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「見せてもらおうか、私にピッタリの中古車とやらを」。シャアにオススメの1台はあの軽自動車!?
「見せてもらおうか、私にピッタリの中古車とやらを」。シャアにオススメの1台はあの軽自動車!?
2015/03/05
//ABテストロジック
▲ガンダム好きにとっては常識だが、「キャスバル」とはシャア・アズナブルの本名で、キャスバル・レム・ダイクンのこと。妹はホワイトベースに搭乗していたセイラ・マス。本名はアルテイシア・ソム・ダイクンだ
シャア専用オーリス以外でピッタリの中古車を考える
2月28日より全国13館で、2週間限定のイベント上映がされている「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル」。ガンダムでも1、2を争う人気キャラクター「シャア・アズナブル」(以下シャア)の幼少時代を描いた作品である。
シャアと車の関係といえば、真っ先に思い浮かぶのはトヨタから発売された「シャア専用オーリス」。ホームページによると、「ジオン公国の主力兵器であるモビルスーツ(以下MS)を納入するジオニック社と、日本にあるトヨタ自動車が提携し、ジオニックトヨタが始動した」とのこと。バックストーリーにもこだわった1台は、大きな話題になった。
赤のシャア専用オーリスでコロニーを走るシャア。確かにカッコいい。しかし、ここは敢えてジオニックトヨタ社と真っ向勝負して、カーセンサー的にシャアにぴったりの中古車を探してみようじゃないか。なお、ガンダムは様々な作品があるので、今回は最初の作品である「機動戦士ガンダム」に登場するシャアを前提に考える。
▲カーセンサーnetでも約10台見つかった(2015年3月3日現在)。その中で、最も安い物件は総額208万5000円だった
一年戦争時、シャアはまだ20歳だった!
まずは、ガンダムにあまり詳しくない方に向けて、とりあえずシャアの基本的情報をお伝えしておこう。
シャアはジオン公国のエースパイロット。搭乗するMSのボディカラーから「赤い彗星」と称され、彼が操る専用のザクは通常のザクの3倍のスピードで動くと恐れられていた。ここからもわかるように、シャアにぴったりの中古車のボディカラーは「赤」以外には考えられない。
次に年齢だが、なんと20歳。あんな大人びているのに20歳。しかも、階級は少佐(後に大佐)という高い地位。車選びには、この年齢と階級も考慮しなくてはならないだろう。
それでは、シャアが劇中で乗っていた車を検証しよう。ガンダムのパイロットである「アムロ・レイ」とシャアが初めて出会うシーンで、彼は緑のオープンカーに乗っている。「赤じゃないのかよ!」と突っ込みたくなるが、注目したいのはそこではなく、ガルウイングだったこと。モビルスーツのボディカラーしかり、人とはひと味違う車がお好みのようだ。
そして、シャアと乗り物といえば、切っても切り離せないのが馬。テキサスコロニーで妹のセイラと再会するシーンでは、白馬で颯爽と現れた。カッコ良すぎる…。
ここまで出てきたキーワードを整理すると――
・速度は3倍
・ボディカラーは赤
・20歳という若さ少佐という高い地位
・オープンカーでガルウイング
・馬が好き
と、なる。はい、皆さんティキーン!(ニュータイプ音)ときているね。シャアにピッタリの車は、赤い跳ね馬「Ferrari」以外には考えられない。ガルウイングのフェラーリといえば、すぐに思いつくのはフラッグシップである「ラ・フェラーリ」だ。
0~100km/h加速は3秒未満、最高速度は350km/h以上と公表されている。普通の車だと0~100km/hに10秒かかることもあるので、3倍早いもクリアしている。
20歳でラ・フェラーリは背伸びしすぎとも思うかもしれないが、20歳で大佐という要職に抜擢される実力とジオン公国の創設者の後継という育ちの良さから考えると、バランスが取れたセレクトではないだろうか。
▲こちらがフェラーリ ラ・フェラーリ。800psの6.3L V12エンジンと163psのモーターを組み合わせた弩級のハイブリッドシステムを搭載している
シャアにピッタリの中古車はマツダの軽?
