トヨタ自動車(株)は、エンジン吸気バルブの開閉タイミングを連続的に変化させる従来のVVT-iに、新たにバルブリフト量を連続的に変化させる機構を組み合わせた動弁機構「バルブマチック(VALVEMATIC)」を開発したそうです。

従来のVVT-iが流入する空気の量をスロットルバルブの開閉タイミングによって調整していたのに対し、この「バルブマチック」は吸気バルブのリフト量を変化させることで調量するようです。吸気バルブのリフト量と開閉時期を無段階に連続制御するのだとか。

具体的には2.0Lエンジンで比較すると、燃費の向上とCO2の削減がいずれも5~10%、出力の向上が10%以上。さらにアクセル操作に対する応答性も向上するそうです。

今、盛んに「あしたのハーモニー」っていろいろやってますが、きっとこれもそのひとつなんでしょうね。

近々発売予定の新型車に搭載する2.0Lエンジンを皮切りに、順次採用されていくようなので、まずは一度乗って確かめてみたいです。
「近々発売予定の新型車」って、きっとあのミニバンかなぁ…。
<カーセンサーnet編集部・マコト>