マツダ RX-8

カーセンサー学生編集部員(近畿大学4回生)の佐藤です。

突然ですが、みなさんは駐車得意ですか?

私は駐車がとっても苦手で、免許証がただの紙。いわゆるペーパードライバーになってしまっていました(涙)。

大学生の私は、親や友人に運転を任せっきりで、なんとか今まで過ごせてきました。

しかし……!

将来のことを考えると、車を使わなくてはならない場面、使えた方が便利な場面ってたくさんあると思いませんか?

例えば、
・会社の営業で車を使わなくてはならないとき
・子供が生まれて習い事の送り迎えをしなくてはならないとき
・親が足をけがして歩けなくなったとき
などなど……。

そんなことを考えていると、「せっかく高いお金を払って免許を取ったのに、ただの紙になってしまうのはもったいない!」

そう決心し、ペーパードライバー講習に行ってきました。

そこで、私のように「出先の駐車場が狭くないか」、「隣の車とぶつからないか」など、駐車への不安が原因で運転がおっくうになってしまっている方に向けて、ペーパードライバー講習で習得した駐車のコツやテクニックを大公開しちゃいます!
 

マツダ RX-8▲今回教えていただくのは、ファーストドライビングスクールの北池さん。講習のメニューは運転スキルに合わせて自由に選べます! 私は、150分のライトプランで、苦手な駐車を重点的に教えていただきました

駐車は最初で8割が決まる!?

私と同じ駐車ビギナーズのみなさん。

早速結論ですが、駐車の一番のコツは、「最初に車のお尻をどこに向けるか」です!

なんと、駐車が上手くできるかは、駐車の枠に入る前の段階で8割が決まっているのだとか。

入れる前がそんなに重要になるとは思っておらず、最初は全く違う方向にお尻を向けてしまいました……(笑)。

では、どうすればうまく車のお尻をうまく向けることができるのか。

そのポイントを3つ教えていただきました。

①ハンドルを切るタイミング
②車のお尻をミラーで合わせる
③左右対称になるように調整しながら車を枠内に入れる

順番に解説していきます!
 

マツダ RX-8▲まずは車の模型を使って、駐車をイメージ

今回は運転席から見て、左側にある駐車場に入れることを想定して教えていただきました。

まずは、①ハンドルを切るタイミングについてです。

まずは止めたい駐車枠に狙いを定めて、車を枠に対して垂直になるように動かしていきます。

そして、自分の体が駐車枠の真ん中を過ぎたあたりで一気に右に回して前に進んだいきます!

こうすると、自然と車のお尻が駐車枠の方向に向いてくれるとのこと。
 

マツダ RX-8▲運転席から駐車したい場所をチェック! このあたりでハンドルを回します

続いて、②車のお尻をミラーで合わせるについてです。

ハンドルを一気に切って前に進んだら、左側のミラーで自分が入れたい駐車枠を確認。

駐車枠の角を車の左後ろが少し過ぎ、駐車枠を確認できるところまで進みます。

その際、駐車枠が見にくい場合は、ミラーを下に下げると見やすくなるとのこと。

ミラーはあまり触ったことがありませんでしたが、実施に下げてみると一気にやりやすくなりました!
 

マツダ RX-8▲枠線と車の位置が超重要ポイント! この時点で、駐車の8割が決まってしまうなんて……。目からウロコです!

最後は、③左右対称になるように調整しながら車を枠内に入れるについて。

左側のミラーを見ながら狙った駐車枠の線に沿わせるようにバックしていきます。

もし、ハンドルを切る方向がわからなくなった場合は、行きたい方向を手で指さしてみてください!

指をさした方向にハンドルを切ればOKです!
 

マツダ RX-8▲駐車枠に合わせると自然に車が中に入る!

これで順調に駐車完了! といきたいところですが、駐車枠に合わせるとどうしても左側の駐車枠を意識しすぎてしまい、左寄りになってしまいました。

しかし、寄ってしまっても問題ありません!

最初から一発で駐車しようとすることはとても難しく、できないことが当たり前!

左に寄りすぎた場合の対応として、「幅寄せ」を教えていただきました。

幅寄せのコツは、前に出すときにハンドルを回して寄せるのではなく、バックしながら寄せるのがポイント!

なので、まずはハンドルを正面にした状態で車を前に出し、バックの際に寄せたい方向に少しハンドルを回し、左右のミラーを見ながら調節した方が簡単にできるとのこと。
 

マツダ RX-8▲教習が終わる時には感覚をつかみ、1人でも駐車することができました!

この3つのポイントを押さえれば、私が実際不安に思っていた、
・どのタイミングでハンドルを切るのか
・どのミラーを見たら良いのか
・ぶつかる距離の感覚
が解消され、駐車することができました。

これでペーパードライバーを脱却だ!

感覚をつかんだら何も怖くない!
駐車をマスターしてペーパードライバーから脱却!

今回ペーパードライバー講習を受けてみて、駐車に対する不安がなくなり、自信につなげることができました!

また、いまの車は、ぶつかりそうになったら音で知らせてくれたり、自動で止まったりといったような、便利な機能もたくさんあります。

こういった機能も活用しながら、ぜひみなさんも駐車をマスターして安全で楽しいカーライフを送ってみてください!

【記事について】
この記事は、近畿大学経営学部松本ゼミ所属の学生が企画やインタビュー、執筆を担当しました。
 

マツダ RX-8