200万円以内で狙う冬スポーツのお供ベスト10《後編》【なんでもベスト10】

雪山に出かけたくなる、コストパフォーマーな車たち

ウィンタースポーツのお供というベースで選んでいますが、アウトドア全般に活躍しそうな車ばかり。なかには検討したこともなかった車もあるでしょう。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。思いのほかリーズナブルで、コストパフォーマンスの高い車ばかりがランクインしています。

第5位はホンダCR-V（現行）。歴代モデルに比べ現行型は、よりラグジュアリーに、より都会派SUVとしての色合いを濃くしています。もちろん、オフロードでの走破性も確保していますが、オンロードでの快適性を重視した味つけになっているのは事実でしょう。これから流行るとされているセダンとSUVのクロスオーバー的な味わいを、SUVのカタチで実現させているようにさえ感じます。そこそこのボディサイズながら、スペースは広大。大勢で出かけたくなります。

第4位はフォードエクスプローラー（現行）。100万円台前半から狙えますから、かなり安いんです。アメリカではコンパクトSUVの位置づけらしいですが、日本ではフルサイズSUVです。パワートレインには4LのV6と4.6LのV8が用意されていますが、個人的にはトルクフルなV8がオススメ。3列シートで大人7名乗車が可能ですし、荷室もたっぷり。大型SUVにありがちな変なボディロールも抑えられていて、驚くほど快適。長距離ドライブでは、驚くほど燃費も良いです。

第3位はBMW X5（旧型）。昨今の高級SUVの先駆者。背が高いSUVながら、セダン同等の走りをするX5は凄かったです。デビューから時間がたっているため、200万円以内で狙えます。誰がどう見てもBMWとわかるデザイン、乗るとわかるスポーティさ、そしてラグジュアリィな雰囲気が漂っています。男性が運転すれば女性ウケするでしょうし、女性が運転していれば男性はいちころです。ゲレンデで恋が始まり、都心でデート。そんな相棒にX5はうってつけです。

第2位はアウディオールロードクワトロ（旧型）。2.7Lツインターボエンジンは、シームレスで過激な加速力をもたらします。ほかのアウディ車が高速巡航を重視した比較的硬い足回りなのに対して、オールロードクワトロは柔らかめ。最低地上高を確保している分、ストロークが大きいんでしょうね。ステーションワゴンだから荷物はたっぷり積めますし、アウディが本気でプレミアムブランドを目指し出した頃のデビューだから作り込みが凄い！ 100万円台は安い！

第1位はトヨタエスティマハイブリッド（旧型）。雪道に強い4WDで、大勢が乗れるミニバンで、同じクラスの車と比較して燃費が良く、車内で生活できるほどの電源を備えています。災害時には避難所としての使い道を見いだせる、とさえ思っています。旧型になって新鮮味に欠けるかもしれませんが、使える車というポジショニングは不変です。ルックス的に惹かれることはないかもしれませんが、活用方法は想像力次第。キャンピングカーとしての資質もあります。