~消えゆく最高峰~12気筒エンジンを手に入れろ【カーセンサーEDGE 8月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: フォルクスワーゲン / ベントレー / フェラーリ / クーペ / SUV / コンチネンタルGT / 512TR / 365BB / トゥアレグ / EDGEが効いている
2023/06/27
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フェラーリ 512TR× 全国12気筒エンジンの素晴らしさと価値を改めて考えてみる
近年、大排気量エンジンはどんどん数を減らしつつあります。
ターボ(過給器)を付けて出力を上げれば小排気量でもパワーは十分、燃費や環境性能も向上するという「ダウンサイジング」の流れ、そしてハイブリッド、PHEV、BEVといった電動化の流れもあり、大排気量エンジンは絶滅危惧種になりつつあります。
限られた一部のメーカーだけが生産していた12気筒エンジンは、その消えゆく大排気量エンジンの筆頭です。
そもそも12気筒エンジンは構造の複雑さ故に、開発には莫大な時間や労力、資金が必要なビッグプロジェクトです。それでいて決して販売の主力モデルにはなりえず、利益率が良いわけでもありません。
つまり、スーパーカーブランドや高級車メーカーがコスト度外視で作り続けてきた、言ってみればメーカーの威信をかけた作品であり工業製品なのです。
その中古車相場ですが、海外に比べて日本での評価や注目度は高くなく、コストパフォーマンスという意味ではものすごく魅力的。海外の車好きからすると「その車がその価格で買えるの? 」という選択肢が多数存在しています。
12気筒エンジンは「燃費が気になる」「税金が気になる」と考える人には不向きなエンジンかもしれませんが、大排気量ならではのパワー感やエンジンサウンド、歴史やメーカーの心意気を感じたい人、消えゆく最高峰エンジンに乗っておきたい人には、今がオススメです。
今号はそんな12気筒エンジンにフォーカス。その魅力や買いの理由に迫ります。
まだ12気筒のフィーリングを味わったことがない人は、その奥深い世界をこの機会にのぞいてみてください。