ランドクルーザー70の人気から学ぶ、タフ&便利なSUVのススメ
2015/02/18
ランドクルーザー70の人気は男らしいSUVへの回帰現象!?
期間限定で復活しているトヨタ ランドクルーザー70が驚くほどの人気ぶりを誇っています。SUVから無骨さが消えつつある今、あえてランドクルーザー70のシンプルかつ男っぽさが再注目されているのかもしれません。
そんな今ご提案したいのが、便利に使えながらワイルドさも感じさせてくれる個性派SUV。中でも、ラフに乗って面白そうなものに注目しました。
紹介するのはトヨタ ハイラックスサーフ(最終型)と日産 エクストレイル(旧型)。いずれもカーセンサーアフター保証対象車が総額200万円以下で狙えます。両車ともコンパクトではありませんが、大きすぎないボディで大人5名が快適に座れ、荷物もたっぷり積むことができます。
ランドクルザープラド譲りのタフさが特徴
ハイラックスサーフはかつて若者の間で大人気のSUVでした。しかし、SUVブームの終焉が近づくとともに日本での販売は低迷。2009年には日本で絶版となってしまいました。強靭なラダーフレームは兄貴分であるランドクルーザープラド譲りで、足回りもほとんど同じです。
ラダーフレームを採用するのはベースがハイラックス(商用車)だから、ということありますが世界の僻地での使用を考慮すると、モノコックでは“割れて”しまうこともあるからでしょう。裏を返せば、それほど“強い”車に仕立てられているんです。
走りはガッチリしていますし、スポーティさも必要十分です。ただ、最新の高級SUVのような走り、とまではいきません。コーナーを攻めるなんてことはほとんどないとは思いますが、実際にやってみると多少ですが不快なボディロールを感じることでしょう。見方を変えれば「昔ながらのSUVらしさが若干残るワイルドな風味」がイケてます。オフロード性能は本格派ですので、走破性の高さには満足いただけると思います。
ディーゼルモデルの魅力はワイルドな図太いトルク
エクストレイルは、徹底したマーケティングリサーチに基づいて開発されました。旧型となる2代目は、いわゆる“キープコンセプト”で進化したモデルですから、初代とデザインがよく似ています。
ボディは一回り大きくなり、ラゲッジスペースも拡大。撥水加工された脱着可能なラゲージボードとアンダートレイなどによって、使い勝手もすこぶる良好です。
4WDシステムは、車両の挙動や路面の状況で前後トルク配分を変更するオールモード4×4-iを装備。走行性はもちろん優れています。
中でも、オススメしたいのはガソリンモデルではなく「20GT」と呼ばれる2Lターボディーゼルモデルです。当初は6速MTのみの設定でしたが、追って6速ATも追加されました。ディーゼルターボモデルは2L車であることを忘れさせてくれるほど、図太いトルクが特徴です。この力強さはディーゼル特有の個性と言えますが、エクストレイルに今まで以上のワイルドさを与えている、とも言っていいでしょう。
昔はディーゼルと言えば、うるさく、黒煙をあげるイメージでしたが、技術の進化によって、今となっては静粛性が増し振動も抑えられ、洗練されたエンジンになっています。
中古車相場が上昇中!気に入った物件を見つけたらお早めに!
ハイラックスサーフは120万円台から狙えますが、エクストレイルのディーゼル車はガソリンモデルより希少なこと、高価なこともあって総額200万円以下のものはわずかです(2015年2月15日現在)。平均車両価格はハイラックスサーフが約176万円、エクストレイルのディーゼル車が約207万円。中古車相場はどちらも上昇傾向にあるので、格安な物件を見つけたなら早めに行動した方が良いでしょう。
いずれも海に山にと1年を通して、アウトドアシーンで活躍すること間違いありません。都会派SUVとして開発はされていますが、同時にラフに使われることも想定されています。そう考えると、できるだけラフに乗ったほうがカッコいいのかもしれません。
▼検索条件
トヨタ ハイラックスサーフ(最終型)&日産 エクストレイル「20GT」系(旧型)×総額200万円以下×CSA保証車※プランでCSA保証を付けた場合、総額200万円を超える場合があります