実はこれ、ミニカーなんです!「昔の風景」のジオラマがアートすぎると世界で話題に
2015/03/12
写真共有SNS発のスケールモデルアーティストがスゴい
インターネットが世界中に普及している今、どこにどんなチャンスが転がっているか分からないものです。1/24スケールのミニチュアモデルを使ったジオラマ写真家、マイケル・ポール・スミス氏はまさにインターネット上で発掘されたアーティスト。自作ジオラマに保有するミニカーを並べて“昔の風景”を作り出し、2008年から写真共有SNS「Flickr」に公開していました。
そんなスミス氏、ある日、イギリスの自動車雑誌からこの写真紹介の許諾を求めるメールを受け取ったそうです。それまでひと月1000人程度しか彼の写真は見られていなかったのですが、雑誌掲載後はそのアクセス数が100万人単位になり、どんどん増えていったそうです。
ジオラマ写真は「エルジンパーク」と名付けられ、1920年から1960年頃の世界が描かれています。どことなく懐かしさを感じさせるもので、スミス氏が記憶する風景を再現しているんですって。もともとは自身が没頭できる趣味として始めたことが、いつしかアートとして世界中で広まり、多くのファンを獲得したんです。
スミス氏は、今では世界の多くの人に懐かしさを呼び起こしたり、インスピレーションを与えることができていると実感しているとのこと。現在は、2015年6月1日に発売されるエルジンパークの写真集のプロモーションで大忙しのようです。その一環として撮影されたのが、下記のインタビュー動画です。
まるで実写のように見えるノスタルジックなミニチュアカーの世界。ぜひ一度、ご覧になってみてください。
【関連リンク】
- エルジンパークのFlickrアカウントページ
- マイケル・ポール・スミス氏のインタビュー動画(Vimeo)
- コチラにて写真集先行販売中(Animal Media Group)