しかし、ラ・フェラーリではあまりに当たり前すぎる。それに、そもそもカーセンサーnetで取り扱っていない。そこで、カーセンサー的オススメしたいのが「マツダ車」だ。
最近のマツダ車のイメージカラーである「ソウルレッド」、スローガンである「人馬一体」と、シャアの条件に違わない。そして、マツダは以前、ガルウイングの2シーター軽スポーツカーを発売している。大佐という階級には釣り合わないかもしれないが、20歳という年齢から考えると、このセレクトは妥当ではないか。スポーツカーというところも、操縦スキルが卓越したシャアにはピッタリだろう。
その軽スポーツとは「AZ-1」。1992年10月~1994年10月の生産で、スズキアルトワークスのFFターボのユニットをそのままリアミッドシップに配したスポーツカーだ。
▲キャビン部にH型フレームをもつ強固なスチール製スケルトンモノコックを採用。そこに軽量なプラスチック製アウターパネルを装着している。原稿執筆時点の中古車価格帯は70万~190万円
シャア専用ザクは、性能自体は3割ブーストアップしている程度で、シャアの操縦スキルによって性能を余すことなく引き出した結果、3倍の動力性能を得たとも言われている。その意味では、AZ-1でも十分な速さを実現してくれることだろう。
というわけで、カーセンサーが「赤い彗星」、シャア・アズナブルに勧める中古車はAZ-1だ。無論、異論は認める。
▲シャアと言えば、やっぱりザクが出ないと締まらないので、最後に1枚
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シャアと車の関係といえば、真っ先に思い浮かぶのはトヨタから発売された「シャア専用オーリス」。ホームページによると、「ジオン公国の主力兵器であるモビルスーツ(以下MS)を納入するジオニック社と、日本にあるトヨタ自動車が提携し、ジオニックトヨタが始動した」とのこと。バックストーリーにもこだわった1台は、大きな話題になった。
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赤のシャア専用オーリスでコロニーを走るシャア。確かにカッコいい。しかし、ここは敢えてジオニックトヨタ社と真っ向勝負して、カーセンサー的にシャアにぴったりの中古車を探してみようじゃないか。なお、ガンダムは様々な作品があるので、今回は最初の作品である「機動戦士ガンダム」に登場するシャアを前提に考える。
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<h3>一年戦争時、シャアはまだ20歳だった!</h3>
<p>まずは、ガンダムにあまり詳しくない方に向けて、とりあえずシャアの基本的情報をお伝えしておこう。
<br />
<br />
シャアはジオン公国のエースパイロット。搭乗するMSのボディカラーから「赤い彗星」と称され、彼が操る専用のザクは通常のザクの3倍のスピードで動くと恐れられていた。ここからもわかるように、シャアにぴったりの中古車のボディカラーは「赤」以外には考えられない。
<br />
<br />
次に年齢だが、なんと20歳。あんな大人びているのに20歳。しかも、階級は少佐(後に大佐)という高い地位。車選びには、この年齢と階級も考慮しなくてはならないだろう。
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<br />
それでは、シャアが劇中で乗っていた車を検証しよう。ガンダムのパイロットである「アムロ・レイ」とシャアが初めて出会うシーンで、彼は緑のオープンカーに乗っている。「赤じゃないのかよ!」と突っ込みたくなるが、注目したいのはそこではなく、ガルウイングだったこと。モビルスーツのボディカラーしかり、人とはひと味違う車がお好みのようだ。
<br />
<br />
そして、シャアと乗り物といえば、切っても切り離せないのが馬。テキサスコロニーで妹のセイラと再会するシーンでは、白馬で颯爽と現れた。カッコ良すぎる…。
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ここまで出てきたキーワードを整理すると――
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<br />
<b>
・速度は3倍<br />
・ボディカラーは赤<br />
・20歳という若さ少佐という高い地位<br />
・オープンカーでガルウイング<br />
・馬が好き
</b><br />
<br />
と、なる。はい、皆さんティキーン!(ニュータイプ音)ときているね。シャアにピッタリの車は、赤い跳ね馬「Ferrari」以外には考えられない。ガルウイングのフェラーリといえば、すぐに思いつくのはフラッグシップである「ラ・フェラーリ」だ。
<br />
<br />
0~100km/h加速は3秒未満、最高速度は350km/h以上と公表されている。普通の車だと0~100km/hに10秒かかることもあるので、3倍早いもクリアしている。
