読者のナマの声が反映されたランキング発表

カーセンサーnetに掲載されている欲しい車を、ツイッターを使ってつぶやく「ほしいカー?キャンペーン」の最終結果が出ました。たくさんのつぶやき、ありがとうございました。回ごとに100万~200万円と予算が決められていたので、かなり現実的に欲しい車が選択肢に挙がってきたのではないか、と思っています。こうしてみると2L以下で、比較的コンパクトなもの、そして軽自動車が人気ですね。ちなみにトップテンにランクインしたのは、すべて国産車でした。

果たしてどんな車がランクインしているのでしょうか?気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。


第10位はスズキパレット(現行)。ロングホイールベースに、ハイルーフと低床の組み合わせで、軽自動車らしからぬ広さを感じさせるものです。エクステリアのデザインもウインドウ回りをブラックアウトすることで、大きく見せていますね。後席は両側スライドドアで、乗り降りや荷物の出し入れが便利。また、子供がドアの開け閉めをしても、駐車場で隣の車に当てることはありません。値落ちしにくい軽自動車ですが、2年落ちで2割程度の値落ちのようです。


第9位はホンダステップワゴン(現行)。旧型よりも一回り大きくなっているので、室内は広々としています。ビッグミニバンのような風格さえも感じさせます。税金面や燃費面で有利な2Lエンジンを搭載していて、すべてがいい塩梅なのが人気の理由かもしれませんね。底床化を得意とするホンダですから、低重心でフツーのセダンのように走ってくれます。現行モデルですし、まだデビューから2年しかたっていないので中古車相場は比較的高めで推移。


第8位はホンダフィット(現行)。最近まで、トヨタヴィッツ、日産マーチ、ホンダフィットで熾烈なコンパクトカー戦争が繰り広げられていました。初代モデルの成功は、現行モデルにも受け継がれています。デザインを含め基本は“キープコンセプト”で進化し、広さや快適性といった面で魅力に磨きがかかっています。デビューから4年、中古車相場もこなれてきていますし、エコカーブームのなかで、フツーに優れた燃費も魅力としてとらえられているのだと思います。


第7位はダイハツムーヴ(現行)。室内が広く経済的で、ちょっとスポーティなデザイン。背の高さを生かして、前席は開放感たっぷり。大げさに言えば、軽自動車に乗っていることを忘れるほどかもしれません。また、運転席と助手席に大きな境がなく、後席も視覚的に広さを感じさせる工夫がなされています。アイドリングストップ機構を搭載したモデルの10・15モード燃費は27.0km/Lです。さすがに登場から1年しかたっていないので、高値で流通していますねぇ。


第6位はホンダインサイト(現行)。エコへの関心が高まるなかで、やっぱりハイブリッドカーがランクイン。直接のライバルであるトヨタプリウスよりも、中古車価格の下落率は大きいようです。10・15モード燃費は30.0km/L。プリウスほど売れないのは、広告の差でしょうか? 個人的にはハイブリッドクーペだった、初代モデルに興味があります。確か月間販売台数、NSXより少なかったように記憶しています(笑)。1台あたりのコスト…、相当なものだと推測できます。

Report / 古賀 貴司