▲ファミリーカーはやっぱりミニバン。

GWの渋滞でミニバンの魅力を再発見

GWは家族サービスで終わったという方さんも多いでしょう。中には、高速道路の渋滞で精神的にも肉体的にもまいった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。子供は飽きて駄々をこね、それをあやすためにママもイライラ、そしてそれがパパに伝染して……。といった風に、車内の雰囲気が悪くなったこともあるのではないでしょうか。

そんな状況を避けるのに適している車といえば、やっぱりミニバン。車内が広いため開放感があってイライラしにくかったり、ミニバンの定番的な装備となったリアモニターでアニメのDVDを流して子供がそれに夢中になっていたりと、様々な理由からミニバンはファミリーカー向きだと言えると思います。

もちろん「ミニバンだから車内が楽しい」とは必ずしもならないでしょうが、GWの家族旅行で「ミニバンいいなぁ」と、改めて思ったパパさんも多いのではないでしょうか。実際、毎年GW明けのこの時期は、カーセンサーnetでミニバンをチェックする人が増える傾向にあります。

そこで今回はミニバンに注目。中でも、5ナンバーサイズを中心としたスペースユーティリティに優れるボックスタイプのミニバンのオススメをご紹介いたします。

旧型になりたてで狙い目のステップワゴン

まずはホンダのステップワゴン(旧型)。つい先日新型が登場したばかりなので、旧型になりたてホヤホヤのモデルです。中古車は新型が登場すると、ガクッと相場が落ちるもの。それを狙わない手はありません。

旧型とはいえ、ついこの間まで現行型でしたので、機能や装備で見劣りするようなところはないでしょう。燃費性能もなかなかのものです。2Lの直4エンジンを搭載しているのですが、FF車の燃費はJC08モードで13.2~15km/L。エンジンやトランスミッションを燃費優先に制御する「ECONモード」や、自分のエコ運転度がわかる「コーチング機能」なども備えています。

▲4代目ステップワゴンは、ホンダ独自の低床・低重心パッケージをベースに、家族みんなが楽しくラクに移動できる車を目指して開発されています ▲4代目ステップワゴンは、ホンダ独自の低床・低重心パッケージをベースに、家族みんなが楽しくラクに移動できる車を目指して開発されています

セレナやノア/ヴォクシーもオススメ!

ボックスタイプのミニバンで忘れてはいけないのが、日産のセレナ。今回は現行型をピックアップしました。エントリーグレードである20Sを除く全モデルにアイドリングストップシステムを搭載し、最も燃費性能に優れたS-HYBRID搭載モデルではJC08モードで15.2~16km/Lを実現しています。

低燃費に注目が集まりがちなセレナですが、使い勝手に優れているのもポイントです。フロントガラスの面積が広いため運転しやすく、開放感もたっぷり。また、14通り以上のシートアレンジが可能な上に、スマートマルチセンターシートが前後に移動することで8人乗り仕様でも2~3列目のウォークスルーもできるんです。

▲セレナのエクステリアは、なめらかな流れを意識したデザインが特徴。家族を包み込むような優しい印象を与えてくれます ▲セレナのエクステリアは、なめらかな流れを意識したデザインが特徴。家族を包み込むような優しい印象を与えてくれます

最後にご紹介したいのが、トヨタのノア/ヴォクシー。車名とフロントマスクは異なりますが、基本部分は一緒の兄弟車です。こちらもセレナ同様、快適性や使い勝手にこだわったミニバンで、誰にとっても“優しい”のが特徴です。

サードシートは、折りたたむ機会が最も多いシートだと思いますが、両車はワンタッチで折りたたみ、跳ね上げが可能な世界初のワンタッチスペースアップシート機構を採用しているため、シートアレンジがとにかく簡単です。

また、乳幼児のいるファミリーにありがたいのが「チャイルドケアモード」。これは2列目シートが外側に回転するもので(助手席側60度、運転席側30度)、チャイルドシートへの乗せ降ろしが格段にラクになります。さらにスライドドアには低いステップとチャイルドグリップを備えるなど、乗降性が高いのも魅力です。

▲ノアのフロントマスクは、親しみやすく堂々とした雰囲気を感じさせます。サイドはフロントからリアへつながるJ字型のキャラクターラインで躍動感とモダンさを演出しています ▲ノアのフロントマスクは、親しみやすく堂々とした雰囲気を感じさせます。サイドはフロントからリアへつながるJ字型のキャラクターラインで躍動感とモダンさを演出しています
▲一方ヴォクシーは、シャープな面と2段積みデザインのヘッドランプによってクールさと個性を強調。ノアとは異なった雰囲気を醸し出しています ▲一方ヴォクシーは、シャープな面と2段積みデザインのヘッドランプによってクールさと個性を強調。ノアとは異なった雰囲気を醸し出しています

探せば安い物件も出てきます

どれを選んでも間違いのない4モデルですが、価格も重要なポイント。相場を見てみると、最も狙いやすいのがノアで、中古車の平均価格は約146万円といよいよ150万円を切ってきました(2015年5月20日現在)。一方のヴォクシーは、ノアより少しだけ高めの154万円。スタイルにこだわりがなければノアの方がややオトクという感じです。

モデルチェンジしたばかりのステップワゴンの平均価格は約185万円。車両価格のボリュームゾーンは140万~190万円台という感じです。当たり前ではありますが、現行型となるセレナの平均価格が最も高く約201万円。ボリュームゾーンは170万~240万円台あたりですが、100万円台前半の物件もそこそこ存在します。

いずれも総額150万円以下で購入可能で、カーセンサーアフター保証対象車が同予算で十分に狙えます。走行距離や修復歴が気にならなければ、安価の物件を狙うのも手でしょう。アフター保証を付けておけば、万が一のときでも安心ですからね。オトクなミニバンをお探しなら、ぜひとも物件をご覧になってください。

▼検索条件

ホンダ ステップワゴン(旧型)&日産 セレナ(現行型)&トヨタ ノア(旧型)&トヨタ ヴォクシー(旧型)×総額150万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額150万円を超える場合があります