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20歳でラ・フェラーリは背伸びしすぎとも思うかもしれないが、20歳で大佐という要職に抜擢される実力とジオン公国の創設者の後継という育ちの良さから考えると、バランスが取れたセレクトではないだろうか。
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<br />
<br />
最近のマツダ車のイメージカラーである「ソウルレッド」、スローガンである「人馬一体」と、シャアの条件に違わない。そして、マツダは以前、ガルウイングの2シーター軽スポーツカーを発売している。大佐という階級には釣り合わないかもしれないが、20歳という年齢から考えると、このセレクトは妥当ではないか。スポーツカーというところも、操縦スキルが卓越したシャアにはピッタリだろう。
<br />
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その軽スポーツとは「AZ-1」。1992年10月~1994年10月の生産で、スズキアルトワークスのFFターボのユニットをそのままリアミッドシップに配したスポーツカーだ。
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<br />
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シャアと車の関係といえば、真っ先に思い浮かぶのはトヨタから発売された「シャア専用オーリス」。ホームページによると、「ジオン公国の主力兵器であるモビルスーツ(以下MS)を納入するジオニック社と、日本にあるトヨタ自動車が提携し、ジオニックトヨタが始動した」とのこと。バックストーリーにもこだわった1台は、大きな話題になった。
<br />
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赤のシャア専用オーリスでコロニーを走るシャア。確かにカッコいい。しかし、ここは敢えてジオニックトヨタ社と真っ向勝負して、カーセンサー的にシャアにぴったりの中古車を探してみようじゃないか。なお、ガンダムは様々な作品があるので、今回は最初の作品である「機動戦士ガンダム」に登場するシャアを前提に考える。
<br />
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</p>
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シャアはジオン公国のエースパイロット。搭乗するMSのボディカラーから「赤い彗星」と称され、彼が操る専用のザクは通常のザクの3倍のスピードで動くと恐れられていた。ここからもわかるように、シャアにぴったりの中古車のボディカラーは「赤」以外には考えられない。
<br />
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次に年齢だが、なんと20歳。あんな大人びているのに20歳。しかも、階級は少佐(後に大佐)という高い地位。車選びには、この年齢と階級も考慮しなくてはならないだろう。
<br />
<br />
それでは、シャアが劇中で乗っていた車を検証しよう。ガンダムのパイロットである「アムロ・レイ」とシャアが初めて出会うシーンで、彼は緑のオープンカーに乗っている。「赤じゃないのかよ!」と突っ込みたくなるが、注目したいのはそこではなく、ガルウイングだったこと。モビルスーツのボディカラーしかり、人とはひと味違う車がお好みのようだ。
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そして、シャアと乗り物といえば、切っても切り離せないのが馬。テキサスコロニーで妹のセイラと再会するシーンでは、白馬で颯爽と現れた。カッコ良すぎる…。
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ここまで出てきたキーワードを整理すると――
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<b>
・速度は3倍<br />
・ボディカラーは赤<br />
・20歳という若さ少佐という高い地位<br />
・オープンカーでガルウイング<br />
・馬が好き
</b><br />
<br />
と、なる。はい、皆さんティキーン!(ニュータイプ音)ときているね。シャアにピッタリの車は、赤い跳ね馬「Ferrari」以外には考えられない。ガルウイングのフェラーリといえば、すぐに思いつくのはフラッグシップである「ラ・フェラーリ」だ。
<br />
<br />
0~100km/h加速は3秒未満、最高速度は350km/h以上と公表されている。普通の車だと0~100km/hに10秒かかることもあるので、3倍早いもクリアしている。
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20歳でラ・フェラーリは背伸びしすぎとも思うかもしれないが、20歳で大佐という要職に抜擢される実力とジオン公国の創設者の後継という育ちの良さから考えると、バランスが取れたセレクトではないだろうか。
