ハイブリッドカーが上位を独占する中で
マツダ デミオがベスト10入り

国交省 「平成23年の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10」|日刊カーセンサー
国土交通省は先月30日、「平成23年 燃費の良いガソリン乗用車ベスト10」を発表しました。

今回から、より実走行に近づけた走行パターンである「JC08モード」での燃費値を採用してランキングを作成。小型・普通車部門で見事第1位に輝いたのはJC08モード燃費値で32.6km/Lを記録するトヨタ プリウスでした。

今回のランキングでは、プリウスをはじめ、ホンダ インサイトやフィットハイブリッドなどハイブリッドカー9車種がベスト10内に入る中で、ガソリンエンジン車であるマツダ デミオが大健闘。非ハイブリッドカーで唯一のランクイン(7位)を果たしました。

マツダ デミオは昨年6月のマイナーチェンジでハイブリッドカーに迫る低燃費性能を実現させた13-SKYACTIVをラインナップに追加。このモデルは自動車用ガソリンエンジンとして世界初の高圧縮比(14.0)を実現した新技術「SKYACTIV-G」を採用し、アイドリンクストップ機構のi-stopと組み合わせることでJC08モード燃費値で25.0km/Lを記録しています。

ちなみにこのSKYACTIVテクノロジーを搭載したグレード、13-SKYACTIVはカーセンサーnetで77台の中古車が流通し、平均価格は112.3万~148万円(4月3日現在)。物件数が着実に増加しているうえ、相場も少しづつ下落中です。最新技術の結晶ともいうべき優れた燃費性能をぜひ中古車で体感してみてください。


  • マツダ デミオ 13スカイアクティブ|日刊カーセンサー
  • マツダ SKYACTIV-G|日刊カーセンサー

SKYACTIVテクノロジーを採用し、平成22年のランキングから大きく順位を上げたマツダ デミオ(左) 。SKYACTIVテクノロジーは今年2月に第9回新機械振興賞「経済産業大臣賞」を受賞(右)





国交省「平成23年の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10について」
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha10_hh_000074.html



Text/カーセンサー編集部