アウトドア派に逆説。|カーセンサー特選市

流行りの「SUV」にこだわらなければ輸入4WDも意外とお手頃です

ここのところお手頃になってきた人気ステーションワゴンの現行ボルボ V60にも4WD仕様はあります。大家族でなければサイズ的にも十分です

ここのところお手頃になってきた人気ステーションワゴンの現行ボルボ V60にも4WD仕様はあります。大家族でなければサイズ的にも十分です

2007~2008年式付近でも問題ないのであれば、アウディのミドルサイズ・ステーションワゴンであるA6アバントの「クワトロ」もオススメ

2007~2008年式付近でも問題ないのであれば、アウディのミドルサイズ・ステーションワゴンであるA6アバントの「クワトロ」もオススメ

流行りの小型SUVよりさらにコンパクトなサイズでOKというご家庭には、クロスオーバーモデルであるBMW X1の「xドライブ」もステキ

流行りの小型SUVよりさらにコンパクトなサイズでOKというご家庭には、クロスオーバーモデルであるBMW X1の「xドライブ」もステキ

やや人気薄のVW ティグアンは、今流行りのボディタイプでありながらお買い得です。もちろん悪路走破性も抜群です

やや人気薄のVW ティグアンは、今流行りのボディタイプでありながらお買い得です。もちろん悪路走破性も抜群です

秋冬の長距離ドライブで真価を発揮する高速安定性

長距離のドライブをする機会が何かと増える秋。さらにその先には、場所によっては雪道となる年末の帰省や、スキー・スノボシーズンが待っています。そうなると安心・安全の意味でも、そして「走路を選ばず走れる自由」という意味でも、オススメは4WDモデル。今回は、その中から「250万円以下で狙える輸入4WDモデル」をご紹介します。

輸入車の4WDシステム自体が国産車のそれより優れているということはありませんが、若干異なるのは「高速域での走行安定性」と「シートの出来や内外装のスタイリング」です。

まずひとつ目の「高速域での走行安定性」。これは主に「設計時に想定する速度レンジ」が違うため、どうしても輸入車(欧州車)の方が高速域での安定性は高い場合が多い……ということになります。

ご存じのとおり日本の高速道路の最高速度は100km/hですが、フランスやイタリアの高速道路は130km/h制限である場合が多く、実際はコンパクトカーでもそれプラス20km/hほどで巡航しています。またドイツのアウトバーンは130km/h制限を基本に、区間によっては速度無制限。130~150km/hぐらいで巡航している小型車の横を、中型や大型のサルーンが200km/hオーバーで(ときには250km/h超で)追い抜いていく状況です。

そんな速度域でも当たり前に安全に運転できるセッティングになっている欧州車と、建前上は100km/hまでの範囲で安全ならそれでOKという日本車では、高速域での性格に違いが生まれるのは仕方のない話。使い方にもよりますが、高速道路を比較的ハイペースで走る使い方が多い人は、一度欧州車に乗り替えてみれば「目からうろこ」になる可能性は大です。

スタイリングがいい。だから、外に出かけたくなる!

第2のポイントとして「シートの出来や内外装のスタイリング」は(主観にもよりますが)輸入車の方が良い場合が多いといって構わないでしょう。シートに関しては「大昔から畳+ちゃぶ台ではなく、椅子に座って暮らしてきた」という歴史の蓄積によるものでしょうか、一般的にヨーロッパ車のシートの方が長距離ドライブにおける快適性は上のように思えます。

外装および内装のスタイリングは、それこそ主観により大きく評価が分かれますが、単純に「ヨーロッパ車はカッコいい! デザインがいい!」と思う人の数はけっこう多いはず。そう思わない方ももちろんいらっしゃるでしょうが、「ヨーロッパ車の内外装デザインはカッコいい!」と思ったならば、それは積極的に手に入れてみるべきです。

例えば、カッコいい靴を買ったら心が躍り外に出かけたくなるように、カッコいい車を買えばワクワクして自ずとドライブしたくなるものです。この場合「他人がどう思うか」はあまり関係ありません。「あなたがどう思うか」の問題です。もしも「カッコいいよ!」と思うのであれば、その車でのお出かけは楽しいものとなるでしょう。100万円とか200万円以上のお金をかけるのに、「日常の足」にするだけというのは、ちょっともったいない。だからこそ、「思わず出かけたくなる車」を選ぶことが大切ではないでしょうか。

「最新SUV」であることにこだわる必要はありません

さてそんな輸入4WDも、今流行りのSUVというジャンルにこだわると、かなりの高額になってしまいます。具体的には、街中で見る機会も増えてきたレンジローバー イヴォークだと総額550万円前後、それより若干古いアウディQ5でも総額400万円前後となるのが一般的。そう簡単に手が出せる金額ではありません。

でも、「輸入4WD=SUVでなければならない」なんて法律はありませんし、実際にはステーションワゴンやセダンでも十分「用は足りる」でしょう。ということでSUVにこだわらず輸入4WDを探してみれば、実は支払総額250万円以下という現実的な予算で、まずまず高年式な物件を探すことができます。しかも、カーセンサーアフター保証対象車を、です。

中長期的には雪道を走る機会も多くなりそうなこれからのお出かけ車としてオススメな、お手頃プライスの輸入4WD。ぜひチェックしてみてください!

【検索条件】輸入車×4WD×総額250万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額250万円を超える場合があります