気分爽快に非日常を感じさせてくれる
遊びのパートナー

暑すぎると外出もウンザリな気分ですが、海や山にレジャーのために出かけるとなると話は別です。やっぱり遊ぶ楽しさに心が躍るんでしょうねぇ。そんなワクワク感を増幅してくれるパートナー、夏を機に選んでみてはいかがでしょう? コストパフォーマンスを踏まえ、乗って楽しい車、気持ち良い車、ピックアップしてみました。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。


第5位はジープラングラー(旧型)。プラスチックを多用した内装はチープですが、オフロードの走りは本物です。まぁ、チープとはいえ、その雰囲気は今となってはノスタルジックで愛くるしさすら感じられます。ソフトトップモデルはオープンカーのようで、アメリカのテレビドラマに登場してくるような異国情緒たっぷり。海辺を走ればヒーローです(笑)。グローバル戦略の名のもとに均一化が目立つ昨今の車ですが、ラングラーはあらゆることが新鮮です。


第4位はトヨタエスティマハイブリッド(旧型)。個人的な願望ですが、アウトドアでバーベキューを楽しみながら、エスティマハイブリッドに内蔵されたコンセントで電子レンジを使ってみたいんです(笑)。大勢が乗れてミニバンならではの居住性があって、サイズの割に燃費が良くてと、オススメしない理由を見つけるほうが難しいです。アルファードハイブリッドよりも安めに流通していますから、100万円以下から探せるお買い得車でもあります。


第3位はトヨタbBオープンデッキ(絶版)。中古車流通台数が少ないことを鑑みると、さほど売れなかったんでしょうか? コンパクトカーなのにピックアップスタイルになっていて、ホント強烈な個性を放っています。オープンデッキに折り畳みの椅子やバーベキューセット、はたまた海で遊べるグッズなどを放りこんで、ラフに使うとカッコいいと思います。ちょっとした外出も、bBオープンデッキに乗るだけでも自然とワクワク感を抱かせてくれそうです。


第2位はボルボV70(旧型)。なぜかわかりませんが、女性ウケする車です。「イイ人」に見られるそうです(笑)。ステーションワゴンですから荷物を積むにはうってつけで、夏のレジャーでは大活躍。ある意味、質実剛健な雰囲気の強いボルボですが、この頃から色気あるデザインに変革を遂げつつありました。旧型V70はベーシックなモデルでも、その内外装から高級感すら漂っています。それでいて100万円以下から探せるのはお買い得だと思います。


第1位はアウディA4カブリオレ(絶版)。ここ数年、高値安定から下落傾向にあったA4カブリオレですが、最近は底値安定気味です。後継車両がなく、相場を下支えしているのでしょう。コンパクトセダン、A4ベースではありますが4人乗り“高級”オープンカーです。新車時価格は高かったですし、ボディパネルのフィットはトヨタセルシオを凌ぐほど。リーズナブルになった4人乗り高級オープンカーで海に出かければ、気分も晴れ晴れするでしょう。

Report / 古賀 貴司