国産スポーツカー4番勝負

生粋のスポーツカー8台が富士に集合!超絶ドラテクは動画で!!


今日は本誌特集の撮影舞台ウラをリポートします。今回お届けするのは、富士スピードウェイ ドリフトコースに8台のスポーツカーを集め、それぞれのライバル同士で対決を行う『国産スポーツカー4番勝負』。集められた車は、NSXタイプR×シビックタイプR、新旧インプレッサSTI、IS F×ロードスター、R34GT-R×フェアレディZといったスポーツカーたち。どれも極上のドライビングプレジャーを提供してくれる車ばかりです。

車のポテンシャルを最大限引き出すには、それ相応の“ウデ”をもったテスターが必要不可欠。今回は、全日本ジムカーナチャンピオンに13度(!)も輝き、さらに2004~2006の3年連続でスーパーGT GT300クラスを制した山野哲也氏をテスターに迎え、各種テストを行いました。

テスト内容は、ドリフトコース1周のラップタイム計測と、0-100m通過速度/通過タイムの3種類で行われました。テストの結果や山野哲也氏によるインプレッションは本日発売のカーセンサー24号を読んでもらうとして、ここではカーセンサーnet編集部注目の3台を紹介します。

レクサス IS F
レクサスのスポーティセダンISの高性能バージョンがIS Fです。車名の最後の“F”は開発の舞台となった富士スピードウェイや東富士研究所テストコースを意味しているとか。初めて実車を見ましたが、素直に“カッコイイ”と思いました。ISのシャープなデザインを、より際立たせた感じです。馬力は423psと文句なし。というかスゴイです。いくら最新の電子デバイスがサポートしてくれるとはいえ、意のままに操るには相当の技術が必要そうでした。
レクサス IS-F イメージ レクサス IS-F レクサス IS-F インパネ

スバル インプレッサSTI
従来のセダンからハッチバックにボディタイプを移した新型インプレッサ。ノーマルモデルは若干モッサリとしたイメージですが、『STI』はやっぱり違いますね。大きく張り出したフェンダーやその他エアロパーツが装着されているからか存在感が全然違います。旧型のSTIに比べると、乗り味はだいぶマイルドになった印象でした。ですが、電子デバイスに頼り切らない“ドライバーが操る”という部分が残されているのはシリーズの伝統ですね。
スバル インプレッサSTI イメージ スバル インプレッサSTI スバル インプレッサSTI インパネ

ホンダNSX タイプR
新型GT-Rを除けば、国産“唯一”のスーパーカーとも言えるNSX。そのNSXをさらにレーシーにしたエボリューションモデルがタイプRです。アタマの後ろで轟くエンジン音、FRとも違う独特のドライブ感が味わえるミッドシップというレイアウト。まさに『スーパーカー』。でも街中で乗るにはゴメンナサイ・・・というのが正直な感想です。初期モデルがデビューしたのが1990年ですから、乗り味はやっぱり一昔前のスポーツカーといった感覚です。
ホンダ NSXタイプR イメージ ホンダ NSXタイプR ホンダ NSXタイプR インパネ

と“シロウト”の車種紹介はここまでにして、ここからはテスター山野さんのスーパードライブをお見せしたいと思います。コース幅の狭い小さなドリフトコースで、しかもハーフウェットという路面状況でコントロールするテクニックはまさに神業でした。



<カーセンサーnet編集部・フクダ>