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<p>しかし、ラ・フェラーリではあまりに当たり前すぎる。それに、そもそもカーセンサーnetで取り扱っていない。そこで、カーセンサー的オススメしたいのが「マツダ車」だ。
<br />
<br />
最近のマツダ車のイメージカラーである「ソウルレッド」、スローガンである「人馬一体」と、シャアの条件に違わない。そして、マツダは以前、ガルウイングの2シーター軽スポーツカーを発売している。大佐という階級には釣り合わないかもしれないが、20歳という年齢から考えると、このセレクトは妥当ではないか。スポーツカーというところも、操縦スキルが卓越したシャアにはピッタリだろう。
<br />
<br />
その軽スポーツとは「AZ-1」。1992年10月~1994年10月の生産で、スズキアルトワークスのFFターボのユニットをそのままリアミッドシップに配したスポーツカーだ。
<br />
<br />
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<br />
<br />
というわけで、カーセンサーが「赤い彗星」、シャア・アズナブルに勧める中古車はAZ-1だ。無論、異論は認める。
<br />
<br />
</p>
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[title] => マツダの4WD「i-ACTIV AWD」は未来を予知するスゴいやつだった
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<!-- TopBlogsPlusImage start --><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28433/maz0001.JPG" width="600" alt="▲北海道士別市で行われたマツダAWDオールラインナップ試乗会。「予知する4WD」ことi-ACTIV AWDは、2012年に登場したCX-5以降のアテンザ、アクセラ、デミオ、CX-3の全ての4WDモデルに搭載されている" class="" /><!-- TopBlogsPlusImage end -->
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲北海道士別市で行われたマツダAWDオールラインナップ試乗会。「予知する4WD」ことi-ACTIV AWDは、2012年に登場したCX-5以降のアテンザ、アクセラ、デミオ、CX-3の全ての4WDモデルに搭載されている</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>i-ACTIV AWDは、まったく新しい「予知する4WD」</h3>
<p>ようやく「i-ACTIV AWD」という呼び名が付いた、マツダの4WDモデルについてお話ししよう。
<br />
<br />
<!-- short sentence start -->実はi-ACTIV AWDは、2012年登場のCX-5以降、スカイアクティブテクノロジーによって完成したすべてのマツダの4WDモデルに搭載されている技術だ。このたびCX-3の発売開始に合わせてめでたく命名と相成ったわけだが、それと知らずに該当するマツダ車を購入していたユーザーは、大きな宝物が愛車に隠されていたというこの知らせを素直に喜ぶべきだろう。それほどまでに、このi-ACTIV AWDは先進的で楽しく、安全でしかも経済的でもある。マツダの標榜する「Be a driver.」の世界は、路面状況による境界を大きく越えてみせた。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
<b>i-ACTIV AWDは、ひと言で表現するなら「予知する4WD」である。</b>仕組みを簡単に説こう。
<br />
<br />
i-ACTIV AWDが備える予知能力は、現状を正確に判断するという前提の上に展開される。すなわち、一般的な電子制御式4WDが備える、車速やエンジン回転数、アクセルペダル位置など多数のセンサーに加え、外気温、前後加速度、操舵系から得られる複数の項目、果てはワイパーの作動状況に至る新たな12系統の情報を常に収集することで、刻々と変化する車両が置かれた現状を認識し続ける。
<br />
<br />
次にi-ACTIV AWDは、自ら判断した走行環境に基づいて、ドライバーが次の操作を行う前に、起こりうる現象にあらかじめ備えて各部の機能を即座にスタンバイする。
<br />
<br />
例えば、氷点下の降雪時に急勾配の上り坂、車線を横切るように斜めに停車。ステアリングは坂を登る方向に大きく切られている。このときi-ACTIV AWDは、タイヤの空転がもっとも少なく、大きな操舵角によるタイトコーナリング現象が発生しづらい4輪への適正なトルク配分操作を既に完了させて、ドライバーの次の操作と、その操作によって生じる新たな現状収集の機会を待っている。
<br />
<br />
