年末に「100万円以下ぐらい」の国産車を買おうと思っているそこのアナタ、実はそれとほとんど同じ予算で狙えるドイツの「旧型フォルクスワーゲン ゴルフ」に注目してみませんか?

この1年頑張った自分に「名車」をプレゼントする?

「お歳暮」も「ボーナス」も死語になりつつある気がする昨今ですが、年の瀬の贈り物というのはなんだかんだいって嬉しいものです。そこで、もしもこの年末あたりに100万円以下をめどとした国産車を買おうと思っていた人は、「今年1年頑張った自分への贈り物」として、同じ100万円以下でも「旧型フォルクスワーゲン ゴルフ」にアップグレードしてみてはどうでしょうか?

「100万円以下で最近のゴルフなんて買えるわけ?」と疑問に思う方もいるでしょうが、安心してください、買えますよ。もちろん、車好きの間ではゴルフ6(シックス)と呼ばれる5代目ゴルフは割と最近まで新車が販売されていた比較的新しい輸入車ですので、市場の中心はおおむね車両価格120万~190万円です。しかしここ最近は車検サイクルなど諸々の理由により本体価格100万円以下の物件も増加傾向にあり、具体的には12月9日時点で46台の「アンダー100万円的ゴルフ6」が流通しているんです。

▲中心はもちろんオーバー100万円なのですが、アンダー100万円の物件も結構な勢いで増加中です ▲中心はもちろんオーバー100万円なのですが、アンダー100万円の物件も結構な勢いで増加中です

「でもそれっていわゆる底値に近い中古車だから、状態というか条件はあんまり良くないんじゃない?」という不安もあるでしょう。それはある意味おっしゃるとおりです。中古車というのはゴルフに限らずどうしたって「値段なり」という部分がありますので、12月9日時点で46台ある100万円以下の旧型ゴルフのうち25台が「走行5万km以上」であり、8万km以上走っている物件も5台あります。

しかし前述の「46台中25台が5万km以上」ということを逆から見れば、「100万円以下で買える旧型ゴルフのうち21台は走行5万km未満(12月9日現在)」とも言えるわけです。より細かく見てみると21台中13台は走行4万km未満であり、なかには「走行1.7万km」とか「2.3万km」とかの物件も結構な数が散見されます。……どうです、けっこうイイと思いませんか?

▲「多走行=悪」ということも決してないのですが、内装のコンディションなどはやはり走行少なめ物件のほうが良好な場合が多いでしょう。写真は旧型ゴルフTSIハイラインのコックピット ▲「多走行=悪」ということも決してないのですが、内装のコンディションなどはやはり走行少なめ物件のほうが良好な場合が多いでしょう。写真は旧型ゴルフTSIハイラインのコックピット

ゴルフのハンドルを握ると運転が上手くなる(気がする!)

「なるほど。では、そういった価格でも買えるゴルフ6ってのはそもそもどういう車なんだ?」という疑問がここで湧いてくるかもしれません。それに対してお答えしましょう。ずばり、「本体価格100万円以下であることが信じられないほど、市街地の走りも高速道路での走りも、そして内装各部の感触やデザインなども、ひたすらしっかりしてる感じ」です。

もちろん、輸入車だから、ドイツ車だから無条件に国産車よりも素晴らしいというわけではなく、最新世代のマツダ デミオやアクセラあたりと比べると、もしかしたら若干分が悪い部分もあるかもしれません。しかし少なくとも、同じ100万円ぐらいで買える国産車の新車や中古車と比べるならば、そのしっかり感は天と地ほどに違うと思ってもらっていいでしょう。

具体的には、まず「TSI」と呼ばれるエンジンは、燃費性能に優れる1.2Lや1.4Lの小排気量エンジンに低回転域から利くターボチャージャーやスーパーチャージャーを組み合わせることで、カタログ燃費が16km/L以上の小排気量エンジンであることがちょっと信じられないぐらいのパワフルさを発揮します。感覚的には2Lか2.5Lぐらいのエンジンを積むパワフルな車を運転している感じです。

そして市街地や国道、高速道路などを走ると、おそらくですがあなたは「ん? なんかワタシ運転うまくなったかも?」と思うことでしょう。例えば、少し大げさかもしれませんが、ちょっと速めの速度でカーブを曲がろうとしても、イメージしたとおりのラインを5ミリ程度の誤差で駆け抜けていくことができるんです。それって、ある程度以上の輸入車だとけっこう当たり前にできるステキな体験です。そしてそれは100万円以下のゴルフ6でも、足回りの状態に問題がない限り、しっかり体験できるのです。

▲「ゴルフ=大衆実用車」というイメージが実は過去のもので、近年のフォルクスワーゲン ゴルフは下手なスポーティカー顔負けのコーナリング性能を誇ります ▲「ゴルフ=大衆実用車」というイメージは実は過去のもので、近年のフォルクスワーゲン ゴルフは下手なスポーティカー顔負けのコーナリング性能を誇ります
▲写真は旧型ゴルフのTSIトレンドラインに搭載された1.2LのTSIエンジン。小排気量エンジンならではの好燃費と、ターボ加給による2クラス上にも相当するパワーを両立させたナイスなユニットです ▲写真は旧型ゴルフのTSIトレンドラインに搭載された1.2Lの TSIエンジン。小排気量エンジンならではの好燃費と、ターボ加給による2クラス上にも相当するパワーを両立させたナイスなユニットです

メンテナンスに関しても「輸入車だから」ということで過剰に不安がる必要はありません。最近の輸入車はふた昔前と違ってそう簡単には壊れないものなんです。それでも、部品代は国産車よりも高額な場合が多いですし、マイナートラブル(電気系などのちょっとした故障)は確かに輸入車のほうが発生確率は高いかもしれません。

そこが気になる場合は、「中古車業界随一の保証内容」といっても決して過言ではない「カーセンサーアフター保証」を付帯させるという手もあります。12月9日現在、全国に21台ある本体価格100万円以下でなおかつ走行5万km以下の旧型フォルクスワーゲン ゴルフのうち11台に、この保証を付帯させることが可能です。

ということで、どうでしょうか? 同じ100万円を「小型車の世界的ベンチマーク」であるフォルクスワーゲン ゴルフに投じてみるのは、あなた自身へのステキな歳末のプレゼントであると同時に、来年以降のかなりステキなカーライフにつながると思うのですが……!

 

text/編集部
photo/フォルクスワーゲン ジャパン