公益財団法人東京都道路整備保全公社は、現在、東京・臨海副都心地区の駐車場空き情報をリアルタイムで提供している。各駐車場管理者の協力を得て実現したもので、夏休み期間中に混雑が予想される台場・有明エリアなどで、スムーズに駐車場を探すことができそうだ。

駐車場空き情報はカーナビやパソコン、スマートフォン、携帯電話向けに、8月31日(土)まで提供される。対象となる駐車場は台場、青海、有明、東雲地区の18ヵ所で、総収容台数は8397台だ(変動する場合あり)。

VICS情報を受信しているカーナビでは、臨海副都心地区に近づくと駐車場の状況がカーナビ上に「P」マークで表示される。空き状況は満車が赤、混雑が黄、空車が青で表示される。

パソコン、スマートフォンでは、東京都道路整備保全公社の駐車場案内サイト「s-park」から調べることができる。「主要エリアから探す」から「お台場」を選択すると、駐車場地図画面が表示される。携帯電話も同モバイルサイトで「繁華街名で検索」から「お台場」を選択すると、駐車場のリストが表示される。

今回のシステムでは、通常は確認できない青海や有明、東雲にある臨時駐車場の空き情報も提供される。空き情報を確認できる駐車場が増えたことで、今年の夏のお台場では駐車場探しに困らずにすみそうだ。

臨海副都心地区は大型ショッピングモールやアミューズメント施設が集まっているため、毎年夏休み期間は都内でも屈指の混雑エリアとなる

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今回対象となる18ヵ所の駐車場のうち、9ヵ所が臨時駐車場だ。夏休みシーズンの常設駐車場の混雑がうかがえる

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