たゆまなく連続的に行われるこの演算ループは、すなわちフィードフォワード(=予測制御)であり、これまでの自動車制御技術のほとんどがフィードバック(=対処制御)に過ぎず、技術の進化が対処時間の短縮に置かれていたことを考えると、ゼロ秒の一線を越えた領域についに飛び込んだことを意味する画期的な出来事だと言える。2015年2月時点で、フィードフォワード制御を採り入れたフルタイム4WD車は、マツダのi-ACTIV AWD以外、世界に存在しない。
<br />
</p>
<h3>車自身が、今どういう環境にいて、次に何をするべきか知ってる!?</h3>
<p>そして私が、i-ACTIV AWDの制御技術を予測ではなく予知だと表現するのは、この技術が、現在一般的に呼ばれる予測制御に止まらない発想を実現することに成功しているからだ。
<br />
<br />
我々は予言者ではないので、本来、未来に起こることを知ることは不可能である。なので正確な予測を立てるためには、極めて絞り込まれた前提条件を設定することが必須だった。一例として、現在のF1マシンには予測制御技術が取り込まれているが、これは、特定のドライバーの運転のクセ、特定のコース、特定の気象・路面状況、予選あるいは決勝といった特定の走行シーンなどの前提を演算の関数として入力することで初めて実現されている。
<br />
<br />
ところがマツダ車は、世界の公道を走る。誰が運転するか分からない。その上で次の瞬間に何が起こるのかを予測することは、極めて困難な行為である。マツダは、i-ACTIV AWDを実現するにあたって、膨大な件数の事象を検証し、それらを複合的に組み合わせたアルゴリズムを完成させることで、予知ともいえる領域に踏み込んでみせたというわけだ。
<br />
<br />
真っ白に染まった北海道の大地にずらりと並んだi-ACTIV AWD搭載車たちを前に、マツダの広報マンが私にこう言った。
<br />
<br />
「こいつらみんな、今自分がどういう環境の場所にいて、次に何をするべきかということを知ってるんですよ!」
<br />
<br />
車に、単なる機械としての車を超えた相棒のようなぬくもりを感じた印象的な言葉だった。
<br />
</p>
<h3>2WDよりも燃費のよい4WDが実現するかも、ってホント!?</h3>
<p>さて、実際の運転感覚は拍子抜けするほど自然である。
<br />
<br />
歩いて登れないほどの滑りやすい急斜面にi-ACTIV AWD装着車を止めて、再発進を試みる。 と、まるで乾いた舗装路のように、わずかなスリップもなく登坂を再開する。「実は大した悪条件ではないのではないか」と勘ぐってしまうほどだ。
<br />
<br />
一方、通常のフィードバック制御を組み合わせた最新の国産電子制御式4WDを持ち込んで試してみると、今度はバリバリと雪煙を上げてタイヤが空転するところから登坂が始まる。まずタイヤを回してみて、滑ったと気づいてからトルク配分の適正値を探るという行程は、今までのどんなに優れたフルタイム4WD車にも不可欠な儀式だったことを確認する眺めだった。
<br />
<br />
「なんだか派手に空転させながら走る車の方がスゴい性能に見えちゃうよね」というのは取材現場での笑い話だが、<b>実は4輪で的確に路面を捉えて粛々と走る</b>、という性能にi-ACTIV AWDのもう1つの特徴と可能性が秘められていることも書き添えないわけにはいかない。
<br />
<br />
言うまでもなく、タイヤが空転している状態では、車はほとんど前に進まない。つまり、通常のフィードバック制御による次の制御の案配を判断するための動作は、本来存在しない方がよい無駄な領域なのである。もちろんi-ACTIV AWDも予知せぬ現状に対応するために、フィードバックを兼ねた複合的な制御を行っているが、その領域を限りなくゼロに近づけることで、<b>エンジンが発生させたパワーを極限まで無駄なく路面に伝えることができるようになる。</b>
<br />
<br />
そしてi-ACTIV AWDにおける予知制御の領域が、積雪路のような極限の悪路だけでなく、未舗装路や降雨路、そして乾舗装路にまで及んでいることを考えると、必要最小限の幅のタイヤをフルに使い切る究極の高効率車実現の可能性まで視野に入るのだ。
<br />
<br />
駆動系開発畑一筋で、i-ACTIV AWDの開発を主導した八木康エンジニアは、いつかきっとFF車よりもよい燃費を実現してみせると開発者魂を燃やしている。
<br />
<br />
「実は、スカイアクティブ テクノロジー以降の新世代フルタイム4WDについて、最初に私が練っていた構想は先代技術を一段進化させたものだったんです。ところが、その構想を上司に報告したところ“キミは自分の存在を否定するのか”と静かにつぶやかれましてね。目が覚めた結果が、i-ACTIV AWDです。こうなったら、とことんまでやりますよ」
<br />
<br />
i-ACTIV AWDの未来、きっとマツダの面々には予知できているのだと思う。ようやく梅の花が咲きはじめた頃なのに、初雪の便りを追いかけるドライブの計画を立てたくなるほどの新技術。さらなる進化にも期待したい。
<br />
