スチャダラパーBoseが大興奮? マニアにはたまらない車屋さんに突撃!【後編】
2020/02/12
日本のヒップホップシーン最前線でフレッシュな名曲を作り続けているスチャダラパーのMC、Boseがカーセンサーで気になる中古車を探して実際に見に行く本企画。
今回はDEEPでUNDERGROUNDな中古車をたくさん扱う販売店で、珍しい中古車、懐かしい中古車をチェック!
スチャダラパー
Bose
1990年にデビューし、「今夜はブギー・バック」などの名曲を生み出してきたスチャダラパーのMC。ヒップホップ最前線で、フレッシュな名曲を作りつづけている。デビュー記念日となる5月5日、LINE CUBE SHIBUYAにて、『スチャダラパー30周年記念公演 スチャダラ2020"アメージングヒューマンレガシー"』を開催! 詳しくは公式HPへ。愛車はフォルクスワーゲン ゴルフIIとフィアット ウーノターボ
編集部 Boseさん、前回に続き、今回も1980年代~2000年代のおもしろい中古車を扱っている埼玉県のマルミオートで懐かしい車、珍しい車を探しましょう!
マルミオート 簑島社長(以下、簑島社長) 今回は、前回以上にレアな車をお見せできますよ!
編集部 僕らも初めて見るものやずいぶん前に試乗はしたけれど存在を忘れていたものがザクザク出てくる感じです。まさにお宝!
●ダイハツ ストーリアX4(2003年式)
簑島社長 これは今うちにある車の中でも1、2を争う激レア車ですね。
編集部 今のロッキー/ライズと同じような関係性で、ダイハツが製造したストーリアをトヨタがデュエットという名前で販売していました。新車でもデュエットの方が圧倒的に販売台数が多く、カーセンサー内の中古車はデュエットの12台に対してストーリアは4台でした(2020年1月31日原稿執筆時点)。
編集部 しかもこれ、ほぼノーマルじゃないですか? たぶんラリーに参戦するのではなく街乗りをしていたものじゃないかと。
編集部 ちなみにX4にはクロスミッションが入っていて、エンジンは713ccで最高出力が120psです! リッター100馬力どころのさわぎじゃありません!!!!
●ダイハツ ブーンX4(2006年式)
簑島社長 こっちはストーリアの後継モデルであるブーンのX4です。ストーリアほどではないですが、ブーンのX4も珍しいですよ。
編集部 ブーンX4は最高出力133psを発生する936ccの直4ターボを搭載しています。新車時価格は183.8万円でした。
簑島社長 他の車と比べると数は圧倒的に少ないですが、こういう車を指名で探している人は日本に何人かいるものですよ。主に競技に参戦している人ですね。
編集部 きっとダートトライアルを楽しんでいる人でしょうね。
●トヨタ セリカXX Gターボ(1984年式)
編集部 2代目となるこの60系XXは1981年デビューですからね。もう40年近く前のモデルということになります。XXといえば僕は『よろしくメカドック』を思い出します。
●日産 テラノ R3M(1992年式)
編集部 何年か前、テラノに乗っているヘアメイクさんと仕事をしました。すごくカッコよかったのを覚えています。
編集部 面白いのが、当時はテラノもトヨタ ハイラックスサーフもかなり大きな車だと思っていましたが、今見るとけっこうコンパクトですね。
編集部 今回見たのはオーバーフェンダーが付いていないモデルなので全幅は1690mmの5ナンバーサイズです(ヴェゼルは1770mm)。全長もテラノは4365mでヴェゼルが4330mmだからほとんど変わりません。たぶん存在感のある背面タイヤがボディを大きく見せているのでしょうね。
●日産 グロリアワゴン V20E GL(1998年式)
編集部 最後はチョイ古モデルの定番であるセドリック/グロリアワゴンです。
簑島社長 今あるセド/グロはうちで結構手を入れたというのもあるのですが、それでも相場は上昇傾向ですね。
編集部 今回見たのは色もかわいかったですね。グリーンメタリックの2トーン。
というわけで前編、後編合わせて10台ものBoseさん好みのレア中古車をチェックしてきました。今回見た車の多くは、ヤングタイマーと呼ばれるような年代のレアな車で相場が上がってきている車も多く、気になっている方は要チェックです!
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