一世代限りの名車図鑑　Part3

カテゴリー: クルマ

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2008/05/23

先日フルモデルチェンジを行ったトヨタクラウンのように13代目という長い歴史を刻む車種もあれば
残念ながらわずか一世代で幕を下ろす車種もある
こうしたモデルは“一発屋”と呼ばれ、そのすべてが不人気車のように思われがちだが実は違うのだ！
なかにはそのモデルが傑作すぎて後継車が作れなかったのでは…と思われる車種もある
今回はわずか一世代しか生産されなかったもののまだ多くの中古車が流通する
記憶に残る名車を紹介する

輪廻転生

　ここでは今新車で販売されている車種の中から、これ！あの絶版車にコンセプトなどがよく似ているな…というクルマを紹介しよう。
　まずはコンパクトなボディながら2列×3人乗りレイアウトで6人乗りも可能だった日産ティーノ。まさにシートレイアウトがホンダエディックスに引き継がれている。
　次はZが採用した、軽自動車ながらミッドシップというレイアウトはアイが受け継ぎヒットモデルとなっている。
　最後のホンダHR-Vは3列シートをもつホンダクロスロードとして見事に復活を遂げた。

日産ティーノ

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ホンダエディックス

ハイブリッド車のベース車として開発された日産ティーノ。コンパクトながらワイドボディを採用し2列×3人というシートレイアウトを採用した。現在の中古車相場は15万～70万円で流通量はわずか19台と絶滅寸前だが、ホンダエディックスでも味わえる

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ホンダＺ

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三菱アイ

エンジンを床下ミッドシップに縦置きし、フロントとリアの重量配分を均等にするレイアウトを採用。エンジンはNAとターボ、と驚くべきことに三菱iと形は違えどコンセプトはほぼ同じだ。中古車相場は13万～70万円。流通台数は72台とまだじっくり選べる

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ホンダ HR-V

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ホンダクロスロード

SUVブームに乗って、割安で若者向けのライトクロカンとして登場したHR-V。今度はターゲットをファミリィ向けとし3列シートを採用したクロスロードとして登場。HR -Vの中古車相場は40万～150万円。道具感覚で乗るにはちょうどいい価格だ

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微車薄命

　絶版車の中でもNSXのように10年以上生産されるクルマもあれば、1クール（通常ならば4年）も生産されずに絶版となってしまったクルマもあるのだ。ここで紹介するのは美人薄命ならぬ微車薄命ということで、生産期間の短かった一世代限りの車種を紹介する。異業種コラボで生まれたWiLLシリーズの第１弾のVi。さらにGMとの共同開発だったSUVのヴォルツ、そしてアメリカホンダで生産されたエレメント、トヨタプロナードなど、どうも北米の香りのするクルマが短命に終わっているように思えるのは偶然だろうか。

トヨタヴォルツ
	トヨタとGMの共同開発で生まれたSUV。エンジンは2種類の1.8L直4を搭載する。中古車相場は108万～155万円で流通量は23台とかなりレアなクルマになりつつあるカタログを見る　中古車相場表　中古車を探す

WiLL Vi
	1999年に立ち上がった異業種プロジェクト“WiLL”のクルマの第１弾で馬車のようなスタイリングに仕立てられた。中古車相場は20万～80万円で流通量は73台とまだ比較して選べるカタログを見る　中古車相場表　中古車を探す

ホンダエレメント
	企画、開発、生産をアメリカで行い輸入していたSUV。両サイドのドアを観音開きにするなど個性的だった。中古車相場は160万～230万円で流通量は18台ともう待ったなしカタログを見る　中古車相場表　中古車を探す

スズキツイン
	全長2.7mの2人乗りのシティコミューター。ガソリンだけでなく、ハイブリッド車も設定していた。中古車相場は49万～100万円で、最近になってハイブリッド車も流通するようになったカタログを見る　中古車相場表　中古車を探す

プロナード
	北米で生産されて輸入されたミドルサイズセダン。フロントがベンチシートで6人乗りのグレードもあった。中古車相場は58万～139万円で流通量は18台ともう最後の購入チャンスだカタログを見る　中古車相場表　中古車を探す