</p>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&LP=MA_S008&CARC=MA_S008&FMCC=MA_S008_F003&KUDO=4WD1" target="_blank">マツダ アテンザ i-ACTIV AWDモデルの中古車を探す</a></li>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&LP=MA_S005&CARC=MA_S005&FMCC=MA_S005_F003&KUDO=4WD1" target="_blank">マツダ アクセラスポーツ i-ACTIV AWDモデルの中古車を探す</a></li>
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<div class="author">text/山口宗久 photo/篠原晃一</div>
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[description] => 過日、1/72スケールの戦闘機ダイキャストモデルを3機購入した。航空自衛隊のF-15JとF-2、そして旧日本海軍の零戦五十ニ型丙である。筆者は物騒な筆名を名乗っているが決して好戦的な人間ではなく、平和を愛するピースフルな人間である。しかし戦闘機を「見る」ことだけは昔からなぜか大好きなのだ。
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<h3>サーキットでは488GTBが勝ち、空戦ではF-35Aが勝利するだろうが……</h3>
<p><!-- short sentence start -->過日、1/72スケールの戦闘機ダイキャストモデルを3機購入した。航空自衛隊のF-15JとF-2、そして旧日本海軍の零戦五十ニ型丙である。筆者は物騒な筆名を名乗っているが決して好戦的な人間ではなく、平和を愛するピースフルな人間である。しかし戦闘機を「見る」ことだけは昔からなぜか大好きなのだ。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
それはさておき戦闘機ファン的には、今や旧式機ともいえるF-15Jではなく、航空自衛隊のF-X(次期主力戦闘機)であるF-35Aに興味を持ち、そのダイキャストモデルが欲しいと思っている人も多いだろう。しかし筆者はF-35Aの模型を欲しいとはまったく思わない。
<br />
<br />
個人的な好みにもとづく話でしかないため意見を押し付けようとは思わないが、とにかく筆者はF-35Aのカタチがあまり好きではないというか、アレを「美しい」とは思えないのだ。
<br />
<br />
もちろん本物の戦闘機にとっては美しさウンヌンなどまったく無意味で、必要なのは運動性能など諸々のリアリズムである。しかし市井のヒコーキ好きに過ぎない筆者としては「美しい!」と感じることや「なんだか知らないけど萌える!」という部分の有無こそがもっとも重要となる。で、最新鋭機であるF-35Aには(筆者が思うところによれば)それがないのである。
<br /><br />
</p>
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59389/F35_2.JPG" width="600" alt="▲上がF-35のC型で、下は1995年初飛行のF/A-18Fスーパーホーネット" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲上がF-35のC型で、下は1995年初飛行のF/A-18Fスーパーホーネット</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>ここはミリタリー系の話をする場所ではないためごく簡単にのみ述べるが、F-35Aというのは最新技術の粋を集めた超絶航空機で、最大の特徴はステルス性(機体を敵方のレーダー等に探知されにくくする技術)に優れ、そして各種操作系も限りなくハイテク化されているという点だ。それゆえ現時点ではおそらく世界最強の戦闘機といえるだろう。しかし、そういったハイテクを究極レベルまで突き詰めた結果、造形における優雅さのようなものは残念ながら失われてしまったのだ(少なくとも筆者はそう思う)。
<br />
<br />
これは戦闘機に限らず、たいていの物事に当てはまる話なのだろう。例えば「フェラーリ」がそうだ。
<br />
<br />
今年3月3日から開催されているジュネーブモーターショーで公開されたフェラーリの最新V8ベルリネッタである「488GTB」。筆者は当然ながら試乗していない。しかし「たぶんモノ凄い性能なんだろう」ということは200%断言できる。なにせ前身である458イタリアでさえ気絶するほど速く、UFOか何かのような異次元の曲がりを見せるのだから(あまりに曲がるため、筆者はコーナー内側の壁に激突しそうになりました)、あれ以上の運動性能となるのが確実である488GTBは、もう想像の埒外といえるほどモノ凄いのだろう。
<br />
<br />
しかしそういった超絶高性能を実現させるため(もちろんそれだけではなく世界の最新デザイントレンドを取り入れた結果)、488GTBの造形はこうなった。
