▲軽自動車TOP10の「届出済未使用車」を手に入れる!

決算後は「登録(届出)済未使用車」が多く流通する可能性大

春と言えば出会いと別れの季節ですが、決算時期でもあります。中古車、特に軽自動車を狙っている人にとっては、この時期が1年で一番おいしいタイミングかもしれません。

ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、4月の決算後は「登録済(届出)未使用車」が多く流通する可能性が高いんです。

登録(届出)済未使用車とは、その名のとおり、「初度登録(届出)された車両で、かつ使用または運行に供されていない中古車」のこと。ほとんど走行していない状態なものの中古車ですので、新車よりは若干ですがお手頃です。

で、そんな中でも軽自動車は流通量が多く、人気車種が出回る傾向にあります。人気の軽を新車で購入しようと考えていた方にとっては、オトクにお目当てのモデルを手に入れるチャンスとなるかもしれません。

軽自動車の新車販売TOP10を紹介!

さて、当記事では2015年2月における軽自動車の新車販売ランキングTOP10をピックアップ(一般社団法人全国軽自動車協会連合会調べ)。紹介するモデルは下記のとおりです(※通称名が同一のものは合算して集計(ミラ、ムーヴ、N-BOX、デイズなど))。

1位:ホンダ N-BOX
2位:日産 デイズ
3位:ダイハツ タント
4位:ダイハツ ムーヴ
5位:ホンダ N-WGN
6位:スズキ ワゴンR
7位:スズキ アルト
8位:ダイハツ ミラ
9位:スズキ スペーシア
10位:スズキ ハスラー


シリーズとしてランクインしている4モデルは代表として、N-BOX、デイズ、ミラココア、 ムーヴをチョイスしました。物件はまだメーカー保証が十分に残っているものばかりですが、今回はカーセンサーアフター保証対象車を紹介します。

どちらの保証でも良いと思いますし、アフター保証対象でない届出済未使用車も増えるでしょうから、「気になるモデル」×「登録(届出)済未使用車」で検索するのもオススメです。

中古車相場を見てみると、オトクなのは新型アルト?

さて、この10台の中で、一番平均車両価格が低いのはフルモデルチェンジしたばかりのアルト(2015年4月1日現在)。これは新車価格が他に比べて低めに設定されているのが要因ですが、平均価格は85万円。当然のことながら、走行距離の少ない物件ばかりなので、安心感も高いです。

続いて平均車両価格が安いのは、ミラココアとワゴンRです。ミラココアが約106万円、ワゴンRが約109万円となっていますが、他よりもデビュー年が早いのが大きな要因でしょう。この3台は総額100万円前後でも、物件を見つけることができます。

▲8代目となるアルトは新開発のプラットフォームが採用されました。また、徹底した軽量化などにより、JC08モードで37.0km/Lという低燃費を実現しています ▲8代目となるアルトは新開発のプラットフォームが採用されました。また、徹底した軽量化などにより、JC08モードで37.0km/Lという低燃費を実現しています

逆に平均価格が高いのはタント、ムーヴ、そしてN-BOX。タントが約138万円、ムーヴが約137万円、N-BOXが約136万円でした。さすがにこの価格帯になってくると、100万円以下で物件を探すのは難しいでしょう。現実的には130万円以上は用意しておきたいところです。

▲3代目となるタントは、広さや使い勝手の良さはそのままにミライースで培った「低燃費」「低価格」を追求して作られています ▲3代目となるタントは、広さや使い勝手の良さはそのままにミライースで培った「低燃費」「低価格」を追求して作られています
▲ミニバンの魅力をそのまま軽自動車に凝縮した「ミニ・ミニバン」を目指した開発されたN-BOX ▲ミニバンの魅力をそのまま軽自動車に凝縮した「ミニ・ミニバン」を目指した開発されたN-BOX
▲「次世代ベストスモール」をテーマに開発されたムーヴは、新開発のボディや足回りの改良などにより、基本性能が大幅にアップしています ▲「次世代ベストスモール」をテーマに開発されたムーヴは、新開発のボディや足回りの改良などにより、基本性能が大幅にアップしています

いずれも高需要のモデルですが、その中にあって中古車相場が下落しているのがアルトとハスラーです。直近3ヵ月でアルトは約91万円から約85万円まで、ハスラーは約136万円から約132万円まで下がりました。両車とも物件数がグッと伸びていますし、お手頃な物件が増えているのでしょう。

▲ハスラーはアウトドアユーザーをメインターゲットにして作られた軽クロスオーバー。スタイルだけでなく、JC08モードで29.2km/Lと燃費性能も優れています ▲ハスラーはアウトドアユーザーをメインターゲットにして作られた軽クロスオーバー。スタイルだけでなく、JC08モードで29.2km/Lと燃費性能も優れています

以上を踏まえると、新型アルトが狙い目に感じますが、いずれも素敵な車ですので、気に入ったものを選ぶのが一番でしょう。届出済未使用車は車両価格だけでなく税金もオトクですし、狙っていたモデルの中に気に入った物件があったなら、ぜひ検討していただければと思います。

▼検索条件

軽自動車販売TOP10(※2)×登録(届出)済未使用車×総額150万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額150万円を超える場合があります
※2 【ホンダ】N-BOX/N-WGN【ダイハツ】タント/ムーヴ/ミラ【スズキ】ワゴンR/アルト/スペーシア/ハスラー【日産】デイズ