予算165万円以下で現行エスティマハイブリッドを手に入れる
2013/09/20
家電も使える人気ハイブリッドミニバンが安い!
テールランプのデザインはハイブリッド専用で、普通のエスティマでないことが一目でわかります。先進性、未来感をデザインで表しています
2列目シートを最後端にすれば、2列目は“特等席”。最近、政治家、企業経営者などがフルサイズミニバンを愛用しているのもうなずけます
シートアレンジが多彩で、そもそもたっぷり余裕のビッグサイズですから大きな荷物を運ぶのにもうってつけ。アウトドアライフにも大活躍します
基本レイアウトはエスティマ同様ですが、メーター内のバッテリー充電量を示すゲージが特徴的。運転席はタイトでコックピット感が漂います
あえて、最初期モデルを狙うべし!
フルサイズミニバンなのに低燃費、で終わらずオールマイティに使える。そんなエスティマハイブリッドもデビューから7年がたち、3回目の車検が満期を迎えました。今なら、人気車種でもかなりオトクに購入可能です。前述したとおり、ミニバンの割に低燃費なだけではないので、ファミリーだけでなくアクティブな若者にもオススメです。
中古車市場での動きは活発で、カーセンサーnetの掲載台数も乱高下しており、なかなか流通台数は増えません(2013年9月10日現在)。しかし、ここ3ヵ月の相場を振り返ってみると平均中古車相場は238万円から230万円に下落。おいしい物件は出たらすぐ売れてしまう状況なのです。
その中でも狙うべきは2006年式。07年式が33台掲載され車両価格で140万円以下の物件が2台(最安物件は車両価格で135万円)なのに対し、06年式は69台掲載され140万円以下の物件が13台(最安物件は車両価格で95万円)もあります。
カーセンサーアフター保証付きの総額でみても、07年が180万円台からなのに、06年式は150万円台から用意されています。最初期モデルが安いのは当たり前ですが、大きな差がない07年式と06年式の差額が30万近くもあるのです。
しかも、基本デザインにはこれまで大きな変更はありませんし、燃費性能もさほど向上されたわけではありません。「新しい車が良い」というのも間違いではありませんが、09年以降は車両価格でも200万円以上がボリュームゾーン。コストパフォーマンスという点において、2006年式は“買い”と言えます。
家族で楽しむだけでなく、カップル、友達でも遊べる車
エスティマハイブリッドの一番の魅力は、電源供給車にもなれることでしょう。電子レンジやヘアドライヤーが使えちゃうって凄くないですか? 何気なく家庭で使っている家電製品ですが、かなりの電力を必要とします。それらを車からの電源で使うことができるって、そうそうありません。別にアウトドアで電子レンジを使うことはないでしょうが“能ある鷹”的な潜在能力の高さには注目です。
「基本的にはファミリーユースだろう」という方もいるでしょうが、カップルで乗っても車内が広々としているので女性ウケも良いんです。7~8名も車に乗ることができるので、友人同士でスキーやキャンプなどのアウトドアに出かける際も、大活躍してくれるでしょう。
多走行、修復歴アリでも保証付きなら安心
最後に、実際の物件を見てみましょう。予算165万円以内の物件は、やはり走行距離10万㎞を超える多走行車が多いんです。しかし、多走行車といっても、タクシーが50万km走ってもピンピンしているように、しっかりメンテナンスされていれば大きな問題ではありません。
そこで、今までのメンテナンス内容が確認できる「整備記録簿付き」のカーセンサーアフター保証車で検索。原稿執筆時点で3台ほど見つかりました。
走行距離の多さ、修復歴アリなどの要素は万全な保証が不安を取り払ってくれるでしょう。ぜひ一度、検討してみてください。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額165万円を超える場合があります
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