<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59389/F35_3.jpg" width="600" alt="▲フェラーリが公開した488GTBの画像。搭載エンジンは3.9LのV8ターボとなる" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲フェラーリが公開した488GTBの画像。搭載エンジンは3.9LのV8ターボとなる</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>……どうだろうか。先ほどの話と同じでデザインの好みというのは人それぞれであり、そしてこのカタチを「カッコいい!」「最高!」と思っている人も多いことを知ってもいる。しかしそのうえであえてわたし個人の主観を言わせてもらえば、「ゴテゴテしすぎで優雅さに欠ける」ということになる。
<br />
<br />
これまた主観のみに基づく話で恐縮だが(しかしデザインの話というのは主観に基づかざるを得ない)、フェラーリといえば、いや「美しい車」といえばコレでしょう! と筆者が考えるのがこのモデルだ。
<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59389/F35_4.jpg" width="600" alt="▲中古車市場ではいまだ「圧倒的」ともいえる人気を誇るフェラーリ F355" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲中古車市場ではいまだ「圧倒的」ともいえる人気を誇るフェラーリ F355</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>1994年から1999年にかけて販売された、488GTBから数えて4世代前のV8フェラーリである「F355」。……なんて美しいのだろう。そして、なんて優雅で可憐なのだろうか。世の中が今ほどハイテクまみれでなく、相対的にのんびりしていた時代の傑作である。
<br />
<br />
もちろんF-15JとF-35Aが空戦を行えばF-15Jが惨敗するのと同じで、F355と488GTBがサーキットなどで速度を競えば、F355は惨敗する。しかし我々は軍用機のパイロットではないのと同じ意味で、レーサーではない。単なる車好きの兄さんやおっさんである。それゆえ別に「勝つ」必要なんてないのだ。であるならば、惨敗必至のF355に何の不満と問題があるだろうか。カタチが良ければ(というか自分の好みに合致するものであれば)、そしてそれなり以上のドライビングプレジャーを備えていれば(もちろんF355はいまだ世界一線級の性能を有する車だ)、それで良いではないか。個人的な大勝利ではないか。
<br />
<br />
もちろん筆者がここまで述べた内容は、488GTBの意匠や性能を、そしてそれを何らかの理由により強く求める人の嗜好を否定するものではない。488GTBがお好きであれば(そしてそれを買う財力をお持ちであれば)どんどん買っていただき、そして日本の路上を華やかにしていただきたいと切に願う。しかし「488……なんか違うんだよね」と思う人は、ぜひF355に今一度ご注目いただきたいのだ。
<br />
<br />
いろいろ極端なことを申し上げたが、しかしこのように感じている人間は筆者1人ではない。それが証拠にF355は、良質な物件であればいまだ1000万円以上となることも珍しくなく、また購入後のリセール価格も異様なまでの高額となる場合が多い。そしてその傾向は、筆者調べによれば今後も大きく変わることはない。
<br />
<br />
70年以上前の零式艦上戦闘機がいまだ人の心を捉えてやまないのに似て、フェラーリ F355という車の命はある意味「永遠」なのである。
<br />
<br />
ということで今回のわたくしからのオススメは、ずばり「フェラーリ F355」だ。
<br /><br />
</p>
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<li class="selection_Btn"><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&ROUTEID=edge&FAIR=97727" target="_blank"><span>Search the selection!</span></a></li>
<li class="selection_text"><span class="bold">Car:</span>フェラーリ F355</li>
<li class="selection_text"><span class="bold">Conditions:</span>修復歴なし</li>
</ul>
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<div class="author">text/伊達軍曹</div>
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