50万円で買える小さな高級車|カーセンサー特選市

高級車を足に使う優雅さを味わおう!

エンジンは直6の3Lと2.5L直噴エンジンをラインナップ。トルクでグワッと前に押し出すスタートは“高級車”ならではです

エンジンは直6の3Lと2.5L直噴エンジンをラインナップ。トルクでグワッと前に押し出すスタートは“高級車”ならではです

ホイールベースはボディサイズが一回り大きな当時のマークIIよりも50㎜長く、室内はその見た目よりも広々としています

ホイールベースはボディサイズが一回り大きな当時のマークIIよりも50㎜長く、室内はその見た目よりも広々としています

奇をてらったデザインは皆無。ウォールナットの本木目パネルが採用されるなど高級感を漂わせながら、トヨタ流の質実剛健さも感じさせます

奇をてらったデザインは皆無。ウォールナットの本木目パネルが採用されるなど高級感を漂わせながら、トヨタ流の質実剛健さも感じさせます

本革シートは“ピン”と張ったものではなく、布シートも素材の良さがわかる肌触りです。その品質の高さは当時のフラッグシップであるセルシオにも匹敵します

本革シートは“ピン”と張ったものではなく、布シートも素材の良さがわかる肌触りです。その品質の高さは当時のフラッグシップであるセルシオにも匹敵します

年間生産台数は1万台に満たなかった隠れた名車

「小さな高級車」というキャッチフレーズで誕生したトヨタ プログレ。新車時価格は色々オプションを入れると400万円弱が当たり前でした。しかし、中古車とはいえ、今では予算50万円で狙えます! 日常の足を探している方、控えめな高級車という個性を面白いと感じる方、必見です。

1世代でラインナップから消えたプログレですが、販売期間は9年(1998~2007)と長かったんです。「良いモノを長く売る」というのは開発責任者がセンチュリーも兼任していたことが影響しているのかもしれません。

総生産台数が8万台弱で後継車がないことを見ると「成功」とは呼べないのでしょうが、無垢材からの削り出しウィンカーレバーやウッドパネル(オプション)の採用など、品質へのこだわりは相当でした。「質感」で言えば、当時のクラウンやセルシオに勝っていたかもしれないほどです。

デザインは多少古さを感じさせますが、アグレッシブなデザインの車が増えるなか、これほど保守的なルックスはかえってユニーク。差別化につながってオシャレだと思います。

日本の交通事情を配慮したボディサイズ

「小さな高級車」という言葉からもわかるとおり、トヨタが訴求ポイントとしたのはボディサイズでした。「デカい車だと、あそこには行きづらい!」なんてことがよくある日本の交通事情を考慮してのことでしょうし、市場からの声もあったのでしょう。

エンジン排気量が2.5Lと3Lなので3ナンバー登録ですが、ボディは5ナンバーサイズ。それでいてホイールベースは、ボディが一回り大きい当時のマークIIよりも50㎜長いので、その車内の広さにビックリします。シートポジションは思いのほか高く、見晴しも良好です。

現在の車のトレンドはダウンサイジングですが、一足早く「コンパクトでも高級車」という新時代を切り開こうとしたのかもしれません。

アフター保証車でも50万円以下で狙える

総額50万円以内で狙えるカーセンサーアフター保証付き物件を見渡してみると、いわゆる“大衆向け”な車両ばかり。新車時価格で比較してみると、プログレはズバ抜けて高かった車です。

もちろん、年式や走行距離など各物件によって価格の付け方が違いますから一概に比べることはできません。しかし、これほど高級感がある車がこの値段なのは破格といえます。直近3ヵ月の中古車相場にほとんど変化がなく、すでに底値安定中。つまり、プログレはバーゲンハンター必見のお買い得車だと言えるでしょう。

50万円で“普通”の車に乗るくらいなら、見た目は控えめでも正真正銘の高級車に乗ったほうが豊かなカーライフになると思います。古くてもアフター保証付きなら万が一のトラブルも安心です。このチャンス、狙ってみてはいかがでしょう。

【検索条件】トヨタ プログレ×総額50万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額50万円を超える場合があります